川崎重工業株式会社 7012
データ取得日: 2026-05-24 | 過去14年分の財務データを掲載
AI 業績サマリー
売上2兆1,293億円(前年比+15.1%)、営業利益1,431億円(営業利益率6.7%)、純利益880億円と力強い増収増益。ROE12.5%と資本効率は改善傾向にあり、EPS525円に対しPER17.0倍と重工セクターでは相応の評価を受けている。
営業CF1,489億円に対し投資CFマイナス1,112億円でFCF377億円。航空エンジンの増産投資や水素関連設備への先行投資が続くが、キャッシュフローの黒字は確保。自己資本比率23.3%と財務レバレッジは高めで、財務健全性スコア73点。配当150円。水素サプライチェーンの商業化が中長期の成長ストーリーだが、実現までの時間軸と投資規模のバランスが経営課題。
English version
※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。
業績推移
業績予想
| 項目 | 予想値 | 直近通期実績(2025年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 25,600億円 | 21,293億円 | +20.2% |
| 営業利益 | — | 1,431億円 | — |
| 純利益 | 1,100億円 | 880億円 | +25.0% |
| EPS | 131.61円 | 525.44円 | -75.0% |
| 1株配当 (DPS) | 40.00円 | 150.00円 | -73.3% |
| 予想PER* | 67.7倍 | 17.0倍 (実績) | — |
| 予想配当利回り* | 0.45% | 1.68% (実績) | — |
※ 業績予想は企業発表値です。期末決算と同時に発表された次期予想です。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。
財務指標(2025年度)
主要指標
収益性
成長性
| 前年比 | 3Y CAGR | 5Y CAGR | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | +15.1% | +12.4% | +5.3% |
| 営業利益 | +209.8% | — | — |
| 純利益 | +246.8% | +91.0% | — |
| EPS | +246.8% | +90.9% | — |
安全性
派生指標 参考
* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。
業種比較 業種: 輸送用機器 日経225内同業 11社
| 指標 | 自社 | 日経225 同業平均 (11社) |
EDINET 全体平均 (84社) |
同業平均との偏差 |
|---|---|---|---|---|
| ROE | 13.2% | 7.2% | 4.0% | +5.92pt |
| PER | 17.0倍 | 16.6倍 | — | +0.41 |
| PBR | 2.12倍 | 0.94倍 | — | +1.18 |
| 配当利回り | 1.68% | 3.81% | — | -2.13pt |
| 配当性向 | 28.6% | 34.5% | — | -5.97pt |
| ROA | 2.9% | 3.2% | — | -0.29pt |
| 売上総利益率 | 20.3% | 21.0% | — | -0.74pt |
| 営業利益率 | 6.7% | 6.4% | 2.6% | +0.31pt |
| 純利益率 | 4.1% | 3.8% | — | +0.36pt |
※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。
キャッシュフロー(2025年度)
| 年度 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF | 設備投資 | 現金等残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 1,489億円 | ▲1,112億円 | 96億円 | 377億円 | 1,411億円 | 1,328億円 |
| 2024 | 317億円 | ▲898億円 | 129億円 | ▲582億円 | 1,337億円 | 842億円 |
| 2023 | 236億円 | ▲775億円 | 853億円 | ▲538億円 | 963億円 | 1,384億円 |
| 2022 | 1,569億円 | ▲584億円 | ▲1,089億円 | 985億円 | 535億円 | 1,085億円 |
| 2021 | 346億円 | ▲374億円 | 231億円 | ▲28億円 | 556億円 | 1,222億円 |
| 2020 | ▲155億円 | ▲694億円 | 1,158億円 | ▲849億円 | 704億円 | 1,025億円 |
| 2019 | 1,098億円 | ▲853億円 | ▲198億円 | 244億円 | 669億円 | 683億円 |
| 2018 | 561億円 | ▲806億円 | 378億円 | ▲245億円 | — | 644億円 |
| 2017 | 935億円 | ▲649億円 | ▲159億円 | 286億円 | — | 507億円 |
| 2016 | 861億円 | ▲742億円 | ▲234億円 | 119億円 | — | 378億円 |
| 2015 | 1,277億円 | ▲674億円 | ▲571億円 | 603億円 | — | 477億円 |
| 2014 | 1,517億円 | ▲776億円 | ▲625億円 | 742億円 | — | 454億円 |
| 2013 | 281億円 | ▲812億円 | 577億円 | ▲531億円 | — | 370億円 |
| 2012 | 847億円 | ▲660億円 | ▲268億円 | 188億円 | — | 332億円 |
※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。
損益計算書(2025年度)
| 項目 | 金額 | 売上比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 21,293億円 | 100.0% |
| 売上原価 | 16,978億円 | 79.7% |
| 売上総利益 | 4,315億円 | 20.3% |
| 販管費 | 3,070億円 | 14.4% |
| 営業利益 | 1,431億円 | 6.7% |
| 経常利益 | 594億円 | 2.8% |
| 純利益 | 880億円 | 4.1% |
※ 会計基準: IFRS / 有報提出日: 2025-06-24 13:31。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。
貸借対照表(2025年度)
| 項目 | 金額 | 総資産比 |
|---|---|---|
| 資産 | ||
| 総資産 | 30,170億円 | 100.0% |
| 現金等 | 1,328億円 | 4.4% |
| その他資産 | 28,842億円 | 95.6% |
| 負債・純資産 | ||
| 総負債 | 23,140億円 | 76.7% |
| 純資産 | 7,029億円 | 23.3% |
| 自己資本 | 7,029億円 | 23.3% |
| うち利益剰余金 | 4,835億円 | 16.0% |
※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。
事業規模・コスト構造(2025年度)
※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。
信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)
※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。
直近の決算短信
| 開示日時 | タイトル | 区分 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 前年比 | 純利益 | 前年比 | EPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 11:30 | 2026年3月期決算短信〔IFRS〕(連結) | Q4 | 23,113億円 | +8.5% | — | — | 1,082億円 | +22.9% | 129.4 | |
| 2026-02-09 11:30 | 2026年3月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | Q3 | 15,614億円 | +10.9% | — | — | 659億円 | +49.1% | 394.0 |
業績概況・今後の見通し(2026-05-12 発表分) 約16,851字
qualitative.htm
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………5
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………6
(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………8
(3)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記)………………………………………………………………………………14
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………14
(売却目的で保有する資産) …………………………………………………………………………………16
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………16
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………17
4.2027年3月期の連結業績見通し補足情報 ……………………………………………………………………19
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
世界経済は、中東情勢を発端とする原油価格高騰と供給制約により各国において景気減速やインフレなどのリスクが顕在化しています。さらに、長期化する中国経済の停滞や米中関係の緊張、米国関税の影響も重なり、先行きは不透明さを増しています。
国内においては、好調な雇用・所得環境や個人消費の回復、設備投資の拡大など内需主導で緩やかな景気回復が続いているものの、今後の中東情勢や各国の政策、金融資本市場の動向などの経済への影響には引き続き注視が必要です。特に中東情勢の動向については、原油の供給制約により一部の事業で操業に影響が出始めており、当社グループとしても慎重に見極めて対応していきます。
このような経営環境の中で、当連結会計年度における当社グループの連結受注高は、航空宇宙システム事業で減少となったものの、車両事業、精密機械・ロボット事業などでの増加により、前期比で増加となりました。連結売上収益については、パワースポーツ&エンジン事業を中心とした各事業での増収により、前期比で増収となりました。利益面に関しては、事業利益は、パワースポーツ&エンジン事業での減益はあったものの、エネルギーソリューション&マリン事業、精密機械・ロボット事業での増益などにより、前期比で増益となりました。親会社の所有者に帰属する当期利益は、事業利益の増加や為替差損益の改善などにより、前期比で増益となりました。
この結果、当社グループの連結受注高は前期比1,084億円増加の2兆7,391億円、連結売上収益は前期比1,819億円増収の2兆3,112億円、事業利益は前期比19億円増益の1,451億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比201億円増益の1,081億円となりました。また、事業利益率は6.3%、税後ROIC※は9.0%、ROEは13.7%となりました。資本コスト(WACC)は10%台と算出しています。
2024年に判明した当社グループの潜水艦修繕事業及び舶用エンジン事業における不正事案については、特別調査委員会による中間報告を同年12月及び2025年1月に公表しました。また、両事案に関する類似案件の有無に係る追加調査についても、その調査結果を2025年12月に公表しました。
同追加調査をもって特別調査委員会による調査は完了しましたが、当社グループでは度重なるコンプライアンス事案の判明並びに両事案の特別調査委員会からの報告を重く受け止めるとともに、提言された再発防止策も踏まえて、引き続き社長を委員長とするコンプライアンス特別推進委員会主導のもと、グループ全体のコンプライアンス・ガバナンス体制の強化に向けた実効性の高い再発防止策に徹底して取り組み、皆様からの信頼回復に全力で努めてまいります。
本件の影響額は当連結会計年度の期末日時点の見積もりに基づいて反映しておりますが、今後開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表いたします。
※ 税後ROIC = (親会社の所有者に帰属する当期利益 + 支払利息 × (1 - 実効税率)) ÷ 投下資本
(純有利子負債の期首・期末平均 + 自己資本の期首・期末平均)
当連結会計年度の連結セグメント別業績の概要は以下のとおりです。
(単位:億円)
報告セグメント
前連結会計年度
(
2025年3月
期)
当連結会計年度
(
2026年3月
期)
増 減
(参考)受注高
前連結
会計年度
当連結
会計年度
増 減
売上収益
事業損益
売上収益
事業損益
売上収益
事業損益
航空宇宙システム
5,678
558
6,136
624
458
66
8,828
8,109
△719
車両
2,223
84
2,362
86
138
2
2,515
3,191
675
エネルギー
ソリューション
&マリン
3,981
442
4,335
550
354
107
5,420
5,529
108
精密機械・ロボット
2,415
70
2,591
143
176
73
2,492
2,785
292
パワースポーツ
&エンジン (注)2
6,093
478
6,828
227
734
△251
6,116
6,817
701
その他
901
52
858
70
△43
18
933
959
25
調整額 (注)3
-
△256
-
△253
-
3
-
-
-
合 計
21,293
1,431
23,112
1,451
1,819
19
26,307
27,391
1,084
(注) 1 売上収益は、外部顧客からの売上収益です。
2 パワースポーツ&エンジン事業については、主として見込み生産を行っていることから、受注高について売上収益と同額としていましたが、前連結会計年度に個別受注案件を獲得したため、その実績を含めて表示しています。
3 調整額のうち新規事業投資(本社案件)関連は、2025年3月期では△106億円、2026年3月期では△122億です。
航空宇宙システム事業
抜本的な防衛力強化や航空旅客需要の回復による需要の増加が期待される中で、連結受注高は、民間航空機向け分担製造品や民間航空エンジン分担製造品などが増加したものの、防衛省向けの大口案件の受注があった前期に比べ719億円減少の8,109億円となりました。
連結売上収益は、防衛省向けや民間航空機向け分担製造品などが増加したことにより、前期に比べ458億円増収の6,136億円となりました。
事業利益は、増収などにより、前期に比べ66億円増益の624億円となりました。
車両事業
国内市場はインバウンドの復調等により鉄道車両への投資が継続しており、海外市場は大都市の混雑緩和対策のための都市交通整備などに伴う需要が見込まれる中で、連結受注高は、前期に引き続きニューヨーク市交通局向け新型地下鉄電車を受注したことなどにより、前期に比べ675億円増加の3,191億円となりました。
連結売上収益は、国内・米国向けが増加したことなどにより、前期に比べ138億円増収の2,362億円となりました。
事業利益は、増収などにより、前期に比べ2億円増益の86億円となりました。
エネルギーソリューション&マリン事業
国内外の分散型電源需要やエネルギーインフラ整備需要は依然根強く、国内ごみ焼却設備の老朽化更新需要も継続しています。連結受注高は、前期に複数隻を受注したLPG/アンモニア運搬船などの減少はあったものの、国内向けごみ処理施設建替工事や国内向けLNG基地大型増強工事を受注したことなどにより、前期に比べ108億円増加の5,529億円となりました。
連結売上収益は、船舶海洋分野やプラント分野での増収などにより、前期に比べ354億円増収の4,335億円となりました。
事業利益は、増収や持分法による投資利益の増加などにより、前期に比べ107億円増益の550億円となりました。
精密機械・ロボット事業
中国建設機械市場は鉱山向け需要や輸出を中心に拡大傾向にあり、AI向け半導体の急成長と汎用メモリの深刻な不足により、半導体製造装置向けロボットの需要が高まる傾向にある中で、連結受注高は、中国建設機械市場向け油圧機器が増加したことなどにより、前期に比べ292億円増加の2,785億円となりました。
連結売上収益は、中国建設機械市場向け油圧機器が好調を維持していることや半導体製造装置向けロボットが増加したことなどにより、前期に比べ176億円増収の2,591億円となりました。
事業利益は、増収や持分法による投資損益の改善などにより、前期に比べ73億円増益の143億円となりました。
パワースポーツ&エンジン事業
米国における関税措置を背景とした市場環境の変化やコスト構造の変化に加えて、中東情勢の影響が懸念される中で、連結売上収益は、北米向け四輪車や先進国向け二輪車の増加などにより、前期に比べ734億円増収の6,828億円となりました。
事業利益は、増収はあったものの、関税コストの上昇に加え、米国パワースポーツ市場における競争環境激化を背景とした採算性の低下、増産投資に伴う固定費の増加などにより、前期に比べ251億円減益の227億円となりました。
その他事業
連結売上収益は、前期に比べ43億円減収の858億円となりました。
事業利益は、前期に比べ18億円増益の70億円となりました。
当社グループは「グループビジョン2030」において、注力するフィールドを「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」とし、手術支援ロボットや屋内配送ロボットなどの製品・サービスとAI・遠隔技術を組み合わせた病院経営の効率化支援などや、通常の物資輸送だけでなく災害時を含めた様々なケースでの活用を想定した無人ヘリコプタなどのモビリティの開発に取り組んでいます。また、水素エネルギーは我が国のカーボンニュートラルだけでなくエネルギー安全保障の観点からも重要性を増しており、液化水素サプライチェーン商用化実証を開始するなど、CO2分離・回収・利用事業などと合わせて早期実用化を目指しています。
(2)当期の財政状態の概況
(資産、負債、資本の状況)
①資産
流動資産は、営業債権及びその他の債権などの増加により前期末に比べ2,321億円増加し、2兆2,560億円となりました。
非流動資産は、有形固定資産の増加などにより前期末に比べ755億円増加し、1兆685億円となりました。
この結果、総資産は前期末に比べ3,076億円増加の3兆3,246億円となりました。
②負債
有利子負債は、前期末に比べ863億円減少の6,061億円となりました。
負債全体では、営業債務及びその他の債務や契約負債の増加などにより前期末に比べ842億円増加の2兆3,761億円となりました。
③資本
資本は、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上などにより、前期末に比べ2,234億円増加の9,484億円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(キャッシュ・フローの状況)
当期末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前期末に比べ173億円減の1,154億円となりました。当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前期に比べ88億円減の1,400億円となりました。収入の主な内訳は、減価償却費及び償却費1,038億円、営業債務及びその他の債務の増加額667億円であり、支出の主な内訳は、営業債権及びその他の債権の増加額864億円、前渡金の増加額332億円です。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果支出した資金は、前期に比べ168億円増の1,280億円となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものです。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果支出した資金は、前期に比べ428億円増の332億円となりました。これは主に短期借入金の純減によるものです。
(4)今後の見通し
2027年3月期の連結業績につきましては、売上収益は航空宇宙システム事業における防衛省向けや民間航空機製造分担品の増加、精密機械・ロボット事業の油圧機器及び半導体製造装置向けの増加に加え、パワースポーツ&エンジン事業における北米向け四輪車や欧州向け二輪車の増加により、前期比2,488億円増収の2兆5,600億円となる見通しです。
事業利益は、増収による増益に加え、エネルギーソリューション&マリン事業で採算性改善が進んでいることにより、前期比249億円増益の1,700億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,100億円、税引後ROICは8.6%、ROEは12.0%となる見通しです。
連結受注高は、航空宇宙システム事業、車両事業における前連結会計年度の大型受注の反動により前期比1,991億円減少の2兆5,400億円となる見通しです。
なお、為替レートは、1ドル=150円、1ユーロ=180円を前提としています。また、中東情勢による足元の影響についても一定程度織り込んでいます。
(業績等の予想に関する注意事項)
上記の業績見通しは、現時点で把握可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでいます。従いまして、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すことはお控えくださるようお願いします。実際の業績は、外部環境及び内部環境の変化によるさまざまな重要な要素により、これらの見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与える重要な要素には、当社の事業領域をとりまく経済情勢、対米ドルをはじめとする円の為替レート、税制や諸制度などがあります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、グローバルな事業活動の進展を踏まえ、資本市場における財務諸表の国際的な比較可能性を高めるとともに、グループ内での会計処理の標準化によるグループ経営管理の向上等を目的として2023年3月期第1四半期よりIFRSを任意適用しています。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物
132,776
115,414
営業債権及びその他の債権
764,383
880,387
契約資産
170,556
199,776
棚卸資産
775,434
822,169
未収法人所得税
200
1,920
その他の金融資産
11,770
16,951
その他の流動資産
168,779
201,354
小計
2,023,901
2,237,974
売却目的で保有する資産
-
18,065
流動資産合計
2,023,901
2,256,039
非流動資産
有形固定資産
515,743
542,937
無形資産
75,760
82,519
使用権資産
58,697
67,931
持分法で会計処理されている投資
108,271
141,343
その他の金融資産
71,802
79,018
繰延税金資産
128,796
119,475
その他の非流動資産
33,978
35,358
非流動資産合計
993,050
1,068,584
資産合計
3,016,951
3,324,623
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務
593,878
665,365
社債、借入金及びその他の金融負債
527,197
502,673
未払法人所得税
20,188
18,596
契約負債
363,534
386,895
引当金
35,731
32,723
返金負債
73,097
83,368
その他の流動負債
233,675
255,262
小計
1,847,303
1,944,884
売却目的で保有する資産に直接関連する負債
-
9,180
流動負債合計
1,847,303
1,954,064
非流動負債
社債、借入金及びその他の金融負債
362,313
358,516
退職給付に係る負債
67,100
50,600
引当金
1,038
1,043
繰延税金負債
1,019
361
その他の非流動負債
13,112
11,541
非流動負債合計
444,584
422,064
負債合計
2,291,887
2,376,129
資本
資本金
104,484
104,484
資本剰余金
56,456
107,584
利益剰余金
483,530
580,816
自己株式
△4,093
△3,912
その他の資本の構成要素
62,537
89,111
売却目的で保有する資産に関連するその他の包括利益
-
37
親会社の所有者に帰属する持分合計
702,915
878,121
非支配持分
22,148
70,372
資本合計
725,064
948,494
負債及び資本合計
3,016,951
3,324,623
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
売上収益
2,129,321
2,311,267
売上原価
1,697,784
1,856,349
売上総利益
431,537
454,917
販売費及び一般管理費
306,963
328,759
持分法による投資利益
23,174
24,141
その他の収益
3,098
6,435
その他の費用
7,722
11,631
事業利益
143,123
145,103
金融収益
3,423
21,698
金融費用
39,028
21,272
税引前利益
107,518
145,530
法人所得税費用
17,190
30,602
当期利益
90,328
114,927
当期利益の帰属
親会社の所有者
88,001
108,157
非支配持分
2,326
6,769
1株当たり当期利益
基本的1株当たり当期利益
105.08
129.41
(注)当社は、2026年4月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っています。前連結会計年度の
期首に当該株式分割が行われたと仮定して、基本的1株当たり当期利益を算定しています。
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
当期利益
90,328
114,927
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目:
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定する金融資産
△2,277
3,762
確定給付制度の再測定
7,773
14,722
持分法適用会社におけるその他の包括
利益に対する持分
1
3
純損益に振り替えられることのない項目合計
5,497
18,489
純損益に振り替えられる可能性のある
項目:
キャッシュ・フロー・ヘッジ
257
△2,207
在外営業活動体の換算差額
△4,120
22,779
持分法適用会社におけるその他の包括
利益に対する持分
△563
9,902
純損益に振り替えられる可能性のある
項目合計
△4,426
30,474
その他の包括利益合計
1,071
48,963
当期包括利益
91,399
163,891
当期包括利益の帰属
親会社の所有者
89,213
153,665
非支配持分
2,186
10,225
(3)連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
確定給付
制度の
再測定
その他の
包括利益を
通じて
公正価値で
測定する
金融資産
2024年4月1日残高
104,484
56,455
405,156
△1,060
-
10,407
当期利益
88,001
その他の包括利益
7,614
△2,226
当期包括利益合計
88,001
7,614
△2,226
自己株式の取得
△3,078
自己株式の処分
0
45
配当
△16,787
利益剰余金への振替
7,159
△7,614
455
連結範囲の変動
連結子会社の増資による持分の増減
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
非金融資産への振替
売却目的で保有する資産に関連するその他の包括利益への振替
その他
所有者との取引額等合計
0
△9,628
△3,032
△7,614
455
2025年3月31日残高
104,484
56,456
483,530
△4,093
-
8,636
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
売却目的で保有する資産に関連するその他の包括利益
合計
キャッシュ
・フロー
・ヘッジ
在外営業
活動体の
換算差額
合計
2024年4月1日残高
355
58,291
69,054
-
634,090
20,459
654,549
当期利益
88,001
2,326
90,328
その他の包括利益
△858
△3,318
1,211
1,211
△139
1,071
当期包括利益合計
△858
△3,318
1,211
89,213
2,186
91,399
自己株式の取得
△3,078
△3,078
自己株式の処分
46
46
配当
△16,787
△860
△17,647
利益剰余金への振替
△7,159
-
-
連結範囲の変動
△0
△0
△0
△0
連結子会社の増資による持分の増減
-
363
363
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
-
-
非金融資産への振替
△568
△568
△568
△568
売却目的で保有する資産に関連するその他の包括利益への振替
-
-
その他
-
-
所有者との取引額等合計
△568
△0
△7,727
-
△20,388
△496
△20,885
2025年3月31日残高
△1,071
54,972
62,537
-
702,915
22,148
725,064
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
確定給付
制度の
再測定
その他の
包括利益を
通じて
公正価値で
測定する
金融資産
2025年4月1日残高
104,484
56,456
483,530
△4,093
-
8,636
当期利益
108,157
その他の包括利益
14,566
3,671
当期包括利益合計
108,157
14,566
3,671
自己株式の取得
△30
自己株式の処分
1
210
配当
△26,020
利益剰余金への振替
15,149
△14,566
△582
連結範囲の変動
連結子会社の増資による持分の増減
22
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
49,019
41
非金融資産への振替
売却目的で保有する資産に関連するその他の包括利益への振替
△23
その他
2,085
所有者との取引額等合計
51,128
△10,871
180
△14,566
△564
2026年3月31日残高
104,484
107,584
580,816
△3,912
-
11,743
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
売却目的で保有する資産に関連するその他の包括利益
合計
キャッシュ
・フロー
・ヘッジ
在外営業
活動体の
換算差額
合計
2025年4月1日残高
△1,071
54,972
62,537
-
702,915
22,148
725,064
当期利益
108,157
6,769
114,927
その他の包括利益
△1,385
28,655
45,507
45,507
3,455
48,963
当期包括利益合計
△1,385
28,655
45,507
153,665
10,225
163,891
自己株式の取得
△30
△30
自己株式の処分
212
212
配当
△26,020
△1,341
△27,362
利益剰余金への振替
△15,149
-
-
連結範囲の変動
-
1,712
1,712
連結子会社の増資による持分の増減
22
2,977
3,000
非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動
47
△3,759
△3,670
45,349
34,650
80,000
非金融資産への振替
△77
△77
△77
△77
売却目的で保有する資産に関連するその他の包括利益への振替
△14
△37
37
-
-
その他
2,085
2,085
所有者との取引額等合計
△43
△3,759
△18,934
37
21,540
37,998
59,538
2026年3月31日残高
△2,500
79,868
89,111
37
878,121
70,372
948,494
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期利益
90,328
114,927
減価償却費及び償却費
93,431
103,816
減損損失
-
1,248
金融収益及び金融費用
26,566
31
持分法による投資損益(△は益)
△23,111
△24,141
固定資産売却損益(△は益)
948
3,210
法人所得税費用
17,190
30,602
退職給付に係る資産及び負債の増減額
△5,307
4,437
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)
△96,117
△86,461
契約資産の増減額(△は増加)
△33,844
△29,582
棚卸資産の増減額(△は増加)
△69,241
△23,895
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)
70,498
66,797
前渡金の増減額(△は増加)
△67,377
△33,202
契約負債の増減額(△は減少)
98,899
19,388
返金負債の増減額(△は減少)
1,071
7,805
引当金の増減額(△は減少)
1,512
△3,088
その他流動資産の増減額(△は増加)
△47
1,946
その他流動負債の増減額(△は減少)
32,549
16,080
その他
31,335
1,601
小計
169,284
171,521
利息の受取額
2,554
1,657
配当金の受取額
10,784
17,502
利息の支払額
△14,838
△13,885
法人所得税等の支払額
△18,841
△36,725
営業活動によるキャッシュ・フロー
148,943
140,071
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
△98,682
△95,983
有形固定資産の売却による収入
7,309
2,209
無形資産の取得による支出
△14,962
△21,802
無形資産の売却による収入
434
436
持分法投資及びその他の金融資産の取得による支出
△7,612
△11,987
持分法投資及びその他の金融資産の売却による収入
2,865
2,649
その他
△553
△3,570
投資活動によるキャッシュ・フロー
△111,201
△128,049
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
67,327
△80,332
リース負債の返済による支出
△17,290
△18,306
長期借入による収入
38,000
38,000
長期借入金の返済による支出
△29,001
△27,049
社債の償還による支出
△30,000
△40,000
配当金の支払額
△16,763
△25,953
債権流動化による収入
100,464
110,635
債権流動化の返済による支出
△85,629
△61,741
非支配持分株主への配当金の支払額
△860
△1,341
連結範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入
-
80,000
その他
△16,639
△7,142
財務活動によるキャッシュ・フロー
9,605
△33,232
現金及び現金同等物の為替変動による影響
1,275
3,918
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
48,623
△17,290
現金及び現金同等物の期首残高
84,153
132,776
売却目的で保有する資産に含まれる現金及び現金同等物
-
△71
現金及び現金同等物の期末残高
132,776
115,414
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
(注)2
連結
航空宇宙
システム
車両
エネルギーソリューション&マリン
精密機械・
ロボット
パワー
スポーツ&
エンジン
その他
報告
セグメント
計
売上収益
(1) 外部顧客からの
売上収益
567,838
222,306
398,138
241,503
609,357
90,177
2,129,321
-
2,129,321
(2) セグメント間の
内部売上収益又は
振替高(注)1
15,801
240
24,270
21,329
1,326
28,571
91,539
△91,539
-
計
583,639
222,546
422,408
262,833
610,684
118,749
2,220,861
△91,539
2,129,321
セグメント利益
(事業利益)(注)3
55,826
8,408
44,285
7,045
47,884
5,283
168,733
△25,609
143,123
セグメント資産
1,091,090
267,480
593,749
282,303
697,708
97,491
3,029,823
△12,871
3,016,951
金融収益
3,423
金融費用
△39,028
税引前利益
107,518
その他の項目
減価償却費及び償却費
29,811
2,433
6,567
11,080
32,335
1,576
83,804
9,626
93,431
減損損失
-
-
-
-
-
-
-
-
-
持分法による投資損益(△は損失)
-
3
22,946
△1,559
1,711
140
23,243
△69
23,174
(注) 1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、通常の市場価格等にて計上しています。
2 調整額は以下のとおりです。
(1) セグメント利益(事業利益)の調整額
△25,609百万円
には、セグメント間取引消去
△777百万円
、セグメントに帰属しない一般管理費等
△24,832百万円
を含めています。なお、調整額のうち新規事業投資(本社案件)関連は△10,651百万円です。
(2) セグメント資産の調整額△12,871百万円には、現金及び現金同等物、有形固定資産、その他の金融資産等のうち、セグメント間の債権債務消去△273,121百万円、セグメントに帰属しない全社資産260,249百万円を含めています。
3 セグメント利益(事業利益)は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費、持分法による投資損益、その他の収益及びその他の費用を控除しています。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額
(注)2
連結
航空宇宙
システム
車両
エネルギーソリューション&マリン
精密機械・
ロボット
パワー
スポーツ&
エンジン
その他
報告
セグメント
計
売上収益
(1) 外部顧客からの
売上収益
613,691
236,203
433,574
259,146
682,812
85,839
2,311,267
-
2,311,267
(2) セグメント間の
内部売上収益又は
振替高(注)1
14,253
87
26,571
20,779
1,148
30,505
93,345
△93,345
-
計
627,944
236,291
460,145
279,925
683,960
116,345
2,404,613
△93,345
2,311,267
セグメント利益
(事業利益)(注)3
62,484
8,683
55,016
14,391
22,750
7,084
170,411
△25,308
145,103
セグメント資産
1,216,102
265,137
658,587
313,580
820,075
116,788
3,390,271
△65,647
3,324,623
金融収益
21,698
金融費用
△21,272
税引前利益
145,530
その他の項目
減価償却費及び償却費
28,915
2,723
7,428
11,747
41,076
1,569
93,459
10,356
103,816
減損損失
-
-
-
-
-
-
-
1,248
1,248
持分法による投資損益(△は損失)
-
25
23,719
790
△34
△268
24,232
△90
24,141
(注) 1 セグメント間の内部売上収益又は振替高は、通常の市場価格等にて計上しています。
2 調整額は以下のとおりです。
(1) セグメント利益(事業利益)の調整額△25,308百万円には、セグメント間取引消去△1,189百万円、セグメントに帰属しない一般管理費等△24,119百万円を含めています。なお、調整額のうち新規事業投資
(本社案件)
関連は△12,223百万円です。
(2) セグメント資産の調整額△65,647百万円には、現金及び現金同等物、有形固定資産、その他の金融資産等のうち、セグメント間の債権債務消去△273,199百万円、セグメントに帰属しない全社資産207,551百万円を含めています。
3 セグメント利益(事業利益)は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費、持分法による投資損益、その他の収益及びその他の費用を控除しています。
(売却目的で保有する資産)
売却目的で保有する資産及びそれに直接関連する負債の内訳は、以下のとおりです。
(1)売却目的で保有する資産
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
現金及び現金同等物
-
71
営業債権及びその他の債権
-
6,248
棚卸資産
-
4,696
有形固定資産
-
3,712
その他の資産
-
3,337
合計
-
18,065
(2)売却目的で保有する資産に直接関連する負債
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
営業債務及びその他の債務
-
2,260
契約負債
-
1,130
退職給付に係る負債
-
2,872
その他の負債
-
2,916
合計
-
9,180
売却目的で保有する資産及びそれに直接関連する負債は、主にエネルギーソリューション&マリン事業に含まれる連結子会社である株式会社アーステクニカ(以下、「アーステクニカ」)に係る事業に関連するものです。
当社は、2026年2月9日の取締役会において、当社が保有するアーステクニカの全株式を、古河機械金属株式会社に譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しました。当該株式譲渡契約はアーステクニカの全株式を段階的に譲渡するものであり、注記事項「(重要な後発事象)」に記載のとおり、2026年4月1日に発行済株式総数の60%を譲渡しました。発行済株式総数の40%については、2027年4月1日に譲渡する予定です。
(1株当たり情報)
親会社の所有者に帰属する基本的1株当たり当期利益及び算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)
88,001
108,157
普通株式の期中平均株式数(千株)
837,399
835,776
基本的1株当たり当期利益(円)
105.08
129.41
(注)1 希薄化後1株当たり当期利益については、潜在株式が存在しないため記載していません。
2 資本において自己株式として計上されている取締役等を受益者とする信託が保有する当社株式は、1株当たり当期利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。(前連結会計年度末:3,694,500株、当連結会計年度末:3,517,065株)
3 当社は、2026年4月1日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っています。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり情報を算定しています。
(重要な後発事象)
(子会社株式の売却)
1.当該事象の内容
当社は、2026年2月9日の取締役会において、当社が保有するエネルギーソリューション&マリン事業に含まれる連結子会社である株式会社アーステクニカ(以下、「アーステクニカ」)の全株式を、古河機械金属株式会社に譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しました。当該株式譲渡契約はアーステクニカの全株式を段階的に譲渡するものであり、2026年4月1日に発行済株式総数の60%を譲渡しました。発行済株式総数の40%については、2027年4月1日に譲渡する予定です。
なお、対象の資産及び負債は、それぞれ売却目的で保有する資産及びそれに直接関連する負債に分類しています。
(本株式譲渡の概要)
(1)
本株式譲渡前の当社所有株式数
25,800株(議決権所有割合100%)
(2)
譲渡株式数
一段階目:15,480株
二段階目:10,320株
(3)
譲渡価額
117億円
(4)
譲渡後の所有株式数
一段階目:10,320株(議決権所有割合40%)
二段階目:0株(議決権所有割合0%)
(5)
譲渡日
一段階目:2026年4月1日
二段階目:2027年4月1日(予定)
2.当該事象の損益に与える影響額
当該事象により、連結決算においては、2027年3月期に約31億円をその他の収益として計上する予定です。
また、個別決算においては、2027年3月期に約47億円、2028年3月期に約31億円を特別利益として計上する予定です。
(株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)
当社は、2026年2月9日開催の取締役会決議に基づき、2026年4月1日付で株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更を行いました。
1.株式分割の目的
当社株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家の皆様により投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図るため、株式分割を行いました。
2.株式分割の概要
(1)分割の方法
2026年3月31日を基準日として、最終の株主名簿に記録された株主の所有する普通株式1株につき、5株の割合をもって分割しました。
(2)分割により増加する株式数
株式分割前の発行済株式総数
167,921,800株
今回の分割により増加する株式数
671,687,200株
株式分割後の発行済株式総数
839,609,000株
株式分割後の発行可能株式総数
1,680,000,000株
(3)分割の日程
基準日公告
2026年3月9日
基準日
2026年3月31日
効力発生日
2026年4月1日
(4)1株当たり情報に及ぼす影響
1株当たり情報に及ぼす影響については、注記事項「(1株当たり情報)」に記載しています。
3.株式分割に伴う定款の一部変更について
(1)変更の理由
今回の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づく取締役会決議により、2026年4月1日をもって、当社定款の一部を変更しました。
(2)変更の内容
変更の内容は以下のとおりです。
(下線が変更部分)
現行定款
変更後定款
(発行可能株式総数)
第6条 当会社の発行可能株式総数は、
3億3千6百万
株とする。
(発行可能株式総数)
第6条 当会社の発行可能株式総数は、
16
億8千万
株とする。
4.2027年3月期の連結業績見通し補足情報
(1)売上損益
(単位:億円)
報告セグメント
2027年3月期見通し
2026年3月期実績
増減
売上収益
事業損益
売上収益
事業損益
売上収益
事業損益
航空宇宙システム
7,200
720
6,136
624
1,064
96
車両
2,300
100
2,362
86
△62
14
エネルギーソリューション
&マリン
4,700
690
4,335
550
365
140
精密機械・ロボット
3,100
210
2,591
143
509
67
パワースポーツ&エンジン
7,300
300
6,828
227
472
73
その他
1,000
40
858
70
142
△30
調整額 (注)3
△360
△253
△107
合 計
25,600
1,700
23,112
1,451
2,488
249
(2)受注高
(単位:億円)
報告セグメント
2027年3月期見通し
2026年3月期実績
増減
航空宇宙システム
6,000
8,109
△2,109
車両
1,300
3,191
△1,891
エネルギーソリューション
&マリン
6,500
5,529
971
精密機械・ロボット
3,300
2,785
515
パワースポーツ&エンジン
7,300
6,817
483
その他
1,000
959
41
合 計
25,400
27,391
△1,991
(注) 1 2027年3月期見通し前提為替レート:150円/USD、180円/EUR
2 パワースポーツ&エンジン事業については、主として見込み生産を行っていることから、受注高について売上収益と同額としていましたが、前連結会計年度に個別受注案件を獲得したため、その実績を含めて表示しています。
3
調整額のうち新規事業投資(本社案件)関連は2027年3月期見通しでは△200億円、2026年3月期実績では△122億円
です。
出典: 決算短信PDF(外部リンク)
財務データ推移
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 21,293億円 | 1,431億円 | 880億円 | 30,170億円 | 7,029億円 | 525.4 | 150.0 |
| 2024 | 18,493億円 | 462億円 | 254億円 | 26,802億円 | 6,341億円 | 151.5 | 50.0 |
| 2023 | 17,256億円 | 824億円 | 530億円 | 24,577億円 | 5,762億円 | 316.6 | 90.0 |
| 2022 | 15,009億円 | 304億円 | 126億円 | 21,746億円 | 5,055億円 | 75.5 | 40.0 |
| 2021 | 14,885億円 | ▲53億円 | ▲193億円 | 20,907億円 | 4,621億円 | -115.7 | — |
| 2020 | 16,413億円 | 621億円 | 187億円 | 19,578億円 | 4,716億円 | 111.7 | 35.0 |
| 2019 | 15,947億円 | 640億円 | 275億円 | 18,389億円 | 4,923億円 | 164.3 | 70.0 |
| 2018 | 15,742億円 | 559億円 | 289億円 | 17,850億円 | 4,814億円 | 173.1 | 33.0 |
| 2017 | 15,188億円 | 460億円 | 262億円 | 16,874億円 | 4,513億円 | 15.7 | 6.0 |
| 2016 | 15,411億円 | 960億円 | 460億円 | 16,205億円 | 4,456億円 | 27.6 | 12.0 |
| 2015 | 14,861億円 | 873億円 | 516億円 | 16,623億円 | 4,480億円 | 308.9 | 10.0 |
| 2014 | 13,855億円 | — | 386億円 | 15,544億円 | 3,767億円 | — | 6.0 |
| 2013 | 12,889億円 | — | 309億円 | 14,663億円 | 3,499億円 | 18.5 | 5.0 |
| 2012 | 13,038億円 | — | 233億円 | 13,621億円 | 3,159億円 | 14.0 | 5.0 |
事業の状況(有価証券報告書より)
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