コムシスホールディングス株式会社 1721

建設業 JP 健全性: S (93点)

データ取得日: 2026-05-24 | 過去14年分の財務データを掲載

AI 業績サマリー 生成: 2026-04-22 / claude-opus-4-6-v2
コムシスホールディングスは、堅牢な財務基盤と安定的な収益力を背景に、通信キャリア事業を主軸として着実に成長している。ただし、特定取引先への依存や自然災害リスクなど、事業環境には注意が必要である。

自己資本比率69.3%(Sランク)と財務健全性は非常に高く、純資産も毎年増加している。売上高は前年比+7.6%の6,146億円と微増ながら増加傾向にあり、営業利益率も7.5%と標準的な水準を維持。ROEは8.2%と東証プライム基準をクリアし、1株配当も115円と連続増配中であり、株主還元にも積極的である。

通信キャリア事業、ITソリューション事業、社会システム関連事業を柱とし、社会インフラ構築に貢献するエンジニアリング事業を幅広く展開している。NTTグループへの依存度が高い一方、安全品質、情報管理、自然災害、資材調達など、事業継続に関わるリスク要因も存在する。2030年度に売上高8,000億円、営業利益600億円、ROE10%を目指す「コムシスグループ2030ビジョン」を掲げ、ICT・DXを推進している。

財務面は安定しているものの、NTTグループへの依存度低減と、ITソリューション事業、社会システム関連事業の拡大が今後の成長の鍵となる。
English version
Comsis Holdings demonstrates steady growth in its telecommunications carrier business backed by a robust financial foundation and stable profitability. However, attention should be paid to business environment risks including dependence on specific clients and natural disaster exposure. Equity ratio of 69.3% (S-rank) indicates exceptionally high financial health, with net assets increasing annually. Net sales of 614.6 billion (YoY +7.6%) show gradual upward trend, while operating margin of 7.5% maintains standard levels. ROE of 8.2% exceeds TSE Prime Market standards, and per-share dividend of 115 continues annual increases, demonstrating active shareholder returns. The group operates three core pillars telecommunications carrier business, IT solutions business, and social systems business contributing to social infrastructure development through diverse engineering operations. While highly dependent on the NTT Group, business continuity risks include quality and safety, information management, natural disasters, and material procurement. The company pursues its "Comsis Group 2030 Vision" targeting FY2030 sales of 800 billion, operating profit of 60 billion, and ROE of 10%, promoting ICT and DX initiatives. While financially stable, reducing NTT Group dependence and expanding IT solutions and social systems business are key to future growth.

※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。

業績推移

業績予想 次期通期予想(2026-05-12 発表)

項目 予想値 直近通期実績(2025年度) 増減
売上高 6,700億円 6,146億円 +9.0%
営業利益 540億円 460億円 +17.4%
純利益 379億円 301億円 +25.9%
EPS 327.22円 253.54円 +29.1%
1株配当 (DPS) 135.00円 115.00円 +17.4%
予想PER* 9.7倍 12.5倍 (実績)
予想配当利回り* 4.25% 3.62% (実績)

※ 業績予想は企業発表値です。期末決算と同時に発表された次期予想です。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。

財務指標(2025年度)

主要指標

ROE 8.0%
PER 12.5倍
PBR 1.00倍
配当利回り 3.62%
配当性向 45.4%

収益性

ROA 5.6%
売上総利益率 13.7%
営業利益率 7.5%
純利益率 4.9%

成長性

前年比 3Y CAGR 5Y CAGR
売上高 +7.6% +1.4% +1.9%
営業利益 +17.3%
純利益 +9.6% +1.0%
EPS +11.0% +2.5%

安全性

自己資本比率 70.6%
流動比率 237.6%
D/Eレシオ 0.01倍

派生指標 参考

時価総額* 3,660億円
ネットキャッシュ* 351億円
Net Debt/EBITDA* -0.61倍
EV/EBITDA* 5.8倍
FCFマージン* 1.0%
DOE* 3.62%

* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。

業種比較 業種: 建設業 日経225内同業 9社

指標 自社 日経225 同業平均
(9社)
EDINET 全体平均
(150社)
同業平均との偏差
ROE 8.0% 9.0% 9.9% -0.92pt
PER 12.5倍 11.5倍 +1.01
PBR 1.00倍 1.12倍 -0.12
配当利回り 3.62% 3.59% +0.03pt
配当性向 45.4% 41.5% +3.90pt
ROA 5.6% 3.7% +1.85pt
売上総利益率 13.7% 12.6% +1.09pt
営業利益率 7.5% 5.7% 6.7% +1.77pt
純利益率 4.9% 4.3% +0.63pt

※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。

キャッシュフロー(2025年度)

営業CF 166億円
投資CF ▲102億円
財務CF ▲202億円
設備投資 105億円
現金等残高 381億円
年度 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 設備投資 現金等残高
2025 166億円 ▲102億円 ▲202億円 64億円 105億円 381億円
2024 443億円 ▲159億円 ▲172億円 283億円 191億円 519億円
2023 618億円 ▲68億円 ▲482億円 549億円 98億円 408億円
2022 52億円 ▲111億円 62億円 ▲59億円 111億円 340億円
2021 255億円 ▲89億円 ▲203億円 166億円 128億円 329億円
2020 375億円 ▲99億円 ▲198億円 276億円 117億円 355億円
2019 90億円 ▲116億円 ▲154億円 ▲26億円 107億円 278億円
2018 288億円 ▲139億円 ▲125億円 149億円 290億円
2017 125億円 ▲99億円 ▲122億円 26億円 209億円
2016 131億円 ▲73億円 ▲113億円 58億円 288億円
2015 266億円 ▲119億円 ▲122億円 147億円 334億円
2014 242億円 ▲62億円 ▲105億円 180億円 309億円
2013 40億円 ▲76億円 ▲65億円 ▲36億円 235億円
2012 317億円 ▲40億円 ▲119億円 277億円 335億円

※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。

損益計算書(2025年度)

項目 金額 売上比
売上高 6,146億円 100.0%
売上原価 5,304億円 86.3%
売上総利益 842億円 13.7%
販管費 382億円 6.2%
営業利益 460億円 7.5%
経常利益 467億円 7.6%
純利益 301億円 4.9%

※ 会計基準: 日本基準 (JP GAAP) / 有報提出日: 2025-06-25 16:00。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。

貸借対照表(2025年度)

項目 金額 総資産比
資産
総資産 5,397億円 100.0%
現金等 381億円 7.1%
その他資産 5,016億円 92.9%
負債・純資産
総負債 1,587億円 29.4%
有利子負債 30億円 0.6%
その他負債 1,557億円 28.9%
純資産 3,810億円 70.6%
自己資本 3,660億円 67.8%
うち利益剰余金 3,179億円 58.9%
非支配株主持分等 149億円 2.8%

※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。

事業規模・コスト構造(2025年度)

従業員数 17,626人 1人当たり売上 35百万円
研究開発費 1億円 売上比 0.02%
減価償却費 115億円 売上比 1.87%

※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。

信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)

健全性スコア (2025年度) 93点 ランク S
業種ベンチマーク 強みが多いが、一部改善の余地がある 強み 2項目 / 弱み 0項目
直近の評価コメントを見る (2025年度)

信用評価

自己資本比率 69.3%。財務基盤は非常に堅い

投資評価

PER 12.5倍で割安圏。複数の好材料あり

※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。

直近の決算短信

開示日時タイトル区分売上高前年比 営業利益前年比 純利益前年比EPS PDF
2026-05-12 15:00 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) Q4 6,307億円 +2.6% 509億円 +10.7% 363億円 +20.7% 311.6 PDF
2026-05-12 15:00 2026年3月期 決算短信補足説明資料 PDF
2026-02-13 15:00 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(公認会計士等による期中レビューの完了) Q3 4,247億円 +1.7% 322億円 +9.8% 225億円 +15.8% 192.3 PDF
2026-02-06 15:00 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) Q3 4,247億円 +1.7% 322億円 +9.8% 225億円 +15.8% 192.3 PDF
2026-02-06 15:00 2026年3月期 第3四半期決算短信補足説明資料 PDF
業績概況・今後の見通し(2026-05-12 発表分) 約16,105字

qualitative
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………
10
(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………
12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………
14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………
16
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………
16
(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………
16
(1株当たり情報の注記) …………………………………………………………………………………………
19
(重要な後発事象の注記) …………………………………………………………………………………………
19
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資の持ち直しや賃上げによる所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中東情勢に起因するエネルギー・原材料価格の高騰や金融資本市場の変動など、経済への影響については引き続き注視が必要な状況にあります。また、サステナビリティを取り巻く社会環境の変化のもと、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた成長投資への期待が高まっております。
当社グループを取り巻く事業環境につきましては、通信インフラ分野においては、デジタルインフラの強靭化等に対応したデータセンター間相互接続の需要拡大、全国主要都市等人口集中エリアでのモバイルトラヒック増による通信品質問題への対応及び10Gインターネット光回線に対応した設備工事が堅調に推移していることから、引き続き十分な工事量が見込まれております。
ITソリューション分野においては、市場全体が継続的に拡大しております。社会の生成AIの活用・深化による投資の拡大、AIエージェントやフィジカルAI等への広がりも見えてきており、既存システムのモダナイゼーションへの投資や、行政・教育・医療・防災等の分野におけるデジタル技術による課題解決として、データ連携基盤の整備が進められております。
社会インフラ分野においては、首都圏や関西圏のデータセンター建設の活況が続き、ワット・ビット連携による地方分散、都市部での大規模再開発プロジェクト、激甚化する自然災害等に対応した防災・減災、インフラの老朽化への対応等、国土強靭化が推進されております。また、インフラのハード面とICT技術を活用したソフト施策を組み合わせたインフラの高度化を図ることが求められております。
[連結業績]
(単位:百万円)
当通期連結業績
前期比
増減額
前期比
増減率
受注高
685,617
+ 46,793
+ 7.3%
売上高
630,658
+ 16,026
+ 2.6%
営業利益
50,904
+ 4,906
+ 10.7%
経常利益
52,164
+ 5,514
+ 11.8%
親会社株主に
帰属する当期純利益
36,307
+ 6,230
+ 20.7%
前期と比較した各項目の主な増減要因は、次のとおりであります。
受注高
通信キャリア事業では、NTT設備事業の通信品質改善工事(モバイル)が引き続き好調に推移し、受注増となりました。ITソリューション事業では、大手民間企業等の大型システム構築案件の獲得により、受注増となりました。社会システム関連事業では、大規模データセンター案件、再生可能エネルギー案件に加え、空港関連案件及び高速道路ローカル5G通信整備案件等を獲得し、受注増となりました。その結果、受注高685,617百万円となり前期比46,793百万円(7.3%)増となりました。
売上高
通信キャリア事業では、NCC設備事業は設備投資の減少により減収となったものの、NTT設備事業の通信品質改善工事(モバイル)が引き続き好調に推移したことに加え、10Gインターネット光回線に対応した開通工事が堅調に推移したことから、増収となりました。ITソリューション事業では、前期に受注した大型案件である情報端末調達・保守案件やシステム開発等が順調に進捗したことにより、増収となりました。社会システム関連事業では、大規模データセンター案件や建物電気設備案件等の施工は順調に進捗し増収となったものの、前期の一過性要因による反動により減収となりました。その結果、売上高630,658百万円となり前期比16,026百万円(2.6%)増となりました。
損益
通信キャリア事業では、売上高の増加に加え、DXの活用による業務効率化が進展し、生産性が向上した結果、増益となりました。ITソリューション事業では、大型案件の順調な進捗により、増益となりました。社会システム関連事業では、減収だったものの、大型データセンター案件や建物電気設備案件等が堅調に進捗するとともに、生産性向上に向けた各種取り組みにより、増益となりました。その結果、営業利益50,904百万円となり前期比4,906百万円(10.7%)増、経常利益52,164百万円となり前期比5,514百万円(11.8%)増、親会社株主に帰属する当期純利益36,307百万円となり前期比6,230百万円(20.7%)増となりました。
その他
当社グループは、2025年5月に「コムシスグループ2030ビジョン」を策定いたしました。「通信基盤づくり×ITシステムづくり×社会システムづくり=無限の可能性」で新たな価値を届けるリーディングカンパニーをありたい姿として、グループ1つ1つの事業を大事にしながら、事業の掛けあわせにより、様々な社会課題の解決に取り組むとともに、持続可能な社会の実現に貢献するグループであり続けてまいります。
また、人的資本の強化に向けて、従業員のエンゲージメント向上を重要課題と位置付け、「組織文化の醸成」「働きやすさの追求」「人材マネジメントの最適化」に取り組むことで、経営基盤の強化と組織全体の活力向上を図っております。
当連結会計年度における当社グループの取り組みとして、通信キャリア事業における最適な事業運営を推進し、エリアの一体運営を実施するとともに、首都圏で活況の大型データセンター関連工事、通信品質改善工事(モバイル)を柔軟に対応するためグループ間連携による施工体制を強化しております。
また、成長が期待されるインドネシア市場での事業展開を加速させるため、「日本コムシス株式会社インドネシア支店」を設立し、顧客ニーズに迅速に対応できる体制を構築しました。また、「空冷」に加え、「水冷」及び「液浸」の最新冷却技術を導入した次世代コンテナ型データセンター「TOSYS Cube Park NAGANO」(長野市)のサービスを開始いたしました。
更に、生成AIの社内実務への活用浸透及び業務への本格実装による積極的な業務変革を目的として、「生成AIセンター」を設置いたしました。
サステナビリティへの取り組みとしては、気候変動分野における戦略、目標設定、情報開示の透明性等が高く評価され、国際的な環境非営利団体CDPより「気候変動」分野の最高評価「Aリスト」企業に選定されました。これにより、「CDP Awards Japan2026」において表彰を受けました。また、ESG対応に優れた企業として、「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されるなど、企業価値及び社会的評価の向上につながりました。
【日本コムシスグループの業績】
日本コムシスグループの当期業績につきまして、売上高においては、通信事業者からの通信品質改善工事(モバイル)、ITソリューション事業の大型システム基盤更改案件及び社会システム関連事業の大型データセンター工事・無電柱化工事に加え、再生可能エネルギー関連工事の堅調な進捗等により、増収となりました。
損益面においては、売上高増加に加え、これまで取り組んできた生産性向上及び業務効率化の成果が現れ、利益率の改善にも寄与し、増益となりました。
【サンワコムシスエンジニアリンググループの業績】
サンワコムシスエンジニアリンググループの当期業績につきまして、売上高においては、大型データセンター関連工事等の受注獲得はあったものの、通信事業者の設備投資抑制の影響により、減収となりました。
損益面においては、売上連動に伴う利益の減少により減益となりましたが、引き続き、利益の改善に向けてコストの削減と業務効率の向上に取り組んでおります。
【TOSYSグループの業績】
TOSYSグループの当期業績につきまして、売上高においては、通信事業者からのアクセス設備工事や通信品質改善工事(モバイル)、社会システム関連事業の電気設備工事や共同溝PFI工事が順調に進捗し、更にはITソリューション事業で増加するクラウドサービス需要の取り込みが順調に進んだことにより、増収となりました。
損益面においては、売上高増加に加え、業務DXプラットフォーム活用による標準化等継続的な業務効率の向上にも取り組み、増益となりました。
【つうけんグループの業績】
つうけんグループの当期業績につきまして、売上高においては、通信事業者からの通信品質改善工事(モバイル)、大型データセンター関連工事等の受注があり好調だったものの、コムシスグループ内組織改編による、ITソリューション事業の連結子会社をコムシス情報システムグループへ異動したことにより、減収となりました。
損益面においては、売上連動による利益の減少が大きく影響し、減益となりました。
【NDSグループの業績】
NDSグループの当期業績につきまして、売上高においては、通信事業者からの電磁誘導対策工事や通信品質改善工事(モバイル)の促進、社会システム関連事業における電力配電設備工事や高速道路関連工事、建物電気工事等が堅調に推移し、また、ITソリューション事業における大手ホテルチェーンからの客室情報端末やペイメントサービス事業が拡大し、増収となりました。
損益面においては、売上高増加に加え、施工体制最適化等の効率化施策の推進により、増益となりました。
【SYSKENグループの業績】
SYSKENグループの当期業績につきまして、通信事業者、官公庁、民間等からの受注拡大に取り組む中、売上高においては、通信事業者からのアクセス設備工事や社会システム関連事業での大型工事の進捗は好調であったものの、公共事業等における大型案件の遅れにより減収となりました。
損益面においては、施工面での業務内製化施策やコストコントロールに取り組み、増益となりました。
【北陸電話工事グループの業績】
北陸電話工事グループの当期業績につきまして、売上高においては、通信事業者からの光開通工事、電力工事、通信品質改善工事(モバイル)の受注、ITソリューション事業における通信事業者間システムの開発、社会システム関連事業における道路付帯工事の進捗により、増収となりました。
損益面においては、売上高増加に加え、建設・保守の一体運営による業務効率化や業務集約による生産性向上等に取り組み、増益となりました。
【コムシス情報システムグループの業績】
コムシス情報システムグループの当期業績につきまして、売上高においては、通信事業者、官公庁及び金融機関等に向けたシステム開発、構築等が堅調に推移し、情報通信に関する業務のDX化や大型官公庁システムのモダナイゼーション等の着実な拡大に加え、コムシスグループ内組織改編による連結子会社の異動により、増収となりました。
損益面においては、売上高増加に加え、プロジェクトのコストマネジメントの徹底により、増益となりました。
[参考]【当社(持株会社)の状況】
当社は、日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社等の統括事業会社から経営管理料として1,726百万円、配当金として13,900百万円を収受いたしました。この結果、営業収益15,626百万円、営業利益13,876百万円及び当期純利益13,834百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(イ)資産の部
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ3,135百万円増加し、330,883百万円となりました。これは現金預金が3,245百万円、受取手形・完成工事未収入金等が2,099百万円増加し、未成工事支出金等が2,727百万円減少したこと等によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ22,842百万円増加し、234,826百万円となりました。これは有形固定資産が2,222百万円、無形固定資産が1,301百万円、投資その他の資産が19,319百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ25,978百万円増加し、565,709百万円となりました。
(ロ)負債の部
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ4,886百万円減少し、133,046百万円となりました。これは未成工事受入金が4,603百万円増加し、支払手形・工事未払金等が9,980百万円、未払法人税等が749百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ4,396百万円増加し、25,211百万円となりました。これは繰延税金負債が4,593百万円、株式給付引当金が289百万円増加し、退職給付に係る負債が680百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ490百万円減少し、158,257百万円となりました。
(ハ)純資産の部
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ26,468百万円増加し、407,451百万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が22,253百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は70.7%(前連結会計年度末は69.3%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,187百万円増加し、41,333百万円(前期比8.4%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益52,471百万円、仕入債務の減少10,893百万円等により、42,469百万円の収入(前連結会計年度は16,625百万円の収入)となりました。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出10,886百万円等により、15,642百万円の支出(前連結会計年度は10,215百万円の支出)となりました。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額14,048百万円、自己株式の取得による支出10,046百万円等により、23,785百万円の支出(前連結会計年度は20,217百万円の支出)となりました。
(4)今後の見通し
当社グループといたしましては、通信キャリア事業では通信品質改善工事(モバイル)が引き続き好調に推移することに加え、メタル回線から光回線への設備移行等の取り組みにより工事量増加を見込んでおります。
ITソリューション事業では、官公庁・自治体における国内ITサービス市場の成長に加え、大企業のAI関連投資の継続やクラウド環境におけるマネージドサービス需要の拡大等により、受注拡大を見込んでおります。
社会システム関連事業では、大型データセンター案件、高速道路関連設備案件、再生可能エネルギー案件等、インフラ整備を中心とした受注拡大を見込んでおります。
これらの結果、売上高及び損益面につきましては、売上高の増加に加え、更なるDXの活用による生産性向上を図ることにより、前期比増収増益を計画しております。
また、人的資本経営の推進による従業員エンゲージメントの向上を図るとともに、サステナビリティ及びガバナンスを意識した事業運営に継続して取り組んでまいります。
[連結業績予想]
(単位:百万円)
2026年3月期
(当期)
2027年3月期
(次期)
増減率
受注高
685,617
720,000
5.0%
売上高
630,658
670,000
6.2%
営業利益
50,904
54,000
6.1%
経常利益
52,164
55,000
5.4%
親会社株主に
帰属する当期純利益
36,307
37,860
4.3%
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、主として国内で事業活動を行っており、また、国内企業間の比較可能性を踏まえ、当面は日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
資産の部
流動資産
現金預金
38,788
42,033
受取手形・完成工事未収入金等
207,770
209,870
リース投資資産
12,772
13,403
未成工事支出金等
48,307
45,580
販売用不動産
1,724
3,489
商品
1,077
1,403
材料貯蔵品
3,333
3,633
その他
14,108
11,615
貸倒引当金
△135
△145
流動資産合計
327,747
330,883
固定資産
有形固定資産
建物・構築物
103,935
105,283
減価償却累計額
△58,541
△60,446
建物・構築物(純額)
45,394
44,837
機械、運搬具及び工具器具備品
70,979
72,779
減価償却累計額
△47,316
△49,089
機械、運搬具及び工具器具備品(純額)
23,662
23,689
土地
76,917
77,046
リース資産
2,580
2,339
減価償却累計額
△1,760
△1,669
リース資産(純額)
819
670
建設仮勘定
264
3,037
有形固定資産合計
147,059
149,281
無形固定資産
のれん
216
96
その他
4,896
6,316
無形固定資産合計
5,112
6,413
投資その他の資産
投資有価証券
31,261
41,577
長期貸付金
2,856
2,870
繰延税金資産
2,322
2,390
退職給付に係る資産
20,181
28,577
その他
7,079
6,778
貸倒引当金
△3,889
△3,063
投資その他の資産合計
59,811
79,131
固定資産合計
211,983
234,826
資産合計
539,730
565,709
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形・工事未払金等
88,475
78,494
短期借入金
2,996
2,413
未払法人税等
10,650
9,900
未成工事受入金
6,961
11,564
完成工事補償引当金
151
145
工事損失引当金
134
18
その他の引当金

321
その他
28,562
30,188
流動負債合計
137,932
133,046
固定負債
長期借入金
13

繰延税金負債
3,080
7,674
再評価に係る繰延税金負債
1,248
1,248
退職給付に係る負債
12,671
11,991
役員退職慰労引当金
595
637
環境対策引当金
400
400
株式給付引当金

289
その他
2,805
2,969
固定負債合計
20,815
25,211
負債合計
158,747
158,257
純資産の部
株主資本
資本金
10,000
10,000
資本剰余金
75,487
36,903
利益剰余金
317,908
340,162
自己株式
△37,347
△6,710
株主資本合計
366,048
380,354
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
8,198
14,234
繰延ヘッジ損益
△0
△2
土地再評価差額金
△7,339
△7,334
退職給付に係る調整累計額
7,087
12,641
その他の包括利益累計額合計
7,945
19,539
新株予約権
1,106
1,037
非支配株主持分
5,883
6,520
純資産合計
380,983
407,451
負債純資産合計
539,730
565,709
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
売上高
614,631
630,658
売上原価
530,389
538,748
売上総利益
84,241
91,909
販売費及び一般管理費
38,243
41,004
営業利益
45,998
50,904
営業外収益
受取利息
34
76
受取配当金
858
986
固定資産賃貸料
285
317
その他
484
465
営業外収益合計
1,663
1,846
営業外費用
支払利息
28
68
賃貸費用
140
172
遊休資産費用
47
82
棚卸資産廃棄損
0
72
貸倒引当金繰入額
673

その他
120
192
営業外費用合計
1,011
587
経常利益
46,650
52,164
特別利益
固定資産売却益
58
55
投資有価証券売却益
267
682
抱合せ株式消滅差益
0
130
その他
17
45
特別利益合計
343
914
特別損失
固定資産除却損
463
170
投資有価証券評価損
34
191
減損損失
515
76
事業構造改革費用
205

その他
606
168
特別損失合計
1,825
606
税金等調整前当期純利益
45,167
52,471
法人税、住民税及び事業税
15,290
16,451
法人税等調整額
△1,076
△915
法人税等合計
14,214
15,536
当期純利益
30,953
36,935
非支配株主に帰属する当期純利益
876
628
親会社株主に帰属する当期純利益
30,076
36,307
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
当期純利益
30,953
36,935
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
△908
6,120
繰延ヘッジ損益
△2
△1
退職給付に係る調整額
1,326
5,553
その他の包括利益合計
415
11,672
包括利益
31,368
48,607
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
30,477
47,896
非支配株主に係る包括利益
891
711
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
10,000
75,304
300,918

31,857
354,364
当期変動額
剰余金の配当

13,086

13,086
親会社株主に帰属する当期純利益
30,076
30,076
自己株式の取得

6,003

6,003
自己株式の処分
162
513
676
自己株式の消却

連結子会社の自己株式取得による持分の変動

連結子会社株式の取得による持分の増減
20
20
合併による増加

土地再評価差額金の取崩

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

当期変動額合計

183
16,990

5,489
11,684
当期末残高
10,000
75,487
317,908

37,347
366,048
その他の包括利益累計額
新株予約権
非支配
株主持分
純資産合計
その他
有価証券
評価差額金
繰延
ヘッジ損益
土地再評価
差額金
退職給付
に係る
調整累計額
その他の
包括利益
累計額合計
当期首残高
9,119
1

7,303
5,762
7,580
1,029
5,081
368,055
当期変動額
剰余金の配当

13,086
親会社株主に帰属する当期純利益
30,076
自己株式の取得

6,003
自己株式の処分
676
自己株式の消却

連結子会社の自己株式取得による持分の変動

連結子会社株式の取得による持分の増減
20
合併による増加

土地再評価差額金の取崩

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

921

2

35
1,324
364
76
801
1,243
当期変動額合計

921

2

35
1,324
364
76
801
12,927
当期末残高
8,198

0

7,339
7,087
7,945
1,106
5,883
380,983
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
10,000
75,487
317,908

37,347
366,048
当期変動額
剰余金の配当

14,048

14,048
親会社株主に帰属する当期純利益
36,307
36,307
自己株式の取得

11,332

11,332
自己株式の処分
1,072
2,283
3,355
自己株式の消却

39,685
39,685

連結子会社の自己株式取得による持分の変動
9
9
連結子会社株式の取得による持分の増減
19
19
合併による増加

土地再評価差額金の取崩

5

5
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

当期変動額合計


38,584
22,253
30,636
14,305
当期末残高
10,000
36,903
340,162

6,710
380,354
その他の包括利益累計額
新株予約権
非支配
株主持分
純資産合計
その他
有価証券
評価差額金
繰延
ヘッジ損益
土地再評価
差額金
退職給付
に係る
調整累計額
その他の
包括利益
累計額合計
当期首残高
8,198

0

7,339
7,087
7,945
1,106
5,883
380,983
当期変動額
剰余金の配当

14,048
親会社株主に帰属する当期純利益
36,307
自己株式の取得

11,332
自己株式の処分
3,355
自己株式の消却

連結子会社の自己株式取得による持分の変動
9
連結子会社株式の取得による持分の増減
19
合併による増加

土地再評価差額金の取崩

5
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
6,036

1
5
5,553
11,594

69
637
12,162
当期変動額合計
6,036

1
5
5,553
11,594

69
637
26,468
当期末残高
14,234

2

7,334
12,641
19,539
1,037
6,520
407,451
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
45,167
52,471
減価償却費
11,492
11,189
減損損失
515
76
のれん償却額
352
119
貸倒引当金の増減額(△は減少)
1,023
△815
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
663
597
受取利息及び受取配当金
△892
△1,063
支払利息
28
68
売上債権の増減額(△は増加)
△32,808
△2,629
未成工事支出金等の増減額(△は増加)
△5,249
913
仕入債務の増減額(△は減少)
10,434
△10,893
投資有価証券売却損益(△は益)
△253
△678
投資有価証券評価損
34
191
その他の資産の増減額(△は増加)
△4,398
1,255
その他の負債の増減額(△は減少)
△31
6,761
その他
△213
1,073
小計
25,864
58,637
利息及び配当金の受取額
892
1,063
利息の支払額
△28
△68
法人税等の支払額
△10,103
△17,163
営業活動によるキャッシュ・フロー
16,625
42,469
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加)
△73
△58
投資有価証券の取得による支出
△1,285
△29
投資有価証券の売却による収入
2,135
1,093
子会社株式の取得による支出
△155
△2,118
有形固定資産の取得による支出
△9,517
△10,886
無形固定資産の取得による支出
△965
△2,733
有形固定資産の売却による収入
416
360
貸付けによる支出
△3
△35
貸付金の回収による収入
107
46
保険積立金の積立による支出
△321
△268
保険積立金の解約による収入
158
191
その他
△710
△1,204
投資活動によるキャッシュ・フロー
△10,215
△15,642
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
△889
△544
長期借入金の返済による支出
△109
△56
自己株式の取得による支出
△6,003
△10,046
自己株式の売却による収入
485
1,474
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出
△53
△22
子会社の自己株式の取得による支出

△0
配当金の支払額
△13,086
△14,048
非支配株主への配当金の支払額
△15
△22
ファイナンス・リース債務の返済による支出
△544
△518
財務活動によるキャッシュ・フロー
△20,217
△23,785
現金及び現金同等物に係る換算差額
3
1
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△13,804
3,042
現金及び現金同等物の期首残高
51,932
38,146
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額
18
144
現金及び現金同等物の期末残高
38,146
41,333
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等の注記)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、持株会社である当社の下、各統括事業会社を中心としたグループが、それぞれの担当事業について包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社は、統括事業会社を中心としたグループ別のセグメントから構成されており、「日本コムシスグループ」、「サンワコムシスエンジニアリンググループ」、「TOSYSグループ」、「つうけんグループ」、「NDSグループ」、「SYSKENグループ」、「北陸電話工事グループ」、「コムシス情報システムグループ」の8つを報告セグメントとしております。
「日本コムシスグループ」は、主にNTTグループを中心とした電気通信設備工事事業を行っております。「サンワコムシスエンジニアリンググループ」は、主にNCCを中心とした電気通信設備工事事業を行っております。「TOSYSグループ」は、主に甲信越エリアにおける電気通信設備工事事業を行っております。「つうけんグループ」は、主に北海道エリアにおける電気通信設備工事事業を行っております。「NDSグループ」は、主に東海エリアにおける電気通信設備工事事業を行っております。「SYSKENグループ」は、主に九州エリアにおける電気通信設備工事事業を行っております。「北陸電話工事グループ」は、主に北陸エリアにおける電気通信設備工事事業を行っております。「コムシス情報システムグループ」は、ソフトウェア開発等の事業を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部利益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失(△)、資産、その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日本
コムシス
グループ
サンワ
コムシス
エンジニア
リング
グループ
TOSYS
グループ
つうけん
グループ
NDS
グループ
SYSKEN
グループ
北陸電話
工事
グループ
コムシス
情報
システム
グループ

売上高
通信キャリア
106,227
31,450
25,070
37,438
45,392
23,753
13,507

282,841
ITソリュー
ション
71,503

3,836
9,350
19,501
2,436
1,771
30,211
138,610
社会システム
142,771
1,304
9,561
13,207
29,671
7,100
3,780

207,397
外部顧客への
売上高
320,501
32,755
38,467
59,997
94,565
33,290
19,059
30,211
628,848
セグメント間の
内部売上高又は
振替高
6,310
1,550
1,223
4,741
745
696
372
5,319
20,960

326,812
34,305
39,691
64,738
95,310
33,986
19,432
35,531
649,809
セグメント利益
26,064
869
3,129
6,227
7,259
2,078
1,666
3,209
50,505
セグメント資産
326,826
39,406
33,079
58,375
98,229
27,067
16,856
19,919
619,762
その他の項目
減価償却費
5,601
157
623
1,470
2,261
339
314
124
10,892
有形固定資産
及び無形固定
資産の増加額
7,856
26
745
1,179
4,196
124
599
156
14,886
その他
(注)1
合計
調整額
(注)2
連結
財務諸表
計上額
(注)3
売上高
通信キャリア

282,841

282,841
ITソリュー
ション

138,610

138,610
社会システム
1,809
209,206

209,206
外部顧客への
売上高
1,809
630,658

630,658
セグメント間の
内部売上高又は
振替高
18,717
39,677

39,677


20,527
670,336

39,677
630,658
セグメント利益
14,092
64,597

13,692
50,904
セグメント資産
170,138
789,900

224,191
565,709
その他の項目
減価償却費
103
10,996
192
11,189
有形固定資産
及び無形固定
資産の増加額
44
14,930
57
14,987
(注)1 「その他」の区分は、人材派遣事業、シェアードサービス事業等及び事業セグメントに帰属しない当社(純粋持株会社)であります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は、当社及びセグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額は、主に当社及びセグメント間取引消去であります。
3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日本
コムシス
グループ
サンワ
コムシス
エンジニア
リング
グループ
TOSYS
グループ
つうけん
グループ
NDS
グループ
SYSKEN
グループ
北陸電話
工事
グループ
コムシス
情報
システム
グループ

減損損失
64



11



76
その他
全社・消去
合計
減損損失


76
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
日本
コムシス
グループ
サンワ
コムシス
エンジニア
リング
グループ
TOSYS
グループ
つうけん
グループ
NDS
グループ
SYSKEN
グループ
北陸電話
工事
グループ
コムシス
情報
システム
グループ

当期償却額



0
116
2


119
当期末残高



0
95
0


96
その他
全社・消去
合計
当期償却額


119
当期末残高


96
(1株当たり情報の注記)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
1株当たり純資産額
3,177.57

3,456.24

1株当たり当期純利益
253.54

311.60

潜在株式調整後1株当たり当期純利益
253.01

309.71

(注)1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)
30,076
36,307
普通株主に帰属しない金額(百万円)


普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円)
30,076
36,307
普通株式の期中平均株式数(千株)
118,625
116,520
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)


普通株式増加数(千株)
252
707
(うち新株予約権(千株))
(252)
(707)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要
2020年8月7日
取締役会決議
ストックオプション
(新株予約権)
普通株式 537千株
2024年6月27日
取締役会決議
ストックオプション
(新株予約権)
普通株式 546千株
-
(注)株式付与ESOP信託口が保有する当社株式を1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております(当連結会計年度 266,500株)。また、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております(当連結会計年度 24,095株)。
(重要な後発事象の注記)
(自己株式の取得)
当社は、2026年5月12日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について次のとおり決議いたしました。
(1)取得を行う理由
資本効率の向上と株主還元の充実を目的として、自己株式の取得を行うものであります。
(2)取得に係る事項の内容
① 取得対象株式の種類
当社普通株式
② 取得し得る株式の総数
275万株(上限)
③ 取得価額の総額
110億円(上限)
④ 取得期間
2026年5月13日から2027年3月31日まで
⑤ 取得の方法
東京証券取引所における市場買付

出典: 決算短信PDF(外部リンク)

大量保有報告書(5%超の株主)

報告日 提出者(グループ) 個別保有者 保有割合
個別 / 合計
株数 保有目的 種別
2026-05-14 Oasis Management Company Ltd. オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.) 6.32%
計 18.96%
746万株 提出者は、発行者におけるコーポレートガバナンスの改善及び発行者の企業価値と株主価… 変更
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.88%
計 5.07%
222万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 3.04%
計 5.07%
358万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 0.15%
計 5.07%
18万株 商品有価証券等として保有するもの 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.88%
計 5.07%
222万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 3.04%
計 5.07%
358万株 純投資 新規
2026-04-28 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 0.15%
計 5.07%
18万株 商品有価証券等として保有するもの 新規
2026-04-07 野村アセットマネジメント株式会社 ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC) 0.39%
計 22.76%
45万株 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 変更
2026-04-07 野村アセットマネジメント株式会社 (同左) 10.99%
計 22.76%
1,297万株 信託財産の運用として保有している。 変更
2026-04-07 野村アセットマネジメント株式会社 ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC) 0.39%
計 22.76%
45万株 証券業務に係わる商品在庫として保有している。 変更

※「個別保有者」が「(同左)」の行は提出者本人による保有。複数行が同じ提出者なら共同保有グループの内訳を表します。 保有目的が長い場合は冒頭40字のみ表示し、ホバーで全文表示します。

財務データ推移

年度売上高営業利益純利益 総資産純資産EPS配当
2025 6,146億円 460億円 301億円 5,397億円 3,810億円 253.5 115.0
2024 5,712億円 392億円 275億円 5,146億円 3,681億円 228.5 105.0
2023 5,633億円 321億円 193億円 5,021億円 3,467億円 158.8 100.0
2022 5,890億円 430億円 292億円 5,241億円 3,435億円 235.5 95.0
2021 5,633億円 416億円 294億円 4,794億円 3,308億円 232.7 85.0
2020 5,609億円 390億円 260億円 4,500億円 3,107億円 203.0 75.0
2019 4,818億円 353億円 280億円 4,399億円 3,015億円 230.1 60.0
2018 3,800億円 303億円 204億円 3,250億円 2,318億円 178.6 50.0
2017 3,342億円 250億円 145億円 2,844億円 2,029億円 130.0 40.0
2016 3,207億円 238億円 154億円 2,661億円 1,965億円 136.8 35.0
2015 3,286億円 277億円 168億円 2,640億円 1,940億円 142.7 30.0
2014 3,313億円 164億円 2,506億円 1,794億円 136.1 25.0
2013 3,161億円 133億円 2,406億円 1,734億円 106.8 20.0
2012 2,959億円 72億円 2,281億円 1,646億円 55.5 20.0

事業の状況(有価証券報告書より)

最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。

事業の内容 FY2025 / 約340字
3【事業の内容】 当社を持株会社とする「コムシスグループ」は、当社及び日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社、株式会社TOSYS、株式会社つうけん、NDS株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電話工事株式会社、コムシス情報システム株式会社の8統括事業会社に加え、子会社86社及び関連会社17社から構成され、通信キャリア事業、ITソリューション事業及び社会システム関連事業等を主な事業内容としております。 2025年3月31日現在の事業の系統図は概ね次のとおりであります。  なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
事業等のリスク FY2025 / 約1,819字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特定取引先への依存に伴うリスク 当社グループの主たる事業はNTTグループやNCC各社を主要取引先とした通信キャリア事業であり、通信キャリア各社との取引比率が高く、この傾向は当面継続することが見込まれることから、NTTグループを始め通信キャリアの設備投資動向や技術革新等により、当社グループの業績に影響を及ぼすリスクを有しております。 このため、通信キャリア事業は維持しつつ、ITソリューション事業や社会システム関連事業の拡大に取り組むとともに、新たな事業領域の拡大にも取り組んでおります。 (2)安全品質に関するリスク 重大な設備事故や人身事故及び品質に重大な問題を発生させた場合、各取引先からの信頼を失うとともに、一定期間指名停止等による受注機会の喪失や暇庇担保責任等を負うことにより、当社グループの業績に影響を及ぼすリスクを有しております。 このため、「安全・品質と信頼の確保」を最優先に、人身事故はもとより設備事故を含めた「事故の撲滅」を目標として、協力会社を含めた社員研修等の実施により、工事の安全品質管理の徹底に取り組んでおります。 (3)個人情報を含む重要な情報の流出に関するリスク 個人情報を含む取引先から提供された重要な情報等の管理に関して、万が一、預かった重要な情報の流出や外部からの不正アクセス等の犯罪行為による情報漏洩が発生した場合、各取引先からの信頼を失うとともに、管理に関わる損害賠償責任を負うこと等により、当社グループの業績に影響を及ぼすリスクを有しております。 このため、統括事業会社においては各々認証を受けているISMS (情報セキュリテイマネジメントシステム)やプライバシーマークに基づき情報セキュリティの適切な運営・管理を行うとともに、当社グループ一体となり情報漏洩防止等の取り組みを徹底しております。 (4)自然災害等に伴うリスク 大規模な地震や台風等の自然災害、パンデミックが発生した場合、社員や協力会社及び建物設備等に直接被害を受けるほか、ライフラインの停止や燃料の不足、工事用資材や人員の不足等により、工事が中断または遅延するなど当社グループの業績に影響を及ぼすリスクを有しております。 このため、各統括事業会社において、BCP(事業継続計画)の策定や社員安否確認システムの整備、定期的な防災訓練、リモートワーク環境の整備等を行っております。 (5)保有資産に関するリスク 事業運営上の必要性から、不動産や有価証券等の資産や年金資産を保有しているため、時価の変動等により資産が毀損し、当社グループの業績に影響を及ぼすリスクを有しております。 このため、事業運営上不要となった不動産については売却を進めるとともに、保有している有価証券が資本コストに見合っているかを毎年検証し、妥当性が認められなくなったものについては順次売却・縮減を行っております。また、年金資産については、専門家をメンバーに加えて定期的に開催している資産運用委員会における年金資産のリスクを分散する運用方針の決定等、時価変動による影響の抑制に取り組んでおります。 (6)取引先の信用リスク 顧客や外注先等の取引先の信用不安が発生した場合、顧客からの工事代金の回収不能や外注先の工事の施工遅延等により、当社グループの業績に影響を及ぼすリスクを有しております。 このため、取引先に関して外部調査機関等を利用して与信管理を厳格に行うとともに、法務部門が契約書審査を直接行うなど、信用リスク回避に取り組んでおります。 (7)資材調達に関するリスク 自然災害や地政学リスクによるサプライチェーンへの影響で、資材の調達難または納入遅延により、工事が中断・遅延する場合があります。また、上記影響による資材・エネルギー価格の高騰により、採算性が悪化する場合があります。 このため、調達先の多様化や工事価格への転嫁、資材価格が高騰した場合の条項を契約に盛り込むなど、リスク低減に取り組んでおります。
事業方針・経営環境 FY2025 / 約2,330字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営戦略等 <コムシスグループ経営理念> 「豊かな生活を支えるインフラづくり」で社会の発展に貢献します 「未来をになうエンジニアリング」でお客様に選ばれ続ける企業を創ります  たゆまない改革を続けさらなる企業価値の向上を目指します  当社グループの事業分野は、通信キャリア事業における電気通信設備の構築・運営から、ITソリューション事業におけるITインフラ構築・ソフトウェア開発、社会システム関連事業における社会インフラ構築及び再生可能エネルギー設備構築に至るまで、社会・経済活動を根底から支える様々な分野のエンジニアリング事業を網羅しております。 この経営理念のもと、「通信基盤づくり×ITシステムづくり×社会システムづくり=無限の可能性」で新たな価値を届けるリーディングカンパニーを目指して、「社会」と「お客様」と「株主及びグループ従業員」に対して更に一層の貢献を図りつつ、コムシスグループ一体となり、様々な社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、さらなる企業価値の向上に取り組んでまいります。  社会 ~豊かな生活を支えるインフラづくり~ さまざまなインフラづくりを通して社会の発展に貢献していくことが使命であると考えております。  お客様 ~未来をになうエンジニアリング~ さらなる事業拡大を志向しながら品質・納期・価格などのサービス面でお客様より最大の評価をいただける 企業グループを目指します。  株主及びグループ従業員 ~たゆまない改革を続けさらなる企業価値の向上~ 人材のマルチスキル化、DXの推進など、生産性の向上やコスト競争力の強化を図り、厳しい競争環境に 打ち勝つ構造改革の取り組みを継続してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2030年度を最終年度とする「コムシスグループ2030ビジョン」を策定し、最終年度に次の数値目標の達成を目指しております。 最終年度(2030年度)の数値目標売上高8,000億円以上営業利益600億円以上ROE10%を目指す株主還元総還元性向70%目安 毎年5円以上増配 「コムシスグループ2030ビジョン」の達成に向け、次のような取り組みを展開してまいります。1.日本の情報通信基盤の構築と運営を担っていくことは変わらぬ使命・次世代通信網の面的展開は膨大な量であり、近い将来の急拡大に備え、新技術を展開できる力、体制を作っていく。・変化に対する感度を高くし、技術を磨きながら情報通信インフラの変化に対応していく。・既存技術領域にも、エンジニアリング上の課題が残っているため、引き続き対応する。 2.豊かでサステナブルな社会づくりに向けて、高度で高品質なICTプラットフォーム、社会インフラ基盤を  構築し続ける・クラウドベースのDX推進基盤の導入・運用をグループ内製化で実現する。・クラウド導入支援、ハイブリッド環境を構築していく。・AI/IoT、ローカル5G等を活用したDXソリューションを拡大していく。・持続可能で高品質な社会インフラを構築していく。 3.キャリア、デベロッパー、地方自治体等は様々な社会課題解決を前面に打ち出しており、必ずICT・DXを  求められることから、社会実装するために我々が持つエンジニアリング力を発揮する・今のお客様とさらに強固な関係を築くとともに、新たなお客様から信用を得て、今後の受注拡大につなげる。・技術やノウハウの蓄積・アライアンスパートナー・グループ内連携、M&Aを含め、実行体制を強化する。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当社を取り巻く経営環境につきましては、インバウンド需要等による個人消費の回復や雇用・所得環境の改善により、景気の緩やかな回復が続いておりましたが、地政学的リスクの高まり、エネルギー価格及び原材料価格の高騰、金融資本市場の変動等の影響に注意が必要な状況が続いております。 当社グループを取り巻く事業環境につきましては、通信インフラ分野においては、デジタルインフラの強靭化等に対応したデータセンター間相互接続の需要の拡大、首都圏過密地域でのモバイルトラヒックの増加に伴う通信品質問題への対応等、電気通信工事は引き続き十分な工事量が見込まれております。 ITソリューション分野においては、市場全体が継続的に拡大しており、近年はデジタル技術による社会の課題解決に向けて行政・教育・医療・防災等の分野においてデータ連携基盤の整備が進められております。 社会インフラ分野においては、データセンターや半導体工場の建設、都市部における大規模再開発プロジェクト、自然災害等に対応した防災・減災、国土強靭化等が進められております。国土形成計画においては、インフラのハード面の機能とICT技術を活用したソフト施策を組み合わせたインフラの高度化を図ることが求められております。更に、2050年カーボンニュートラルの実現に向けたGX成長投資も期待されております。 通信インフラ分野、ITソリューション分野、社会インフラ分野については、今後も成長が見込まれる市場であると見込んでおります。 また、DXを活用した生産性の向上、新卒・中途採用による多様な人材の確保、社員エンゲージメントの向上、多様で柔軟な働き方改革の深化等により、当社グループの経営基盤強化を図ってまいります。
経営者による分析 FY2025 / 約8,414字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 通信キャリア事業においては、10Gインターネット光回線の需要に向けた開通工事、都市部を中心とした通信品質対応工事等の既存事業に加え、インフラシェアリング事業等の新規顧客獲得に向けた営業力強化、アクセス・モバイル事業一体運営等の事業基盤強化に取り組んでまいりました。 ITソリューション事業においては、アライアンスパートナーとの協業による大型案件の獲得、通信キャリア事業との連携によるリソースマネジメント及びプロジェクトマネジメント等の体制強化、首都圏での一体運営強化及びフルレイヤソリューションの提供に取り組んでまいりました。 社会システム関連事業においては、トップラインの拡大に向けてデータセンター案件、大型高速道路案件、無電柱化案件、大規模建物電気設備案件、首都圏大型再開発案件等について、グループ連携による体制強化を図り取り組んでまいりました。また、需要が高まっているデータセンター間相互接続のために伝送路工事も実施してまいりました。  この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 イ 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、539,730百万円(前期比4.9%増)となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、158,747百万円(前期比8.3%増)となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、380,983百万円(前期比3.5%増)となりました。 ロ 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、受注高638,824百万円(前期比3.4%増)、売上高614,631百万円(前期比7.6%増)となりました。 また、損益につきましては、営業利益45,998百万円(前期比17.3%増)、経常利益46,650百万円(前期比15.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益30,076百万円(前期比9.6%増)となりました。  セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 グループ別の受注高・売上高・セグメント利益[営業利益] (単位:百万円)セグメントの名称受注高売上高セグメント利益[営業利益]金額増減率金額増減率金額増減率日本コムシスグループ332,11710.0%310,13818.1%23,67235.9%サンワコムシスエンジニアリンググループ27,673△56.3%40,021△34.6%1,642△58.1%TOSYSグループ36,210△4.6%36,2188.1%2,63421.6%つうけんグループ77,19814.9%69,6423.4%7,27510.5%NDSグループ92,76111.6%87,0113.8%5,60714.9%SYSKENグループ32,6583.4%33,6847.0%1,59715.2%北陸電話工事グループ19,66712.7%18,26211.3%1,45091.2%コムシス情報システムグループ18,68840.1%17,80237.1%1,7387.3%(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益」は当社及びセグメント間取引により生じた利益を含んでおります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ13,785百万円減少し、38,146百万円(前期比26.5%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (単位:百万円) 営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高当連結会計年度16,625△10,215△20,21738,146前連結会計年度44,275△15,941△17,21451,932 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める通信キャリア事業では生産実績を定義することが困難であり、また請負形態をとっているため販売実績という定義は実態にそぐいません。 よって「生産、受注及び販売の状況」については、当社の連結での受注、売上及び手持高の状況をセグメント別に記載しております。 イ 受注実績 セグメントの名称 前連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日) (百万円) 当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日) (百万円) 増減率 (%)日本コムシスグループ302,025332,11710.0サンワコムシスエンジニアリンググループ63,34527,673△56.3TOSYSグループ37,96036,210△4.6つうけんグループ67,20877,19814.9NDSグループ83,14192,76111.6SYSKENグループ31,57332,6583.4北陸電話工事グループ17,44519,66712.7コムシス情報システムグループ13,33918,68840.1その他1,8781,848△1.6合計617,917638,8243.4(注) 受注実績は外部顧客への取引高を記載しております。 ロ 売上実績 セグメントの名称 前連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日) (百万円) 当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日) (百万円) 増減率 (%)日本コムシスグループ262,570310,13818.1サンワコムシスエンジニアリンググループ61,20240,021△34.6TOSYSグループ33,50336,2188.1つうけんグループ67,35569,6423.4NDSグループ83,79987,0113.8SYSKENグループ31,47733,6847.0北陸電話工事グループ16,41218,26211.3コムシス情報システムグループ12,98617,80237.1その他1,8781,848△1.6合計571,186614,6317.6(注)1 売上実績は外部顧客への取引高を記載しております。2 主な相手先別の売上及びその割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日) 当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)東日本電信電話株式会社102,40017.997,96315.9西日本電信電話株式会社56,4849.962,01410.1 ハ 手持高 セグメントの名称 前連結会計年度(自 2023年4月1日  至 2024年3月31日) (百万円) 当連結会計年度(自 2024年4月1日  至 2025年3月31日) (百万円) 増減率 (%)日本コムシスグループ155,897177,87714.1サンワコムシスエンジニアリンググループ23,79111,442△51.9TOSYSグループ13,05313,045△0.1つうけんグループ11,11018,66768.0NDSグループ22,07027,82026.1SYSKENグループ9,1418,115△11.2北陸電話工事グループ3,2194,62443.6コムシス情報システムグループ2,4743,35935.8その他---合計240,759264,95310.0(注) 手持高は外部顧客への取引高を記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容イ 経営成績等a.財政状態(資産の部) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ25,400百万円増加し、327,747百万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。流動資産増減額(△は減少)主な要因現金預金△13,712百万円日本コムシスグループにおける減少受取手形・完成工事未収入金等30,503百万円日本コムシスグループにおける増加未成工事支出金等5,124百万円日本コムシスグループにおける増加リース投資資産2,279百万円つうけんグループにおける増加  固定資産は、前連結会計年度末に比べ317百万円減少し、211,983百万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。固定資産増減額(△は減少)主な要因有形固定資産△351百万円建物・構築物の減価償却による減少無形固定資産△707百万円のれんの償却による減少投資その他の資産741百万円退職給付に係る資産の増加  この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ25,083百万円増加し、539,730百万円となりました。 (負債の部) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ13,604百万円増加し、137,932百万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。流動負債増減額(△は減少)主な要因支払手形・工事未払金等11,225百万円日本コムシスグループにおける増加未払法人税等4,187百万円日本コムシスグループにおける増加  固定負債は、前連結会計年度末に比べ1,448百万円減少し、20,815百万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。固定負債増減額(△は減少)主な要因繰延税金負債△572百万円日本コムシスグループにおける減少退職給付に係る負債△493百万円NDSグループにおける減少その他△341百万円NDSグループにおける長期リース債務の減少等による減少  この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ12,156百万円増加し、158,747百万円となりました。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ12,927百万円増加し、380,983百万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。純資産増減額(△は減少)主な要因利益剰余金16,990百万円親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加 この結果、自己資本比率は69.3%(前連結会計年度末は70.3%)となりました。 b.経営成績(売上高) 通信キャリア事業における固定系の光回線開通工事や都市部を中心としたモバイル系の通信品質対応工事の受注拡大、ITソリューション事業におけるアライアンスパートナーとの協業による大型案件の獲得、社会システム関連事業におけるデータセンター及び高速道路関連設備等の受注拡大により、当連結会計年度の売上高は614,631百万円となり、前連結会計年度に比べ43,445百万円の増収となりました。 (営業利益) 売上高の増加に加え、当社グループ全体最適化に向けた通信キャリア事業における事業体制の刷新、子会社間の事業再編など事業基盤強化及びDXを活用した生産性向上などの取り組みにより、当連結会計年度の営業利益は45,998百万円となり、前連結会計年度に比べ6,776百万円の増益となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は1,663百万円となりました。これは受取配当金858百万円、固定資産賃貸料285百万円などによるものであります。また、営業外費用は1,011百万円となりました。これは、貸倒引当金繰入額673百万円、賃貸費用140百万円などによるものであります。この結果、当連結会計年度の経常利益は46,650百万円となり、前連結会計年度に比べ6,253百万円の増益となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の特別利益は343百万円となりました。これは固定資産売却益58百万円、投資有価証券売却益267百万円などによるものであります。また、特別損失は1,825百万円となりました。これは、固定資産除却損463百万円、事業構造改革費用205百万円、減損損失515百万円などによるものであります。この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は30,076百万円となり、前連結会計年度に比べ2,623百万円の増益となりました。 c.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ロ 資本の財源及び資金の流動性(資金需要) 当社グループの資金需要は、営業活動については、生産に必要な運転資金(材料・外注費及び人件費等)、従業員給与等の販売費及び一般管理費が主な内容であります。投資活動については、事業伸長・生産性向上及び新規事業立上げを目的とした設備投資が主な内容であります。(財政政策) 当社グループでは、有利子負債を圧縮し、連結ベースでの資金管理の強化を図るため、キャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入しております。 ハ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2025年3月期を最終年度とする「コムシスビジョン NEXT STAGE 2023+1」における当連結会計年度の達成状況は次のとおりであります。 当連結会計年度における売上高につきましては、614,631百万円(前期比7.6%増)となり、通期目標であった600,000百万円を達成いたしました。 また、営業利益につきましては、45,998百万円(前期比17.3%増)となり、通期目標であった40,000百万円を達成いたしました。ニ セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容<日本コムシスグループの業績> 日本コムシスグループの当期業績につきましては、売上高においては、ITソリューション事業での営業力強化による大型システム基盤更改案件の受注獲得、通信事業者からの通信品質対応工事や、社会システム関連事業の大型データセンター工事・高速道路関連工事・大規模建物電気設備工事の大幅な進捗、コムシスグループ内組織改編によるサンワコムシスエンジニアリング株式会社のITソリューション事業、社会システム関連事業の事業移管及び子会社の移管等の影響で増収となりました。損益面においては、売上高増加により増益となりました。 <サンワコムシスエンジニアリンググループの業績> サンワコムシスエンジニアリンググループの当期業績につきましては、売上高においては、通信事業者の設備投資抑制による影響の他、コムシスグループ内組織改編において、ITソリューション事業、社会システム関連事業を日本コムシス株式会社へ事業移管し、子会社を日本コムシス株式会社及びコムシス情報システム株式会社へ移管したことにより減収となりました。損益面においては、業務集約による内製化及び効率化により生産性向上を図ってまいりましたが、売上連動による利益の減少をカバーできず減益となりました。 <TOSYSグループの業績> TOSYSグループの当期業績につきましては、売上高においては、通信事業者からの通信品質対応工事の他、ITソリューション事業における自治体基盤システムの構築及びクラウドマネージドサービス提供による企業DX支援、また社会システム関連事業におけるPFI事業や大型施設の電気設備工事等の受注拡大が大きく業績を引き上げ、増収となりました。損益面においては、売上高増加に加え、これまで進めてきた社内プラットフォーム整備による業務DXの各種取り組みにより増益となりました。 <つうけんグループの業績> つうけんグループの当期業績につきましては、売上高においては、通信事業者の設備投資抑制はあるものの、既存技術を活用した民間案件(電力、鉄道)の領域拡大、防衛・自治体通信工事への進出、NCC電気通信事業のアライアンス拡大、ITソリューション事業における行政DX案件、既存ソフトウェア開発案件の掘り起しにより増収となりました。損益面においては、売上高増加に加え、既存通信事業とNCC事業の融合による徹底したコストコントロールの成果と事業部/事業グループ間連携による生産性向上に取り組み増益となりました。 <NDSグループの業績> NDSグループの当期業績につきましては、売上高においては、通信事業者からの電磁誘導対策工事や通信品質対応工事、社会システム関連事業における電力配電設備工事の拡大や高速道路関連工事が順調に拡大した他、ITソリューション事業での大手ホテルチェーンからのVOD端末設置案件が大きく拡大し増収となりました。損益面においては、売上高増加に加え、RPA等を活用したDXの推進及び人材リソースの最適化により生産性向上を図り増益となりました。 <SYSKENグループの業績> SYSKENグループの当期業績につきましては、売上高においては、民需・公共事業における大型案件の受注拡大に取り組み、社会システム関連事業における電気通信設備工事や太陽光発電工事等の受注、通信キャリア事業におけるNTT事業及びモバイル事業が好調に推移し増収となりました。損益面においては、売上高増加に加え、通信費、業務委託費等の経費削減に取り組み、増益となりました。 <北陸電話工事グループの業績> 北陸電話工事グループの当期業績につきましては、売上高においては、通信事業者からの電力工事やモバイル工事、ITソリューション事業における通信事業者間システムの開発、社会システム関連事業における道路付帯工事の受注、電気通信設備工事の拡大、また令和6年能登半島地震及び令和6年奥能登豪雨の復旧・復興工事により増収となりました。損益面においては、売上高増加に加え、建設・保守の一体運営や組織運営体制の見直しによるリソースの融通、業務効率化施策の展開と拠点集約等の生産性向上を図り増益となりました。 今後も引き続き令和6年能登半島地震及び令和6年奥能登豪雨による災害で被災した通信設備の復旧・復興に取り組んでまいります。 <コムシス情報システムグループの業績> コムシス情報システムグループの当期業績につきましては、売上高においては、通信事業者、官公庁及び金融機関等のシステム開発・構築等の受注拡大、情報通信のDXや官公庁システムのモダナイズ等の事業の拡大に加え、コムシスグループ内組織改編による子会社の移管により増収となりました。損益面においては、売上高増加に加え、プロジェクトのリスクマネジメントの徹底により増益となりました。 (参考)<当社(持株会社)の状況> 当社は、日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社等の統括事業会社から経営管理料として1,570百万円、配当金として13,000百万円を収受いたしました。この結果、営業収益14,570百万円、営業利益13,042百万円及び当期純利益12,985百万円となりました。 ② 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、一定期間にわたり収益を認識する売上高、工事損失引当金の計上、貸倒引当金の計上、固定資産の減損、棚卸資産の評価、退職給付債務及び年金資産の認識、繰延税金資産の計上等の重要な会計方針に関して、必要と思われる見積り及び判断を合理的な基準に基づき実施しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 当社グループにおいて、連結財務諸表に与える影響が大きいと考えられる重要な見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。
役員の状況 FY2025 / 約7,581字
(2)【役員の状況】① 役員一覧 イ 2025年6月25日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりであります。 男性 9名 女性 1名 (役員のうち女性の比率10.0%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(百株)取締役会長加賀谷 卓1957年3月12日生2008年6月 東日本電信電話株式会社取締役千葉支店長2012年6月 同社常務取締役東京支店長2014年7月 同社常務取締役東京事業部長2015年6月 日本コムシス株式会社取締役副社長2015年6月 当社取締役2016年6月 日本コムシス株式会社代表取締役社長2016年6月 当社代表取締役2017年6月 当社代表取締役社長2023年4月 日本コムシス株式会社取締役会長(現任)2024年4月 当社取締役会長(現任)(注)2626代表取締役社長田辺 博1962年6月2日生2015年6月 東日本電信電話株式会社取締役ネットワーク事業推進本部サービス運営部長兼同事業推進本部エンジニアリング部長2018年6月 同社常務取締役ネットワーク事業推進本部長2020年6月 同社代表取締役副社長デジタル革新本部長2022年6月 当社理事2022年6月 日本コムシス株式会社代表取締役副社長2023年4月 同社代表取締役社長(現任)2023年6月 当社代表取締役副社長2024年4月 当社代表取締役社長(現任)<他の会社の代表状況>2023年4月 日本コムシス株式会社代表取締役社長(注)2267取締役野池 秀幸1964年2月26日生2014年7月 東日本電信電話株式会社北海道事業部長兼北海道支店長2016年6月 同社取締役北海道事業部長兼北海道支店長2017年6月 同社取締役東京事業部長2019年6月 日本コムシス株式会社取締役常務執行役員経営企画部長2019年6月 当社経営企画部長2020年6月 当社取締役経営企画部長・DX推進担当2021年6月 当社取締役 キャリア事業推進・㈱TOSYS・㈱SYSKEN・北陸電話工事㈱担当2023年6月 日本コムシス株式会社取締役常務執行役員NTT事業本部長兼ドコモ事業本部長2023年6月 当社取締役 事業戦略担当(キャリアビジネス)(現任)2024年4月 日本コムシス株式会社取締役常務執行役員通信基盤EX事業本部長2024年6月 同社取締役専務執行役員通信基盤EX事業本部長(現任)(注)2145 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(百株)取締役打出 邦彦1961年4月7日生2009年10月 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社SE部ビジネス推進部門長2012年10月 同社第三営業本部副本部長2014年6月 エヌ・ティ・ティ・ワールドエンジニアリングマリン株式会社代表取締役社長2017年7月 日本コムシス株式会社執行役員ITビジネス事業本部副本部長2018年6月 同社取締役執行役員ITビジネス事業本部長2020年6月 同社取締役常務執行役員ITビジネス事業本部長2020年6月 当社取締役 民需事業推進・コムシス情報システム㈱担当2023年6月 コムシス情報システム株式会社代表取締役2023年6月 当社取締役 事業戦略担当(ノンキャリアビジネス)2024年4月 コムシス情報システム株式会社代表取締役社長(現任)2024年6月 当社取締役 事業戦略担当(ITソリューション事業、社会システム関連事業)(現任)2025年6月 日本コムシス株式会社取締役専務執行役員ITビジネス事業本部長(現任)<他の会社の代表状況>2024年4月 コムシス情報システム株式会社代表取締役社長(注)2157取締役財務部長兼事業拡大推進室長真下 徹1965年2月1日生2013年7月 東日本電信電話株式会社東京支店企画部長2017年7月 同社相互接続推進部長2021年7月 同社ビジネス開発本部キャリアビジネスプロデュースPT長2022年7月 当社理事経営企画部長2022年7月 日本コムシス株式会社執行役員経営企画部長2023年6月 同社取締役執行役員経営企画部長2023年6月 当社取締役財務部長兼経営企画部長兼事業拡大推進室長 会社運営担当(財務、コーポレート)2024年6月 日本コムシス株式会社取締役執行役員(現任)2024年6月 当社取締役財務部長兼事業拡大推進室長 会社運営担当(現任)(注)239取締役(常勤監査等委員)安永 敦1962年5月21日生1986年4月 日本通信建設株式会社(現 日本コムシス株式会社)入社2007年4月 同社九州支店業務部長2013年4月 同社人材育成部人事部長2017年7月 同社執行役員2017年7月 株式会社カンドー取締役事業統括部長2020年6月 日本コムシス株式会社監査役(現任)2020年6月 当社監査等委員会室長2021年6月 当社取締役(常勤監査等委員)(現任)(注)365 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(百株)取締役(監査等委員)中戸川 健一1951年7月3日生1974年4月 東京都主税局入所1976年4月 新和監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所1979年8月 公認会計士登録1979年11月 税理士登録1981年1月 中戸川公認会計士事務所所長(現任)2013年11月 冨士クラスタ株式会社社外監査役(現任)2019年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)(注)3-取締役(監査等委員)浅井 宏行1958年2月5日生1980年4月 住友金属鉱山株式会社入社2008年10月 同社機能性材料事業部青梅事業所長2012年6月 同社執行役員人事部長2015年10月 同社執行役員人材開発部長2017年6月 同社常務執行役員広報IR部長2018年6月 同社取締役常務執行役員経営企画部長2019年6月 同社取締役専務執行役員経営企画部長2020年6月 同社顧問(現任)2021年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)(注)3-取締役(監査等委員)市川 恭子1972年1月30日生1995年10月 太田昭和監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所1999年4月 公認会計士登録2003年7月 税理士法人エー・ティー・オー財産相談室入所2003年9月 税理士登録2011年4月 市川公認会計士事務所所長(現任)2012年1月 東陽監査法人入所2021年7月 みつば監査法人代表社員(現任)2023年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)2025年6月 AZ-COM丸和ホールディングス株式会社社外監査役(現任)(注)3-取締役(監査等委員)平野 正弥1972年12月24日生1995年4月 東京電力株式会社入社1999年4月 東京弁護士会登録1999年4月 TMI総合法律事務所入所2005年3月 ニューヨーク州弁護士資格取得2006年7月 TMI総合法律事務所弁護士(現任)2023年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)(注)3-計1,301(注)1 取締役 中戸川健一、浅井宏行、市川恭子及び平野正弥の4氏は、社外取締役であります。2 2024年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。3 2023年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。  ロ 当社は、2025年6月27日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)5名選任の件」及び「監査等委員である取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の役員の状況は以下のとおりとなる予定であります。   なお、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会の決議事項の内容(役職名)も含めて記載しております。 男性 9名 女性 2名 (役員のうち女性の比率18.2%)役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(百株)取締役会長加賀谷 卓1957年3月12日生2008年6月 東日本電信電話株式会社取締役千葉支店長2012年6月 同社常務取締役東京支店長2014年7月 同社常務取締役東京事業部長2015年6月 日本コムシス株式会社取締役副社長2015年6月 当社取締役2016年6月 日本コムシス株式会社代表取締役社長2016年6月 当社代表取締役2017年6月 当社代表取締役社長2023年4月 日本コムシス株式会社取締役会長(現任)2024年4月 当社取締役会長(現任)(注)2626代表取締役社長田辺 博1962年6月2日生2015年6月 東日本電信電話株式会社取締役ネットワーク事業推進本部サービス運営部長兼同事業推進本部エンジニアリング部長2018年6月 同社常務取締役ネットワーク事業推進本部長2020年6月 同社代表取締役副社長デジタル革新本部長2022年6月 当社理事2022年6月 日本コムシス株式会社代表取締役副社長2023年4月 同社代表取締役社長(現任)2023年6月 当社代表取締役副社長2024年4月 当社代表取締役社長(現任)<他の会社の代表状況>2023年4月 日本コムシス株式会社代表取締役社長(注)2267取締役野池 秀幸1964年2月26日生2014年7月 東日本電信電話株式会社北海道事業部長兼北海道支店長2016年6月 同社取締役北海道事業部長兼北海道支店長2017年6月 同社取締役東京事業部長2019年6月 日本コムシス株式会社取締役常務執行役員経営企画部長2019年6月 当社経営企画部長2020年6月 当社取締役経営企画部長・DX推進担当2021年6月 当社取締役 キャリア事業推進・㈱TOSYS・㈱SYSKEN・北陸電話工事㈱担当2023年6月 日本コムシス株式会社取締役常務執行役員NTT事業本部長兼ドコモ事業本部長2023年6月 当社取締役 事業戦略担当(キャリアビジネス)2024年4月 日本コムシス株式会社取締役常務執行役員通信基盤EX事業本部長2024年6月 同社取締役専務執行役員通信基盤EX事業本部長(現任)2025年6月 当社取締役 事業戦略担当(通信キャリア事業)(現任)(注)2145 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(百株)取締役打出 邦彦1961年4月7日生2009年10月 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社SE部ビジネス推進部門長2012年10月 同社第三営業本部副本部長2014年6月 エヌ・ティ・ティ・ワールドエンジニアリングマリン株式会社代表取締役社長2017年7月 日本コムシス株式会社執行役員ITビジネス事業本部副本部長2018年6月 同社取締役執行役員ITビジネス事業本部長2020年6月 同社取締役常務執行役員ITビジネス事業本部長2020年6月 当社取締役 民需事業推進・コムシス情報システム㈱担当2023年6月 コムシス情報システム株式会社代表取締役2023年6月 当社取締役 事業戦略担当(ノンキャリアビジネス)2024年4月 コムシス情報システム株式会社代表取締役社長(現任)2024年6月 当社取締役 事業戦略担当(ITソリューション事業、社会システム関連事業)(現任)2025年6月 日本コムシス株式会社取締役専務執行役員ITビジネス事業本部長(現任)<他の会社の代表状況>2024年4月 コムシス情報システム株式会社代表取締役社長(注)2157取締役財務部長兼事業拡大推進室長真下 徹1965年2月1日生2013年7月 東日本電信電話株式会社東京支店企画部長2017年7月 同社相互接続推進部長2021年7月 同社ビジネス開発本部キャリアビジネスプロデュースPT長2022年7月 当社理事経営企画部長2022年7月 日本コムシス株式会社執行役員経営企画部長2023年6月 同社取締役執行役員経営企画部長2023年6月 当社取締役財務部長兼経営企画部長兼事業拡大推進室長 会社運営担当(財務、コーポレート)2024年6月 日本コムシス株式会社取締役執行役員(現任)2024年6月 当社取締役財務部長兼事業拡大推進室長 会社運営担当(現任)(注)239取締役(常勤監査等委員)安永 敦1962年5月21日生1986年4月 日本通信建設株式会社(現 日本コムシス株式会社)入社2007年4月 同社九州支店業務部長2013年4月 同社人材育成部人事部長2017年7月 同社執行役員2017年7月 株式会社カンドー取締役事業統括部長2020年6月 日本コムシス株式会社監査役(現任)2020年6月 当社監査等委員会室長2021年6月 当社取締役(常勤監査等委員)(現任)(注)365 役職名氏名生年月日略歴任期所有株式数(百株)取締役(監査等委員)浅井 宏行1958年2月5日生1980年4月 住友金属鉱山株式会社入社2008年10月 同社機能性材料事業部青梅事業所長2012年6月 同社執行役員人事部長2015年10月 同社執行役員人材開発部長2017年6月 同社常務執行役員広報IR部長2018年6月 同社取締役常務執行役員経営企画部長2019年6月 同社取締役専務執行役員経営企画部長2020年6月 同社顧問2021年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)(注)3-取締役(監査等委員)市川 恭子1972年1月30日生1995年10月 太田昭和監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所1999年4月 公認会計士登録2003年7月 税理士法人エー・ティー・オー財産相談室入所2003年9月 税理士登録2011年4月 市川公認会計士事務所所長(現任)2012年1月 東陽監査法人入所2021年7月 みつば監査法人代表社員(現任)2023年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)2025年6月 AZ-COM丸和ホールディングス株式会社社外監査役(現任)(注)3-取締役(監査等委員)平野 正弥1972年12月24日生1995年4月 東京電力株式会社入社1999年4月 東京弁護士会登録1999年4月 TMI総合法律事務所入所2005年3月 ニューヨーク州弁護士資格取得2006年7月 TMI総合法律事務所弁護士(現任)2023年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)(注)3-取締役(監査等委員)森山 賢三1960年1月25日生1982年4月 旭硝子株式会社(現AGC株式会社)入社2015年1月 同社執行役員社長室経営企画グループリーダー2016年1月 同社執行役員経営企画部戦略企画室長2018年1月 同社常務執行役員経営企画本部長2019年10月 同社常務執行役員電子カンパニープレジデント2021年6月 電気硝子工業会会長2022年1月 AGC株式会社専務執行役員電子カンパニープレジデント2022年6月 ガラス産業連合会会長2023年6月 電気硝子工業会顧問(現任)2025年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)(注)3-取締役(監査等委員)宮下 律江1962年5月3日生1986年4月 株式会社JALインフォテック入社2005年4月 同社エアライン事業本部旅客システム部長2015年4月 同社エアライン事業本部執行役員2018年10月 株式会社ブライトン・コンサルティング取締役2018年12月 株式会社エターナリア設立 代表取締役(現任)2022年6月 株式会社遠藤照明社外取締役2023年6月 特種東海製紙株式会社社外取締役(現任)2024年6月 日東富士製粉株式会社社外取締役(監査等委員)(現任)2025年6月 当社社外取締役(監査等委員)(現任)<他の会社の代表状況>2018年12月 株式会社エターナリア代表取締役(注)3-計1,301 (注)1 取締役 浅井宏行、市川恭子、平野正弥、森山賢三及び宮下律江の5氏は、社外取締役であります。2 2025年6月27日開催予定の定時株主総会の終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。3 2025年6月27日開催予定の定時株主総会の終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 ② 社外取締役 当社の社外取締役は4名であり、4名全員が監査等委員であります。 以下に示すとおり、当社の社外取締役である中戸川健一氏、浅井宏行氏、市川恭子氏、平野正弥氏本人と当社との間に、独立性を損なうような人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。 同時に当社は、社外役員の独立性に関する事項に該当する全ての社外役員を独立役員として届け出ることを方針として定めていることから、4名全員が一般株主と利益相反が生じるおそれがないと判断し、東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ております。 さらに、社外取締役の経歴各社と当社グループとの間に、独立性を損なうような人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。 なお、当社は、2025年6月27日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員である取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、社外取締役は5名となります。  また、当社は、社外取締役を選任するにあたり、会社法及び東京証券取引所の独立性に関する要件に加え、当社の経営に対して助言、監督できる以下のいずれかの経験・資質を持つ人材を重視しております。① 他社の役員・経営幹部の経歴があり、会社経営に精通している者② 法令、財務・会計、税務等のいずれかの専門的知見を有している者  社外取締役の各氏は、企業経営に関する豊富な経験、公認会計士や税理士としての財務・会計、税務に関する高い専門的知見と見識、弁護士としての法令に関する高い専門的知見と見識を有しており、多角的視点での適切な助言・提言をいただいております。また、客観的立場から監査・監督を遂行していただけるとともに、当社のコーポレート・ガバナンスの一層の強化に貢献していただけるものと判断しております。  また、監査等委員である社外取締役は監査等委員会において、内部監査や会計監査の実地監査に立ち会った監査等委員から、それら監査の状況や結果等の報告を受けるとともに、必要に応じて内部統制監査部と直接意見交換を行い、会計監査人とも定期的に会議を開催し意見交換を行うなど、緊密な連携体制を整備しております。

※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。