旭化成株式会社 3407
データ取得日: 2026-05-24 | 過去14年分の財務データを掲載
AI 業績サマリー
売上3兆373億円(前年比+9.1%)と大幅な増収。営業利益2,119億円(営業利益率7%)、純利益1,350億円と高い利益水準を達成。半導体関連素材の回復とヘーベルハウスの安定受注が業績を牽引した。ROE7.1%と良好な資本効率。
自己資本比率46.3%、財務健全性スコア73点。営業CF3,015億円と巨額のキャッシュ創出力だが、大型投資でFCFマイナス797億円。EPS98円に対しPER10.7倍、配当38円で配当性向は約39%。EV向けセパレータの需要爆発と半導体素材の成長が中長期のドライバーであり、3事業の多角化が景気変動への耐性を支えている。
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※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。
業績推移
業績予想
| 項目 | 予想値 | 直近通期実績(2025年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 32,540億円 | 30,373億円 | +7.1% |
| 営業利益 | 2,480億円 | 2,119億円 | +17.0% |
| 純利益 | 1,600億円 | 1,350億円 | +18.5% |
| EPS | 119.65円 | 97.94円 | +22.2% |
| 1株配当 (DPS) | 44.00円 | 38.00円 | +15.8% |
| 予想PER* | 8.7倍 | 10.7倍 (実績) | — |
| 予想配当利回り* | 4.23% | 3.63% (実績) | — |
※ 業績予想は企業発表値です。期末決算と同時に発表された次期予想です。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。
財務指標(2025年度)
主要指標
収益性
成長性
| 前年比 | 3Y CAGR | 5Y CAGR | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | +9.1% | +7.3% | +7.1% |
| 営業利益 | +50.6% | — | — |
| 純利益 | +208.2% | -5.9% | — |
| EPS | +209.9% | -5.7% | — |
安全性
派生指標 参考
* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。
業種比較 業種: 化学 日経225内同業 16社
| 指標 | 自社 | 日経225 同業平均 (16社) |
EDINET 全体平均 (203社) |
同業平均との偏差 |
|---|---|---|---|---|
| ROE | 7.2% | 5.6% | 7.4% | +1.60pt |
| PER | 10.7倍 | 21.4倍 | — | -10.70 |
| PBR | 0.76倍 | 1.27倍 | — | -0.51 |
| 配当利回り | 3.63% | 3.48% | — | +0.15pt |
| 配当性向 | 38.8% | 55.2% | — | -16.37pt |
| ROA | 3.4% | 3.5% | — | -0.17pt |
| 売上総利益率 | 31.6% | 31.3% | — | +0.25pt |
| 営業利益率 | 7.0% | 9.1% | 8.2% | -2.08pt |
| 純利益率 | 4.4% | 5.2% | — | -0.72pt |
※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。
キャッシュフロー(2025年度)
| 年度 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF | 設備投資 | 現金等残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 3,015億円 | ▲3,812億円 | 1,446億円 | ▲797億円 | 2,110億円 | 3,900億円 |
| 2024 | 2,953億円 | ▲1,426億円 | ▲943億円 | 1,527億円 | 1,837億円 | 3,335億円 |
| 2023 | 908億円 | ▲2,136億円 | 1,118億円 | ▲1,228億円 | 1,749億円 | 2,479億円 |
| 2022 | 1,833億円 | ▲2,210億円 | 423億円 | ▲377億円 | 1,866億円 | 2,429億円 |
| 2021 | 2,537億円 | ▲1,578億円 | ▲959億円 | 959億円 | 1,537億円 | 2,162億円 |
| 2020 | 1,245億円 | ▲3,182億円 | 2,219億円 | ▲1,937億円 | 1,541億円 | 2,048億円 |
| 2019 | 2,121億円 | ▲1,989億円 | 174億円 | 131億円 | 1,362億円 | 1,805億円 |
| 2018 | 2,499億円 | ▲1,103億円 | ▲1,344億円 | 1,396億円 | — | 1,486億円 |
| 2017 | 1,690億円 | ▲899億円 | ▲740億円 | 790億円 | — | 1,441億円 |
| 2016 | 2,162億円 | ▲2,853億円 | 1,014億円 | ▲691億円 | — | 1,453億円 |
| 2015 | 1,376億円 | ▲1,005億円 | ▲740億円 | 371億円 | — | 1,123億円 |
| 2014 | 2,442億円 | ▲1,038億円 | ▲1,051億円 | 1,404億円 | — | 1,431億円 |
| 2013 | 1,260億円 | ▲2,785億円 | 1,662億円 | ▲1,525億円 | — | 1,040億円 |
| 2012 | 1,413億円 | ▲895億円 | ▲910億円 | 518億円 | — | 964億円 |
※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。
損益計算書(2025年度)
| 項目 | 金額 | 売上比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 30,373億円 | 100.0% |
| 売上原価 | 20,791億円 | 68.5% |
| 売上総利益 | 9,583億円 | 31.5% |
| 販管費 | 7,463億円 | 24.6% |
| 営業利益 | 2,119億円 | 7.0% |
| 経常利益 | 1,935億円 | 6.4% |
| 純利益 | 1,350億円 | 4.4% |
※ 会計基準: 日本基準 (JP GAAP) / 有報提出日: 2025-06-25 13:50。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。
貸借対照表(2025年度)
| 項目 | 金額 | 総資産比 |
|---|---|---|
| 資産 | ||
| 総資産 | 40,152億円 | 100.0% |
| 現金等 | 3,900億円 | 9.7% |
| その他資産 | 36,252億円 | 90.3% |
| 負債・純資産 | ||
| 総負債 | 21,013億円 | 52.3% |
| 有利子負債 | 11,750億円 | 29.3% |
| その他負債 | 9,262億円 | 23.1% |
| 純資産 | 19,139億円 | 47.7% |
| 自己資本 | 13,668億円 | 34.0% |
| うち利益剰余金 | 11,911億円 | 29.7% |
| 非支配株主持分等 | 5,472億円 | 13.6% |
※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。
事業規模・コスト構造(2025年度)
※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。
信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)
※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。
直近の決算短信
| 開示日時 | タイトル | 区分 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 前年比 | 純利益 | 前年比 | EPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 12:30 | 2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) | Q4 | 30,745億円 | +1.2% | 2,312億円 | +9.1% | 1,588億円 | +17.6% | 117.0 |
業績概況・今後の見通し(2026-05-12 発表分) 約27,514字
qualitative.htm
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………4
(4)次期の見通し ………………………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………14
1 継続企業の前提に関する注記 ……………………………………………………………………14
2 表示方法の変更 ……………………………………………………………………………………14
3 連結損益計算書関係 ………………………………………………………………………………15
4 連結キャッシュ・フロー計算書関係 ……………………………………………………………16
5 企業結合等関係 ……………………………………………………………………………………18
6 追加情報 ……………………………………………………………………………………………22
7 セグメント情報等 …………………………………………………………………………………23
8 1株当たり情報 ……………………………………………………………………………………29
9 重要な後発事象 ……………………………………………………………………………………30
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
① 当期の経営成績
旭化成グループ(以下、「当社グループ」)の当期における連結業績は、エッセンシャルケミカル事業の定期修理の影響や在庫受払差の影響等を受けた「マテリアル」は減益となりましたが、医薬事業の利益成長が寄与した「ヘルスケア」、国内住宅事業が堅調に推移した「住宅」は増益となったことから、売上高は3兆745億円で前期比372億円の増収となり、営業利益は2,312億円で前期比193億円の増益となりました。経常利益は2,304億円で、持分法による投資利益の増加などにより前期比370億円の増益となりました。また、前期比で事業構造改善費用は増加しましたが、税金費用が減少したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1,588億円で、238億円の増益となりました。
当期の単独業績は、売上高は6,508億円で前期比757億円の減収、営業損失は35億円で前期比41億円の減益、経常利益は640億円で前期比477億円の増益、当期純利益は1,130億円で前期比760億円の増益となりました。売上高、営業利益については、下記「マテリアル」セグメントに属する事業の業績悪化により、減少しました。経常利益、当期純利益については、連結子会社からの受取配当金が前期に比べて増加したことや関係会社株式売却益を計上したことなどにより、増加しました。
② セグメント別概況
当社グループの3つの報告セグメント「ヘルスケア」「住宅」「マテリアル」及び「その他」に区分してご説明します。
医薬事業の利益成長が寄与した「ヘルスケア」、および国内住宅事業が堅調に推移した「住宅」においては、前期比で増益となりました。一方、「マテリアル」は、エッセンシャルケミカル事業の在庫受払差や定期修理の影響等により、前期比で減益となりました。
「ヘルスケア」セグメント
売上高は6,641億円で前期比482億円の増収となり、営業利益は835億円で前期比194億円の増益となりました。
医薬事業は、主力製品の販売量増加や、2024年10月より連結を開始したスウェーデンの製薬会社Calliditas Therapeutics ABの新規連結効果等に伴い、増益となりました。ライフサイエンス事業は、「プラノバ™」の販売量が増加したものの、販管費の増加や血液浄化事業の譲渡影響等により、減益となりました。クリティカルケア事業は、「LifeVest®」の新規患者数の増加や除細動器の新製品上市の効果がありましたが、販管費の増加等により、減益となりました。
以上のことなどから、全体では増収・増益となりました。
「住宅」セグメント
売上高は1兆774億円で前期比415億円の増収となり、営業利益は998億円で前期比39億円の増益となりました。
建築請負事業は、物件の大型化・高付加価値化による平均単価の上昇等により、増益となりました。不動産開発事業は、分譲マンションの販売戸数は減少したものの、物件の構成差や固定費削減により、増益となりました。賃貸管理・不動産流通事業は、管理戸数および仲介件数の増加により、増益となりました。また、建材事業も、価格転嫁の進捗等により、増益となりました。
一方、海外住宅事業については、北米事業において住宅需要の落ち込みによる数量減少や価格対応の影響を受け、減益となりました。
以上のことなどから、全体では増収・増益となりました。
「マテリアル」セグメント
売上高は1兆3,062億円で前期比625億円の減収となり、営業利益は683億円で前期比116億円の減益となりました。
エレクトロニクス事業は、AIサーバーやハイエンドスマホを中心とした半導体・電子機器関連事業の旺盛な需要を背景に、主力製品の販売が伸長し、増益となりました。
一方、エッセンシャルケミカル事業は、在庫受払差の影響や水島製造所における大規模な定期修理の実施により、減益となりました。カーインテリア事業は、欧州での販売が堅調に推移したものの、中国および北米での販売量減少や固定費の増加等により、減益となりました。
エナジー&インフラ事業は、イオン交換膜法食塩電解事業における電解プラントの販売が増加した一方、セパレータ事業では鉛蓄電池用セパレータ事業の譲渡影響や、ハイポア事業における販管費増加および経時的な価格対応の影響により、減益となりました。また、コンフォートライフ事業は、繊維事業の販売量減少等により、パフォーマンスケミカル事業は、市況下落による在庫受払差の影響および定期修理の影響等により、それぞれ減益となりました。
以上のことなどから、全体では減収・減益となりました。
「その他(エンジニアリング事業、各種リサーチ・情報提供事業、人材派遣・紹介事業など)」
売上高は267億円で前期比99億円の増収となり、営業利益は39億円で前期比10億円の増益となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当期末の総資産は、為替の円安影響や「住宅」における棚卸資産の増加などにより、前期比1,227億円増加し、4兆1,379億円となりました。
流動資産は、現金及び預金が164億円減少したものの、棚卸資産が744億円、受取手形、売掛金及び契約資産が224億円増加したことなどから、前期比959億円増加し、1兆8,654億円となりました。
固定資産は、投資有価証券が281億円、繰延税金資産が153億円、無形固定資産が127億円減少したものの、有形固定資産が405億円、退職給付に係る資産が348億円増加したことなどから、前期比268億円増加し、2兆2,726億円となりました。
流動負債は、未払費用が162億円増加したものの、短期借入金が1,033億円、コマーシャル・ペーパーが870億円減少したことなどから、前期比1,715億円減少し、7,931億円となりました。
固定負債は、社債が300億円、退職給付に係る負債が136億円減少したものの、その他固定負債が386億円、長期借入金が204億円増加したことなどから、前期比425億円増加し、1兆1,792億円となりました。
有利子負債は、前期比1,899億円減少し、9,675億円となりました。
純資産は、配当金の支払544億円や自己株式の取得23億円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益を1,588億円計上したことや為替換算調整勘定が1,244億円、退職給付に係る調整累計額が255億円増加したことなどから、前期末の1兆9,139億円から2,517億円増加し、2兆1,656億円になりました。
その結果、1株当たり純資産は前期比170.50円増加し1,539.66円となり、自己資本比率は前期末の46.3%から50.5%となりました。D/E レシオは前期末から0.16ポイント減少し0.46となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当期における営業活動によるキャッシュ・フローは3,031億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは1,069億円の支出となり、フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は1,962億円の収入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは2,454億円の支出となり、これらに加え、現金及び現金同等物に係る換算差額による増加312億円などがありました。以上の結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、前連結会計年度末に比べ180億円減少し、3,721億円となりました。
・営業活動によるキャッシュ・フロー
当期における営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加766億円、法人税等の支払488億円、投資有価証券売却益417億円などの支出があったものの、税金等調整前当期純利益2,146億円、減価償却費1,626億円、のれん償却額337億円、前受金の増加286億円、減損損失167億円などの収入があったことから、3,031億円の収入(前期比16億円の収入の増加)となりました。
・投資活動によるキャッシュ・フロー
当期における投資活動によるキャッシュ・フローは、連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入626億、投資有価証券の売却による収入489億円、有形固定資産の売却による収入57億円などの収入があったものの、有形固定資産の取得による支出1,937億円、無形固定資産の取得による支出174億円、貸付けによる支出108億円などの支出があったことから、1,069億円の支出(前期比2,743億円の支出の減少)となりました。
・財務活動によるキャッシュ・フロー
当期における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入831億円、非支配株主からの払込みによる収入180億円などの収入があったものの、短期借入金の減少1,068億、コマーシャル・ペーパーの減少870億円、長期借入金の返済による支出639億円、配当金の支払544億円などの支出があったことから、2,454億円の支出(前期比3,899億円の支出の増加)となりました。
(参考)キャッシュ・フロー指標のトレンド
2022年3月期
2023年3月期
2024年3月期
2025年3月期
2026年3月期
自己資本比率(%)
50.4
48.1
49.5
46.3
50.5
時価ベースの自己資本比率(%)
44.0
37.2
42.1
35.4
49.5
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)
4.2
10.3
3.1
3.8
3.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
50.3
15.5
41.9
35.3
25.4
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しています。
※営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しています。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。
(4)次期の見通し
次期の当社グループの連結業績は、売上高は3兆2,540億円で当期比1,795億円の増収、営業利益は2,480億円で当期比168億円の増益となる計画です。
「ヘルスケア」セグメント
売上高は7,490億円、営業利益は900億円を予想しています。
医薬・ライフサイエンス事業は、腎疾患治療剤「Tarpeyo」をはじめとする主力製剤や、ウイルス除去フィルター「プラノバ™」の販売量が順調に増加しますが、Aicuris Anti-infective Cures AGの買収に伴うのれん等償却費の増加に加え、ライセンス導入費用を含む研究開発費が増加することにより、減益を見込みます。一方、クリティカルケア事業は、除細動器の新製品が引き続き販売を牽引するほか、「LifeVest®」も新規患者数の増加を予想することから、増益を見込みます。
以上のことなどから、「ヘルスケア」セグメント全体で、増収・増益を予想します。
「住宅」セグメント
売上高は1兆1,730億円、営業利益は1,013億円を予想しています。
建築請負事業が引き続き物件の大型化・高付加価値化による平均単価の上昇を想定するものの、労務費等の固定費増加や資材費の上昇により、減益を見込みます。また、不動産開発事業は、分譲マンションの販売戸数が増加する一方、物件の構成差の悪化により、減益を見込みます。
一方で、賃貸管理・不動産流通事業は管理戸数が堅調に増加し、建材事業も価格転嫁が進むため、それぞれ増益を見込みます。海外住宅事業は、北米で需要が緩やかに回復することを背景に数量が徐々に増加すると想定していますが、価格対応の影響により、営業利益は前年同程度を見込みます。豪州事業は請負住宅の数量増加や建売住宅の販売増加により、増益を見込みます。
以上のことなどから、「住宅」セグメント全体で、増収・増益を予想します。
「マテリアル」セグメント
売上高は1兆3,010億円、営業利益は810億円を予想しています。
エレクトロニクス事業は、AI用途を中心に、「パイメル」やガラスクロス等の電子材料の販売量が増加し、増益を見込みます。また、カーインテリア事業は、北米・欧州向けの販売が堅調に推移すること等により、増益を見込みます。パフォーマンスケミカル事業は、エンジニアリング樹脂の販売量増加や、構造転換の進捗による収益改善等により、増益を見込みます。エッセンシャルケミカル事業は、固定費の増加や交易条件の悪化等はありますが、前期にあった定期修理影響が解消されることにより、増益を見込みます。コンフォートライフ事業は、各事業は堅調に推移するものの、旭化成アドバンスが下期から連結対象外となることにより、営業利益は前年同程度を見込みます。
一方、エナジー&インフラ事業は、鉛蓄電池用セパレータ事業の譲渡影響に加え、イオン交換膜法食塩電解事業がプラントの販売量が好調だった前期比では販売量の減少を見込むことや、さらに原材料価格上昇の影響等により、減益を見込みます。
以上のことなどから、「マテリアル」セグメント全体で、減収・増益を予想します。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、日本基準により連結財務諸表を作成しており、当社グループの財政状態、経営成績等を適切に表示していると判断しています。国際会計基準については、今後、当社事業のグローバル展開の状況を踏まえつつ、日本基準との差異の把握等を進めたうえで、適用可能性を検討していきます。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
393,467
377,023
受取手形、売掛金及び契約資産
491,414
513,807
商品及び製品
341,531
369,639
仕掛品
183,613
226,280
原材料及び貯蔵品
194,186
197,806
その他
169,042
184,611
貸倒引当金
△3,805
△3,809
流動資産合計
1,769,448
1,865,357
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
698,602
681,618
減価償却累計額
△373,652
△364,121
建物及び構築物(純額)
324,950
317,497
機械装置及び運搬具
1,640,722
1,613,963
減価償却累計額
△1,368,752
△1,350,876
機械装置及び運搬具(純額)
271,970
263,087
土地
81,945
80,067
リース資産
14,839
18,504
減価償却累計額
△7,114
△7,904
リース資産(純額)
7,725
10,600
建設仮勘定
162,890
212,828
その他
221,775
232,932
減価償却累計額
△150,645
△155,930
その他(純額)
71,131
77,003
有形固定資産合計
920,611
961,081
無形固定資産
のれん
389,640
383,805
技術関連資産
297,384
294,854
その他
243,529
239,205
無形固定資産合計
930,553
917,865
投資その他の資産
投資有価証券
168,371
140,241
長期貸付金
9,561
10,521
長期前渡金
24,416
23,378
退職給付に係る資産
74,133
108,909
繰延税金資産
69,217
53,921
その他
49,431
57,528
貸倒引当金
△527
△859
投資その他の資産合計
394,602
393,640
固定資産合計
2,245,766
2,272,586
資産合計
4,015,214
4,137,943
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
193,583
195,002
短期借入金
203,249
99,926
コマーシャル・ペーパー
87,000
-
1年内償還予定の社債
20,000
30,000
リース債務
8,049
9,333
未払費用
180,644
196,823
未払法人税等
18,666
19,696
前受金
109,750
104,722
株式給付引当金
176
243
修繕引当金
10,297
5,103
製品保証引当金
4,708
4,892
固定資産撤去費用引当金
13,854
3,654
その他
114,631
123,748
流動負債合計
964,608
793,143
固定負債
社債
280,000
250,000
長期借入金
567,209
587,618
リース債務
29,538
34,344
繰延税金負債
55,608
58,482
株式給付引当金
611
735
修繕引当金
5,516
6,554
固定資産撤去費用引当金
6,874
26,207
退職給付に係る負債
121,619
107,980
長期預り保証金
24,070
22,971
その他
45,618
84,263
固定負債合計
1,136,663
1,179,153
負債合計
2,101,271
1,972,296
純資産の部
株主資本
資本金
103,389
103,389
資本剰余金
80,319
80,319
利益剰余金
1,191,076
1,294,711
自己株式
△8,015
△10,140
株主資本合計
1,366,768
1,468,278
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
35,996
13,674
繰延ヘッジ損益
78
△24
為替換算調整勘定
394,803
519,234
退職給付に係る調整累計額
61,776
87,295
その他の包括利益累計額合計
492,652
620,180
非支配株主持分
54,523
77,189
純資産合計
1,913,944
2,165,647
負債純資産合計
4,015,214
4,137,943
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
売上高
3,037,312
3,074,505
売上原価
2,079,051
2,065,913
売上総利益
958,260
1,008,592
販売費及び一般管理費
746,340
777,392
営業利益
211,921
231,200
営業外収益
受取利息
9,982
12,718
受取配当金
3,396
1,933
持分法による投資利益
-
8,993
その他
7,448
8,064
営業外収益合計
20,826
31,708
営業外費用
支払利息
9,096
12,449
持分法による投資損失
7,188
-
その他
23,004
20,041
営業外費用合計
39,288
32,490
経常利益
193,459
230,419
特別利益
投資有価証券売却益
32,453
41,696
固定資産売却益
336
3,605
受取保険金
9,512
-
受取和解金
-
8,523
負ののれん発生益
2,218
-
関係会社株式売却益
-
12,428
特別利益合計
44,520
66,253
特別損失
投資有価証券評価損
2,286
3,335
固定資産処分損
8,503
9,738
減損損失
12,181
16,661
電力契約解約に伴う損失
-
4,440
製品補償損失
1,977
-
事業構造改善費用
18,429
47,889
特別損失合計
43,377
82,063
税金等調整前当期純利益
194,602
214,609
法人税、住民税及び事業税
47,914
44,495
法人税等調整額
6,283
6,574
法人税等合計
54,197
51,070
当期純利益
140,404
163,539
非支配株主に帰属する当期純利益
5,408
4,746
親会社株主に帰属する当期純利益
134,996
158,793
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
当期純利益
140,404
163,539
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
△14,994
△22,848
繰延ヘッジ損益
92
△102
為替換算調整勘定
△22,332
127,152
退職給付に係る調整額
28,867
25,394
持分法適用会社に対する持分相当額
△572
142
その他の包括利益合計
△8,938
129,737
包括利益
131,466
293,277
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
126,135
286,321
非支配株主に係る包括利益
5,331
6,955
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
103,389
80,272
1,135,533
△7,316
1,311,878
当期変動額
剰余金の配当
△49,962
△49,962
親会社株主に帰属する当期純利益
134,996
134,996
自己株式の取得
△30,010
△30,010
自己株式の処分
△0
94
94
自己株式の消却
△29,216
29,216
-
利益剰余金から資本剰余金への振替
29,216
△29,216
-
連結範囲の変動
△275
△275
連結子会社の増資による持分の増減
47
47
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
-
47
55,543
△700
54,890
当期末残高
103,389
80,319
1,191,076
△8,015
1,366,768
その他の包括利益累計額
非支配株主持分
純資産合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算
調整勘定
退職給付
に係る
調整累計額
その他の
包括利益
累計額合計
当期首残高
51,269
△14
417,391
32,867
501,513
35,234
1,848,625
当期変動額
剰余金の配当
△49,962
親会社株主に帰属する当期純利益
134,996
自己株式の取得
△30,010
自己株式の処分
94
自己株式の消却
-
利益剰余金から資本剰余金への振替
-
連結範囲の変動
△275
連結子会社の増資による持分の増減
47
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
△15,273
92
△22,589
28,908
△8,861
19,290
10,429
当期変動額合計
△15,273
92
△22,589
28,908
△8,861
19,290
65,319
当期末残高
35,996
78
394,803
61,776
492,652
54,523
1,913,944
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
103,389
80,319
1,191,076
△8,015
1,366,768
当期変動額
剰余金の配当
△54,386
△54,386
親会社株主に帰属する当期純利益
158,793
158,793
自己株式の取得
△2,344
△2,344
自己株式の処分
0
220
220
自己株式の消却
-
利益剰余金から資本剰余金への振替
-
連結範囲の変動
△773
△773
連結子会社の増資による持分の増減
-
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
-
0
103,635
△2,125
101,510
当期末残高
103,389
80,319
1,294,711
△10,140
1,468,278
その他の包括利益累計額
非支配株主持分
純資産合計
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算
調整勘定
退職給付
に係る
調整累計額
その他の
包括利益
累計額合計
当期首残高
35,996
78
394,803
61,776
492,652
54,523
1,913,944
当期変動額
剰余金の配当
△54,386
親会社株主に帰属する当期純利益
158,793
自己株式の取得
△2,344
自己株式の処分
220
自己株式の消却
-
利益剰余金から資本剰余金への振替
-
連結範囲の変動
△773
連結子会社の増資による持分の増減
-
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
△22,322
△102
124,431
25,520
127,528
22,665
150,193
当期変動額合計
△22,322
△102
124,431
25,520
127,528
22,665
251,703
当期末残高
13,674
△24
519,234
87,295
620,180
77,189
2,165,647
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
194,602
214,609
減価償却費
153,478
162,598
減損損失
12,181
16,661
のれん償却額
32,628
33,746
株式給付引当金の増減額(△は減少)
171
191
修繕引当金の増減額(△は減少)
3,084
△4,157
製品保証引当金の増減額(△は減少)
273
45
固定資産撤去費用引当金の増減額(△は減少)
△1,623
9,131
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
2,188
3,923
受取利息及び受取配当金
△13,378
△14,651
支払利息
9,096
12,449
持分法による投資損益(△は益)
7,188
△8,993
投資有価証券売却損益(△は益)
△32,453
△41,696
投資有価証券評価損益(△は益)
2,286
3,335
固定資産売却損益(△は益)
△336
△3,605
固定資産処分損益(△は益)
8,503
9,738
負ののれん発生益
△2,218
-
関係会社株式売却損益(△は益)
-
△12,428
売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)
2,816
△12,377
棚卸資産の増減額(△は増加)
△32,068
△76,553
仕入債務の増減額(△は減少)
△26,732
△6,461
未払費用の増減額(△は減少)
21,115
16,536
前受金の増減額(△は減少)
20,982
28,604
その他
△22,176
17,398
小計
339,608
348,044
利息及び配当金の受取額
15,886
15,777
利息の支払額
△8,549
△11,953
法人税等の支払額又は還付額(△は支払)
△45,456
△48,764
営業活動によるキャッシュ・フロー
301,489
303,104
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出
△5,065
△5,425
定期預金の払戻による収入
6,472
4,126
有形固定資産の取得による支出
△201,684
△193,671
有形固定資産の売却による収入
723
5,714
無形固定資産の取得による支出
△16,255
△17,379
投資有価証券の取得による支出
△8,025
△6,289
投資有価証券の売却による収入
36,913
48,925
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出
△191,174
-
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入
1,809
62,605
事業譲受による支出
△8,281
-
貸付けによる支出
△9,191
△10,812
貸付金の回収による収入
12,799
4,457
その他
△191
878
投資活動によるキャッシュ・フロー
△381,150
△106,873
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
14,841
△106,763
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少)
4,000
△87,000
長期借入れによる収入
206,063
83,107
長期借入金の返済による支出
△72,482
△63,916
社債の発行による収入
100,000
-
社債の償還による支出
△30,000
△20,000
リース債務の返済による支出
△10,903
△9,984
自己株式の取得による支出
△30,019
△2,344
自己株式の処分による収入
122
220
配当金の支払額
△49,962
△54,386
非支配株主からの払込みによる収入
16,312
18,000
非支配株主への配当金の支払額
△2,824
△2,330
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出
△325
-
その他
△256
43
財務活動によるキャッシュ・フロー
144,567
△245,354
現金及び現金同等物に係る換算差額
△8,503
31,156
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
56,403
△17,967
現金及び現金同等物の期首残高
333,498
390,035
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
134
0
現金及び現金同等物の期末残高
390,035
372,068
(5)連結財務諸表に関する注記事項
1(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
2(表示方法の変更)
連結損益計算書関係
前連結会計年度において、独立掲記していた営業外費用の「為替差損」は、営業外費用の総額の100分の10以下となったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っています。この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、営業外費用の「為替差損」に表示していた5,624百万円を「その他」として組替えています。
3(連結損益計算書関係)
1 減損損失
当連結会計年度において、当社グループは以下の資産について減損損失を計上しています。
用途
種類
場所
減損損失
(百万円)
連結損益計算書上
の計上科目
汎用石化・樹脂資産グループに関連する設備(注)
機械装置 他
岡山県倉敷市 他
10,849
減損損失
研究開発設備
機械装置 他
岡山県倉敷市
1,717
減損損失
合成繊維製造設備
建物 他
Hung Yen Province, Vietnam
1,641
減損損失
樹脂原料製造設備
機械装置 他
神奈川県川崎市川崎区 他
1,080
事業構造改善費用
半導体製造設備
建物 他
宮崎県延岡市
908
減損損失
真贋判定機器製造設備
機械装置 他
静岡県富士市 他
685
減損損失
電池材料製造設備
機械装置
Kentucky, U.S.A.
645
事業構造改善費用
コーティング剤製造設備
機械装置 他
神奈川県川崎市川崎区
645
事業構造改善費用
ナイロン原料製造設備
機械装置 他
宮崎県延岡市
335
事業構造改善費用
アクリル樹脂製造設備
機械装置 他
神奈川県川崎市川崎区 他
310
事業構造改善費用
その他
―
―
920
減損損失及び
事業構造改善費用
(注)汎用石化・樹脂資産グループに関連する設備には、エッセンシャルケミカル事業のうち石油化学製品の製造設備、及びパフォーマンスケミカル事業のうち合成樹脂及びその原料の製造設備などが含まれます。
当社グループは、事業用資産については管理会計上の区分を基礎として製造工程、地域性、投資の意思決定単位等を加味してグルーピングを行っています。遊休資産については個別の資産単位ごとに把握しています。
汎用石化・樹脂資産グループに関連する設備及び合成繊維製造設備については、収益性が低下したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額しました。回収可能価額は、使用価値等により測定しており、使用価値は将来キャッシュ・フローを11.0~14.0%で割り引いて算定し、将来キャッシュ・フローがマイナスと見込まれる資産については、回収可能価額を零として評価しています。
また、研究開発設備、樹脂原料製造設備、半導体製造設備、真贋判定機器製造設備、電池材料製造設備、コーティング剤製造設備、ナイロン原料製造設備及びアクリル樹脂製造設備については、将来の使用見込みがなくなったため、帳簿価額の全額を減額しました。
なお、その他のうち60百万円については、特別損失の「事業構造改善費用」に含めて表示しています。
2 持分法による投資利益
持分法適用関連会社であるPTT Asahi Chemical Co., Ltd.において事業撤退損失引当金戻入益を計上したことなどに伴い、同社に対する持分法による投資利益5,898百万円を計上しています。
4(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
株式又は持分の売却により連結子会社でなくなった会社の資産及び負債の主な内訳
株式の売却等により、旭化成メディカル株式会社及びその連結子会社4社が連結子会社でなくなったことに伴う売却時の資産及び負債の内訳並びに株式の売却価額と売却による収入(純額)は次のとおりです。
流動資産
47,373百万円
固定資産
25,601百万円
流動負債
△17,768百万円
固定負債
△5,601百万円
その他有価証券評価差額金
△20百万円
繰延ヘッジ損益
0百万円
為替換算調整勘定
△3,622百万円
退職給付に係る調整累計額
△854百万円
株式売却後の投資勘定
△8,391百万円
連結除外に伴う利益剰余金の減少額
△771百万円
株式の売却益
8,456百万円
株式の売却価額
44,403百万円
現金及び現金同等物
△15,764百万円
差引:売却による収入
28,639百万円
株式の売却により、ナガセダアグノスティクス株式会社が連結子会社でなくなったことに伴う売却時の資産及び負債の内訳並びに株式の売却価額と売却による収入(純額)は次のとおりです。
流動資産
3,002百万円
固定資産
11,399百万円
流動負債
△66百万円
固定負債
△35百万円
株式の売却損
△4,690百万円
株式の売却価額
9,610百万円
現金及び現金同等物
△65百万円
差引:売却による収入
9,545百万円
持分の売却により、Daramic, LLC及び連結子会社14社が連結子会社でなくなったことに伴う売却時の資産及び負債の内訳並びに持分の売却価額と売却による収入(純額)は次のとおりです。
流動資産
26,319百万円
固定資産
30,142百万円
流動負債
△7,295百万円
固定負債
△5,523百万円
為替換算調整勘定
△11,204百万円
退職給付に係る調整累計額
△211百万円
非支配株主持分
△1,702百万円
持分の売却損
△7,166百万円
持分の売却価額
23,361百万円
現金及び現金同等物
△3,334百万円
差引:売却による収入
20,027百万円
上記以外の株式の売却により連結子会社でなくなったその他の会社の資産及び負債の金額は、重要性が乏しいため記載を省略しております。
5(企業結合等関係)
1 連結子会社による優先出資受入れ及び株式譲渡等による血液浄化事業のアイエーホールディングス株式会社への譲渡
(1) 事業分離の概要
① 分離先企業の名称
アイエーホールディングス株式会社
② 分離した事業の内容
• ダイアライザー(人工腎臓)及び関連商品の開発・製造・販売
• 血液浄化(アフェレシス)商品の開発・製造・販売
③ 事業分離を行った主な理由
血液浄化事業は、透析・アフェレシス関連製品の開発・製造・販売において50年の歴史を持ち、日本国内、海外のユーザーより高い評価を受ける製品群を供給しています。高付加価値製品として、透析領域においてビタミンEを固定化したダイアライザーや、アフェレシス領域において難病治療に使用される血漿交換療法用のデバイス、そのほかにも、患者の自己血由来の自己フィブリン糊を自動調製するクリオシールシステム等を提供しています。加えて、血液浄化事業で培った豊富な経験とノウハウを生かし、集中治療領域において患者さまや医療従事者の方々に多様な価値を提供する製品・サービスにも近年新たに事業を展開しています。当社では、本事業の継続的な成長のために選択し得る戦略的オプションを幅広く検討してきましたが、インテグラル株式会社(以下、「インテグラル」)より本事業の成長に対する強い意志に基づいた積極的な投資の提案があり、新たなパートナーのもとで、独立し、専業化したうえで、よりいっそう成長投資を強化していくことが本事業にとって重要であると判断しました。
④ 事業分離日
2025年4月1日
⑤ その他取引の概要に関する事項
Ⅰ 当社の完全子会社として、旭化成ライフサイエンス㈱(以下、「旭化成ライフサイエンス」)を設立しました。
Ⅱ 旭化成メディカル㈱(以下、「旭化成メディカル」)のバイオプロセス事業等を吸収分割により旭化成ライフサイエンスに承継しました。
Ⅲ インテグラルは同社が設立し、その関連会社が運営するファンド(以下、インテグラル株式会社とあわせて「インテグラル」)が保有する特別目的会社であるアイエーホールディングス株式会社(以下、
出資会社)を通じて旭化成メディカルに優先株式による出資を行い、当社は2025年4月1日に保有する旭化成メディカル株式の出資会社への譲渡等を行うことにより、旭化成メディカルの議決権保有割合を当社20%、出資会社80%としました。また、2027年4月頃をめどに残余株式の譲渡を実施し、出資会社の議決権保有割合を100%とします(出資会社の指定する者と共同での保有割合を100%とする場合を含む)。
(2) 実施した会計処理の概要
① 移転損益の金額
事業譲渡益 8,456百万円
② 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産
47,373百万円
固定資産
25,601百万円
資産合計
72,975百万円
流動負債
17,768百万円
固定負債
5,601百万円
負債合計
23,369百万円
③ 会計処理
移転したことにより受け取った対価と、移転した事業に係る株主資本相当額との差額を関係会社株式売却益として認識しています。
(3) 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
ヘルスケア
2 連結子会社による会社分割及び株式の譲渡による診断薬事業などの長瀬産業への譲渡
(1) 事業分離の概要
① 分離先企業の名称
長瀬産業株式会社
② 分離した事業の内容
• 診断薬及び診断薬用酵素の製造、開発及び販売に関するすべての事業
• 大仁医薬工場(診断薬用酵素原料、及び「ブレディニン®」等の医薬品の原薬製造工場)
• 大仁統括センター(主に、診断薬事業及び大仁医薬工場を含む大仁地区全体のインフラ管理組織)
③ 事業分離を行った主な理由
当社グループでは、ヘルスケア領域において、医療機器などを扱うクリティカルケア事業の成長、医薬事業の継続的な拡大、バイオプロセス事業の発展による利益成長を目指しています。これらの大きな成長機会には継続的な集中投資が必要であり、将来の優先順位を決定するためにポートフォリオの見直しを行っています。その中で、旭化成ファーマ㈱(以下、「旭化成ファーマ」)は、診断薬事業(以下、「当該事業」)とのシナジーが発揮できる他社への譲渡、いわゆるベストオーナーの観点も含めた検討を慎重に行ってきました。その結果、当該事業は旭化成グループの傘下ではなく、バイオ関連事業の領域において高いプレゼンスや技術力を持ち、積極的な成長投資が可能な長瀬産業株式会社(以下、「長瀬産業」)の傘下で事業を運営することが最も適切であり、当該事業の成長を最大化できるとの結論に至りました。
④ 事業分離日
2025年7月1日
⑤ その他取引の概要に関する事項
2025年7月1日を効力発生日として、本件譲渡に関する権利義務、及び大仁地区の土地と施設を、会社分割等により旭化成ファーマが設立したナガセダイアグノスティックス㈱(以下、「ナガセダイアグノスティックス」)に承継させ、同日付で旭化成ファーマより長瀬産業に対しナガセダイアグノスティックスの全株式を譲渡しました。
(注) 旭化成ファーマ㈱は、2026年4月1日付で旭化成セラピューティクス㈱に社名変更しています。
(2) 実施した会計処理の概要
① 移転損益の金額
事業譲渡損 4,690百万円
② 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産
3,002百万円
固定資産
11,399百万円
資産合計
14,401百万円
流動負債
66百万円
固定負債
35百万円
負債合計
101百万円
③ 会計処理
移転したことにより受け取った対価と、移転した事業に係る株主資本相当額との差額を事業構造改善費用として認識しています。
(3) 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
ヘルスケア
(4) 当連結会計年度に係る連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
重要性が乏しいため、記載を省略しています。
3 連結子会社による鉛蓄電池用セパレータ「Daramic®」事業の譲渡
(1) 事業分離の概要
① 分離先企業の名称
Daramic Buyer LLC、Polypore Buyer LLC
② 分離した事業の内容
鉛蓄電池用セパレータ「Daramic®」(以下、「ダラミック」)の開発・製造・販売
③ 事業分離を行った主な理由
当社
は2015年8月の
Polypore International, LLC(以下、「Polypore社」)
買収
により、鉛蓄電池用セパレータ「ダラミック」とリチウムイオン電池用乾式セパレータ「Celgard®」を取得しました。「ダラミック」は車載用途や産業用途を中心に使用され、安定的な収益貢献が期待できる事業として、コストダウンをはじめとするグローバルでの製造拠点の強化等を進めてきました。しかし、セパレータ事業の中長期的な戦略を踏まえ、ベストオーナーの観点も含めて慎重に検討を重ねた結果、このたびの譲渡が最良であるとの結論に至りました。
④ 事業分離日
2025年12月1日
⑤ その他取引の概要に関する事項
受取対価を現金等の財産のみとする持分譲渡。
2025年12月1日を効力発生日として、Polypor
e社
及びCelgard, LLC
が
保有するダラミック事業に関する全持分をKingswood Capital Management, L.P.が傘下に設立したDaramic Buyer LLC及びPolypore Buyer LLCに譲渡しました。
(2) 実施した会計処理の概要
① 移転損益の金額
事業譲渡損 7,166百万円
(注) 今後譲渡先と合意した価格調整を行うことから暫定的に算定された金額です。
② 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産
26,319百万円
固定資産
30,142百万円
資産合計
56,462百万円
流動負債
7,295百万円
固定負債
5,523百万円
負債合計
12,817百万円
③ 会計処理
移転したことにより受け取った対価と、移転した事業に係る株主資本相当額との差額を事業構造改善費用として認識しています。
(3) 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
マテリアル
(4) 当連結会計年度の連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高 26,601百万円
営業利益 2,820百万円
6(追加情報)
旭化成アドバンスと帝人フロンティアの経営統合
当社は、当社の連結子会社である旭化成アドバンス株式会社(以下、「旭化成アドバンス」)と、帝人株式会社(以下、「帝人」)の連結子会社である帝人フロンティア株式会社(以下「帝人フロンティア」)について、帝人フロンティアを存続会社とする吸収合併を実施することを決定し、2026年10月1日(予定)を効力発生日として帝人フロンティアを当社及び帝人の共同出資による合弁会社(帝人80%、当社20%)とする基本契約を2025年12月1日付で締結しました。
(1) 事業分離の概要
① 分離先企業の名称
帝人フロンティア株式会社
② 分離した事業の内容
繊維、化学品、建材分野での商品売買や製造・加工、各種サービスの提供など
③ 事業分離を行った主な理由
旭化成アドバンスは、旭化成グループの製品群を中心に、繊維、化学品、建材など幅広い商品を取り扱う商社として、2015年に設立されました。今後の持続的な事業拡大を検討する中で、旭化成アドバンス単独での成長を追求するのではなく、グローバルな調達力に強みを持つ商社機能と、高機能繊維の開発・製造を担うメーカー機能を併せ持ち、衣料繊維・産業資材などの幅広い分野で独自のソリューションを提供する帝人フロンティアのもとで運営することが最善の策であるという判断に至りました。
④ 事業分離日
2026年10月1日(予定)
⑤ その他取引の概要に関する事項
本統合に先立ち、当社の連結子会社である旭化成(中国)投資有限公司は、繊維製品の製造・販売を行っている杭州旭化成紡織有限公司の全持分を旭化成アドバンスに譲渡します。
(2) 分離した事業が含まれていた報告セグメントの名称
マテリアル
7(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、事業持株会社制を導入しており、事業持株会社である当社の下、製品・サービス別の3つの事業領域を設け、各事業領域の事業持株会社及び事業会社は、取り扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しています。
2025年4月1日に研究開発等の機能の一部を「マテリアル」へ再編したことに伴い、第1四半期連結会計期間より、従来「全社費用等」に含めていた一部の研究組織等を「マテリアル」に含めて表示しています。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメント区分で記載しています。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計処理の原則及び手続に準拠した方法です。報告セグメントの利益は、営業損益です。
セグメント間の内部売上高又は振替高は、主に第三者間取引価格もしくは原価に適正利益を加味した価格に基づいています。
また、当社は、グループ経営における共通機能の変化に応じて、共通費の応益負担を最適化するため、全社共通費の各報告セグメントへの配賦率を第1四半期連結会計期間から変更しています。当該変更により、従来の方法に比べて、「ヘルスケア」は975百万円、「住宅」は1,578百万円、「マテリアル」は3,844百万円それぞれセグメント利益が減少し、「全社費用等」のセグメント利益は6,397百万円増加しています。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注) 1
合計
ヘルスケア
住宅
マテリアル
計
売上高
外部顧客への
売上高
615,901
1,035,860
1,368,770
3,020,530
16,781
3,037,312
セグメント間
の内部売上高
又は振替高
5
10,036
18,234
28,275
45,549
73,823
計
615,905
1,045,895
1,387,004
3,048,805
62,330
3,111,135
セグメント損益
(営業損益)
64,026
95,912
79,905
239,843
2,929
242,772
セグメント資産
1,326,101
688,131
1,842,954
3,857,186
123,024
3,980,210
その他の項目
減価償却費
(注) 2
54,736
20,675
65,082
140,493
1,097
141,589
のれんの償却額
25,293
1,875
5,460
32,628
-
32,628
持分法適用会社
への投資額
1,398
5,091
47,934
54,423
24,335
78,758
有形固定資産及び
無形固定資産の
増加額
42,644
31,493
125,572
199,709
1,787
201,496
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング、環境エンジニアリング、各種リサーチ・情報提供事業及び人材派遣・紹介事業等を含んでいます。
2 減価償却費には、のれんの償却額を含んでいません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注) 1
合計
ヘルスケア
住宅
マテリアル
計
売上高
外部顧客への
売上高
664,146
1,077,394
1,306,240
3,047,779
26,725
3,074,505
セグメント間
の内部売上高
又は振替高
89
11,151
13,682
24,923
44,712
69,634
計
664,236
1,088,544
1,319,922
3,072,702
71,437
3,144,139
セグメント損益
(営業損益)
83,452
99,781
68,321
251,553
3,932
255,485
セグメント資産
1,397,225
800,318
1,893,421
4,090,964
141,149
4,232,113
その他の項目
減価償却費
(注) 2
61,041
20,717
67,314
149,072
1,069
150,141
のれんの償却額
26,160
2,232
5,354
33,746
-
33,746
持分法適用会社
への投資額
9,895
5,349
50,967
66,212
25,047
91,259
有形固定資産及び
無形固定資産の
増加額
25,158
25,807
164,829
215,794
697
216,491
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング、環境エンジニアリング、各種リサーチ・情報提供事業及び人材派遣・紹介事業等を含んでいます。
2 減価償却費には、のれんの償却額を含んでいません。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
売上高
前連結会計年度
当連結会計年度
報告セグメント計
3,048,805
3,072,702
「その他」の区分の売上高
62,330
71,437
セグメント間取引消去
△73,823
△69,634
連結損益計算書の売上高
3,037,312
3,074,505
(単位:百万円)
利益
前連結会計年度
当連結会計年度
報告セグメント計
239,843
251,553
「その他」の区分の利益
2,929
3,932
セグメント間取引消去
23
496
全社費用等 (注)
△30,874
△24,781
連結損益計算書の営業利益
211,921
231,200
(注) 全社費用等の主な内容は、各報告セグメントに配分していない全社収益、基礎研究費及びグループ会社の経営モニタリング費用等です。
(単位:百万円)
資産
前連結会計年度
当連結会計年度
報告セグメント計
3,857,186
4,090,964
「その他」の区分の資産
123,024
141,149
セグメント間取引消去
△483,217
△677,897
全社資産
(注)
518,222
583,726
連結貸借対照表の資産合計
4,015,214
4,137,943
(注)
全社資産の主な内容は、当社の資産(余剰運用資金<現金及び預金>、長期投資資金<投資有価証券等>及び土地等)です。
(単位:百万円)
その他の項目
報告セグメント計
その他
調整額(注) 1
連結財務諸表
計上額
前連結
会計年度
当連結
会計年度
前連結
会計年度
当連結
会計年度
前連結
会計年度
当連結
会計年度
前連結
会計年度
当連結
会計年度
減価償却費
(注) 2
140,493
149,072
1,097
1,069
11,889
12,457
153,478
162,598
のれんの償却額
32,628
33,746
-
-
-
-
32,628
33,746
持分法適用会社
への投資額
54,423
66,212
24,335
25,047
-
-
78,758
91,259
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
199,709
215,794
1,787
697
9,530
5,833
211,026
222,324
(注) 1 調整額は全社資産及びセグメント間取引消去によるものです。
2 減価償却費には、のれんの償却額を含んでいません。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
「セグメント情報 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」をご参照ください。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本
米国
中国
その他
合計
1,377,378
597,934
285,571
776,429
3,037,312
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本
米国
カナダ
その他
合計
586,706
179,674
25,991
128,241
920,611
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
「セグメント情報 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報」をご参照ください。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本
米国
中国
その他
合計
1,380,007
653,461
253,951
787,086
3,074,505
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本
米国
カナダ
その他
合計
558,102
169,138
105,123
128,718
961,081
(表示方法の変更)
前連結会計年度において「その他」に含めていました「カナダ」は連結貸借対照表の有形固定資産合計の10%を上回ったため、当連結会計年度において独立掲記することとしています。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の「その他」に表示していた154,232百万円は「カナダ」25,991百万円及び「その他」128,241百万円として組み替えています。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注)
全社
合計
ヘルスケア
住宅
マテリアル
計
減損損失
308
22
14,811
15,141
-
451
15,592
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング、環境エンジニアリング、各種リサーチ・情報提供事業及び人材派遣・紹介事業等を含んでいます。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注)
全社
合計
ヘルスケア
住宅
マテリアル
計
減損損失
-
232
18,748
18,980
4
751
19,735
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング、環境エンジニアリング、各種リサーチ・情報提供事業及び人材派遣・紹介事業等を含んでいます。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注)
全社
合計
ヘルスケア
住宅
マテリアル
計
当期償却額
25,293
1,875
5,460
32,628
-
-
32,628
当期末残高
278,693
38,887
72,060
389,640
-
-
389,640
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング、環境エンジニアリング、各種リサーチ・情報提供事業及び人材派遣・紹介事業等を含んでいます。
なお、2010年4月1日前に行われた企業結合により発生した負ののれんの償却額及び未償却残高については、該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注)
全社
合計
ヘルスケア
住宅
マテリアル
計
当期償却額
26,160
2,232
5,354
33,746
-
-
33,746
当期末残高
272,220
39,843
71,743
383,805
-
-
383,805
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、プラントエンジニアリング、環境エンジニアリング、各種リサーチ・情報提供事業及び人材派遣・紹介事業等を含んでいます。
なお、2010年4月1日前に行われた企業結合により発生した負ののれんの償却額及び未償却残高については、該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
当社の連結子会社であるZOLL Medical CorporationがVyaire Medical, Inc.の人工呼吸器事業を取得したことにより、「ヘルスケア」セグメントにおいて負ののれん発生益を2,218百万円計上しています。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
該当事項はありません。
8(1株当たり情報)
前連結会計年度
当連結会計年度
(自 2024年4月1日
(自 2025年4月1日
至 2025年3月31日)
至 2026年3月31日)
1株当たり純資産額
1,369.16
円
1,539.66
円
1株当たり当期純利益金額
97.94
円
116.97
円
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。
2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度末
当連結会計年度末
(2025年3月31日)
(2026年3月31日)
純資産の部の合計額 (百万円)
1,913,944
2,165,647
純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円)
54,523
77,189
(うち、非支配株主持分) (百万円)
(54,523)
(77,189)
普通株式に係る期末の純資産額 (百万円)
1,859,420
2,088,458
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の
普通株式の数 (千株)
1,358,069
1,356,441
3 取締役等向け株式交付信託に係る信託口が保有する当社株式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数の計算において控除する自己株式に含まれています(前連結会計年度末1,574千株、当連結会計年度末3,194千株)。
4 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円)
134,996
158,793
普通株主に帰属しない金額 (百万円)
-
-
普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益 (百万円)
134,996
158,793
普通株式の期中平均株式数 (千株)
1,378,342
1,357,526
5 取締役等向け株式交付信託に係る信託口が保有する当社株式は、1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含まれています(前連結会計年度1,599千株、当連結会計年度2,113千株)。
9(重要な後発事象)
1 Aicuris Anti-infective Cures AGの株式の取得について
当社の連結子会社であるVeloxis Pharmaceuticals, Inc. (以下、「Veloxis」)は、ドイツの医薬品開発企業である Aicuris Anti-infective Cures AG(以下、「Aicuris」)の全株式を取得することを決定し、その手続きを2026年4月17日に完了しました。
(1) 企業結合の概要
①
被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 Aicuris Anti-infective Cures AG
事業の内容 医薬・医療関連製品の研究開発及び付随する事業
②
企業結合を行った主な理由
Aicurisの買収により、重症感染症に対する開発パイプラインを獲得します。これにより、既存重点領域である移植 ・免疫領域における感染合併症への対応力をいっそう強化します。移植後など免疫機能が低下した患者は、軽微な感染を契機に重症化しやすく、感染合併症は依然として臨床現場における重要な課題となっています。こうしたアンメットメディカルニーズに対し、当社の医薬事業におけるVeloxis(移植領域)及びCalliditas Therapeutics AB(腎臓領域)の戦略は高い親和性を有しています。今後は、米国の移植施設チャネルや腎領域ネットワークを含む確立された営業基盤と高度な研究開発力を活用し、Aicurisのパイプラインの開発及び商業化を加速していきます。これにより、同パイプラインの価値最大化を図るとともに、当社が目指す医薬事業の持続的な成長基盤の確立に向けて大きく前進します。
③
企業結合日
2026年4月17日
④
企業結合の法的形式
現金を対価とした株式の取得
⑤
結合後企業の名称
Aicuris Anti-infective Cures AG
⑥ 取得した議決権比率
企業結合直前に所有していた議決権比率 0%
取得後の議決権比率 100%
⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社の連結子会社による、現金を対価とした株式取得であるため。
(2) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価
現金
783百万ユーロ
取得原価
783百万ユーロ
(3) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
現時点では確定していません。
2 Aicuris Anti-infective Cures AGの全株式の取得に係る資金借入について
当社は、Aicuris Anti-infective Cures AGの全株式の取得に係る所要資金調達のために、株式会社三井住友銀行等との間で、当座貸越契約を締結し、2026年4月14日付けで、以下のとおり借入を実行しています。
(1) 借入人
当社
(2) 借入先
株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱UFJ銀行
(3) 借入形式
円建てローン
(4) 借入金額
129,000百万円
(5) 資金使途
Aicuris Anti-infective Cures AGの株式等取得資金、Aicuris Anti-infective Cures AG買収に関する費用の支払い
(6) 借入利率
基準金利+スプレッド
(7) 借入日
2026年4月14日
(8) 契約期限
2027年3月31日等
(9) 担保の有無
なし
(10) 保証
なし
(11) 財務制限条項
なし
3 2030年度を目途とする水島製造所の一部誘導品事業の再構築
(1) 概要
当社は、2026年5月12日開催の取締役会において、以下の表に記載の通り2030年度を目途として当社水島製造所の一部誘導品事業の再構築を進める方針について決議しました。
① 2030年度を目途に生産終了する製品
対象製品
用途
生産終了時期
販売終了時期
スチレンモノマー
樹脂原料など
2030年度を目途
未定
(販売は当面継続)
高圧法低密度ポリエチレン(LDPE)
「サンテック
TM
-LD」
「サンテック
TM
-EVA」
各種フィルム、
包装資材、日用雑貨など
低圧法高密度ポリエチレン(HDPE)
「サンテック
TM
-HD」
「クレオレックス
TM
」
② 供給体制を再構築する製品
対象製品
用途
再構築の内容
アクリロニトリル(AN)
樹脂原料、
繊維原料など
2030年度を目途に、水島製造所において年間20万トンの生産ラインを停止し、現在MAN(メタクリロニトリル)を生産している年間5万トンの生産ラインでAN・MANを併産する体制に変更。当社子会社である韓国のTongsuh Petrochemical CorporationのANとあわせて供給は継続。
ポリカーボネートジオール(PCD)
「デュラノール
TM
」
合成皮革など
ポリウレタン樹脂原料
2030年度を目途に、水島製造所での生産(年間3千トン相当)を停止。中国の当社子会社である旭化成精細化工(南通)有限公司などで生産する体制に変更し、供給は継続。
(2) 対象事業の売上高(2026年3月期実績)
116,174百万円(各事業の単体売上高合計であり、連結内部取引を含む)
(3) 一部誘導品事業の再構築が営業活動等へ及ぼす重要な影響
今回の構造転換に伴い、当該事業に携わる251名の従業員は当社内で再配置を予定しています。
設備については、生産終了後、速やかに撤去を進めていきます。設備の撤去関連費用等について、撤去の実施を2030年度以降に想定しており、今後の進捗に応じて計上する予定です。
出典: 決算短信PDF(外部リンク)
財務データ推移
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 30,373億円 | 2,119億円 | 1,350億円 | 40,152億円 | 19,139億円 | 97.9 | 38.0 |
| 2024 | 27,849億円 | 1,407億円 | 438億円 | 36,627億円 | 18,486億円 | 31.6 | 36.0 |
| 2023 | 27,265億円 | 1,277億円 | ▲919億円 | 34,539億円 | 16,954億円 | -66.3 | 36.0 |
| 2022 | 24,613億円 | 2,026億円 | 1,619億円 | 33,491億円 | 17,188億円 | 116.7 | 34.0 |
| 2021 | 21,061億円 | 1,718億円 | 798億円 | 29,189億円 | 14,945億円 | 57.5 | 34.0 |
| 2020 | 21,516億円 | 1,773億円 | 1,039億円 | 28,223億円 | 13,835億円 | 74.9 | 34.0 |
| 2019 | 21,704億円 | 2,096億円 | 1,475億円 | 25,752億円 | 14,027億円 | 105.7 | 34.0 |
| 2018 | 20,422億円 | 1,985億円 | 1,702億円 | 23,072億円 | 13,052億円 | 121.9 | 34.0 |
| 2017 | 18,830億円 | 1,592億円 | 1,150億円 | 22,545億円 | 11,681億円 | 82.3 | 24.0 |
| 2016 | 19,409億円 | 1,652億円 | 918億円 | 22,117億円 | 10,574億円 | 65.7 | 20.0 |
| 2015 | 19,864億円 | 1,579億円 | 1,057億円 | 20,145億円 | 10,977億円 | 75.6 | 19.0 |
| 2014 | 18,978億円 | — | 1,013億円 | 19,151億円 | 9,258億円 | 72.5 | 17.0 |
| 2013 | 16,666億円 | — | 537億円 | 18,002億円 | 8,245億円 | 38.4 | 14.0 |
| 2012 | 15,732億円 | — | 558億円 | 14,106億円 | 7,193億円 | 39.9 | 14.0 |
事業の状況(有価証券報告書より)
最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。
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事業等のリスク
事業方針・経営環境
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※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。
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