日東電工株式会社 6988
データ取得日: 2026-05-31 | 過去14年分の財務データを掲載
AI 業績サマリー
売上1兆139億円(前年比+10.8%)、営業利益1,857億円(営業利益率18.3%)、純利益1,372億円と高収益体質が際立つ。ROE13.1%、自己資本比率79.0%と収益性・財務安定性ともにトップクラス。
営業CF2,179億円、FCF1,028億円と極めて潤沢なキャッシュ創出力。EPS196円に対しPER14.0倍、配当168円で配当性向は約86%と株主還元にも積極的。財務健全性スコア100点(満点)。ニッチトップ戦略の成果が数字に表れた好事例であり、AI・半導体関連の高機能材料需要がさらなる成長を牽引する。
English version
※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。
業績推移
業績予想
| 項目 | 予想値 | 直近通期実績(2025年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 10,650億円 | 10,139億円 | +5.0% |
| 営業利益 | 1,930億円 | 1,857億円 | +3.9% |
| 純利益 | 1,410億円 | 1,372億円 | +2.7% |
| EPS | 209.30円 | 195.74円 | +6.9% |
| 1株配当 (DPS) | 64.00円 | 168.00円 | -61.9% |
| 予想PER* | 13.1倍 | 14.0倍 (実績) | — |
| 予想配当利回り* | 2.34% | 6.13% (実績) | — |
※ 業績予想は企業発表値です。期末決算と同時に発表された次期予想です。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。
財務指標(2025年度)
主要指標
収益性
成長性
| 前年比 | 3Y CAGR | 5Y CAGR | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | +10.8% | +5.9% | +6.5% |
| 営業利益 | +33.5% | — | — |
| 純利益 | +33.7% | +12.2% | — |
| EPS | +33.9% | +13.7% | — |
安全性
派生指標 参考
* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。
業種比較 業種: 化学 日経225内同業 16社
| 指標 | 自社 | 日経225 同業平均 (16社) |
EDINET 全体平均 (203社) |
同業平均との偏差 |
|---|---|---|---|---|
| ROE | 13.5% | 5.6% | 7.4% | +7.95pt |
| PER | 14.0倍 | 21.4倍 | — | -7.39 |
| PBR | 1.82倍 | 1.27倍 | — | +0.55 |
| 配当利回り | 6.13% | 3.48% | — | +2.65pt |
| 配当性向 | 85.8% | 55.2% | — | +30.66pt |
| ROA | 10.4% | 3.5% | — | +6.85pt |
| 売上総利益率 | 39.0% | 31.3% | — | +7.71pt |
| 営業利益率 | 18.3% | 9.1% | 8.2% | +9.25pt |
| 純利益率 | 13.5% | 5.2% | — | +8.38pt |
※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。
キャッシュフロー(2025年度)
| 年度 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF | 設備投資 | 現金等残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 2,179億円 | ▲1,151億円 | ▲789億円 | 1,028億円 | 930億円 | 3,633億円 |
| 2024 | 1,555億円 | ▲679億円 | ▲908億円 | 876億円 | 834億円 | 3,423億円 |
| 2023 | 1,817億円 | ▲1,599億円 | ▲576億円 | 218億円 | 508億円 | 3,300億円 |
| 2022 | 1,445億円 | ▲576億円 | ▲366億円 | 869億円 | 565億円 | 3,620億円 |
| 2021 | 1,163億円 | ▲575億円 | ▲683億円 | 588億円 | 506億円 | 3,009億円 |
| 2020 | 1,236億円 | ▲600億円 | ▲516億円 | 637億円 | 589億円 | 3,049億円 |
| 2019 | 986億円 | ▲500億円 | ▲584億円 | 486億円 | 644億円 | 2,977億円 |
| 2018 | 1,226億円 | ▲502億円 | ▲449億円 | 723億円 | — | 3,047億円 |
| 2017 | 1,199億円 | ▲497億円 | ▲289億円 | 702億円 | — | 2,803億円 |
| 2016 | 1,407億円 | ▲571億円 | ▲449億円 | 836億円 | — | 2,409億円 |
| 2015 | 1,195億円 | ▲539億円 | ▲690億円 | 656億円 | — | 2,146億円 |
| 2014 | 784億円 | ▲159億円 | ▲181億円 | 626億円 | — | 2,034億円 |
| 2013 | 682億円 | ▲563億円 | ▲148億円 | 119億円 | — | 1,523億円 |
| 2012 | 585億円 | ▲371億円 | ▲240億円 | 214億円 | — | 1,457億円 |
※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。
損益計算書(2025年度)
| 項目 | 金額 | 売上比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 10,139億円 | 100.0% |
| 売上原価 | 6,184億円 | 61.0% |
| 売上総利益 | 3,955億円 | 39.0% |
| 販管費 | 1,518億円 | 15.0% |
| 営業利益 | 1,857億円 | 18.3% |
| 経常利益 | 1,310億円 | 12.9% |
| 純利益 | 1,372億円 | 13.5% |
※ 会計基準: IFRS / 有報提出日: 2025-06-18 16:00。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。
貸借対照表(2025年度)
| 項目 | 金額 | 総資産比 |
|---|---|---|
| 資産 | ||
| 総資産 | 13,219億円 | 100.0% |
| 現金等 | 3,633億円 | 27.5% |
| その他資産 | 9,586億円 | 72.5% |
| 負債・純資産 | ||
| 総負債 | 2,778億円 | 21.0% |
| 有利子負債 | 5億円 | 0.0% |
| その他負債 | 2,774億円 | 21.0% |
| 純資産 | 10,441億円 | 79.0% |
| 自己資本 | 10,441億円 | 79.0% |
| うち利益剰余金 | 8,900億円 | 67.3% |
※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。
事業規模・コスト構造(2025年度)
※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。
信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)
※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。
直近の決算短信
| 開示日時 | タイトル | 区分 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 前年比 | 純利益 | 前年比 | EPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-27 16:00 | 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) | Q4 | 10,282億円 | +1.4% | 1,836億円 | -1.1% | 1,335億円 | -2.7% | 197.2 | |
| 2026-04-27 16:00 | 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)補足資料 | — | — | — | — | — | — | — | — | |
| 2026-01-26 16:00 | 2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算説明資料 | — | — | — | — | — | — | — | — |
業績概況・今後の見通し(2026-04-27 発表分) 約19,916字
qualitative
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………
2
(1)当期の経営成績・財政状態の概況 ………………………………………………………………………………
2
(2)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………
6
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………
7
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………
7
3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………
8
(1)連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………………………
8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………
10
(3)連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………………………
12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………
13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………
14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………
14
(連結財務諸表注記) ……………………………………………………………………………………………
14
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………
15
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………
16
(配当に関する事項) ……………………………………………………………………………………………
19
(資本及びその他の資本項目) …………………………………………………………………………………
20
(売上収益) ………………………………………………………………………………………………………
21
(減損損失) ………………………………………………………………………………………………………
23
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………
24
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………
24
4.その他 ……………………………………………………………………………………………………………………
25
役員の異動 …………………………………………………………………………………………………………
25
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績・財政状態の概況
① 当期の経営成績の概況
業績全般の概況
当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における経済環境は、米国による一連の関税措置が世界各国の経済や貿易政策に混乱をもたらし、主要国では金融政策や財政政策によって景気を下支えする動きが見られました。また、年度終盤には中東情勢が急速に緊迫化するなど、事業環境の不透明感が高まりました。米国では、インフレ高止まりへの懸念や雇用情勢の鈍化を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策が個人消費や設備投資に底堅さをもたらしました。欧州では、防衛関連支出やIT分野への投資が景気の悪化を和らげる一方、自動車など製造業の回復は依然として緩慢な状況が続きました。中国では、政府による消費財買い替え促進策が継続され、個人消費を下支えするとともに、半導体やIT関連製品の需要が堅調に推移しました。また、米国の関税回避を目的に、東南アジア諸国を経由した輸出の増加がみられました。日本では、人手不足などを背景に設備投資の増加や企業による賃上げの動きが広がるなど企業マインドは底堅く推移しました。
このような状況の中、当社グループの主要な市場では、IT機器やハイエンドスマートフォンの生産台数が想定を上回り、当社製品の需要が増加しました。また、核酸受託製造分野では、大型疾患に関する案件が臨床段階から商用化ステージへと移行し、収益の改善が進みました。
当連結会計年度の対米ドル為替レートは、前連結会計年度と比較し1.7%円高の1ドル150.2円となり、円高による影響は、営業利益で81億円の減益要因となりました。
以上の結果、売上収益は前連結会計年度と比較し、1.4%増(以下の比較はこれに同じ)の1,028,171百万円となりました。また、営業利益は1.1%減の183,615百万円、税引前当期利益は0.2%減の184,976百万円、当期利益は2.7%減の133,537百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は2.7%減の133,498百万円となりました。
セグメントの業績概況
(インダストリアルテープ)
基盤機能材料は、前連結会計年度に対して売上収益が伸長しました。ハイエンドスマートフォン向け組み立て用部材は、バッテリー固定用電気剥離テープの採用モデル拡大などにより需要が増加しました。また、半導体メモリやセラミックコンデンサー等の生産に使用される工程用材料の需要が増加しました。自動車材料は、中国における日系メーカーの自動車生産台数の減少により減収となりました。
以上の結果、売上収益は366,607百万円(4.2%増)、営業利益は51,662百万円(12.6%増)となりました。
(オプトロニクス)
情報機能材料は、売上収益が前連結会計年度に及びませんでした。ハイエンドノートパソコンやタブレット端末の生産台数が好調に推移し、光学フィルムの需要が増加しました。一方で、LCDスマートフォン向け光学フィルムの戦略的撤退を進めたことや、工程保護フィルムの材料合理化による値下げを実施したことで売上収益が減少しました。
回路材料は、前連結会計年度に対して売上収益が伸長しました。ハイエンドスマートフォンの生産拡大に伴い、高精度基板の需要が増加しました。また、CIS(Circuit Integrated Suspension)は、生成AIの普及によるデータセンター向けの高容量ハードディスクドライブ(HDD)の需要が増加し、堅調に推移しました。
以上の結果、売上収益は527,812百万円(2.6%減)、営業利益は149,871百万円(13.4%減)となりました。
(ヒューマンライフ)
ライフサイエンスは、前連結会計年度に対して売上収益が伸長しました。核酸受託製造とその製造に使用される核酸材料(NittoPhase
TM
)の需要が増加しました。また、第2四半期連結会計期間より将来商用化が見込まれる大型案件の生産を開始しました。核酸医薬の創薬においては、難治性の癌治療薬の臨床第1相試験が前第1四半期連結会計期間に完了し、ライセンスアウトに向けた活動を継続しております。
メンブレン(高分子分離膜)は、売上収益が前連結会計年度に及びませんでした。排水規制強化に伴い、中国において排水・廃液のゼロ化に貢献するZLD(Zero Liquid Discharge)の需要が堅調に推移した一方で、各種産業用途向けの高分子分離膜の需要が減少しました。
パーソナルケア材料は、前連結会計年度に対して売上収益が伸長しました。おむつ向け衛生材料の新製品と生分解性技術を用いた環境貢献型製品の拡販を進めました。なお、第3四半期連結会計期間において、固定資産の減損損失1,452百万円を計上しました。
以上の結果、売上収益は143,702百万円(8.5%増)、営業損失は5,041百万円(前年同期は営業損失11,718百万円)となりました。
(その他)
当セグメントには未だ十分な売上収益を伴っていないその他製品が含まれております。次世代半導体、環境ソリューション、デジタルヘルスの分野でPlanetFlags
TM
/HumanFlags
TM
の候補となるテーマに経営資源を集中的に投入し、早期の事業化を目指しています。
以上の結果、売上収益は11百万円(40.6%減)、営業損失は6,971百万円(前年同期は営業損失12,229百万円)となりました。
(参考)セグメント別の状況
(単位:百万円 比率:%)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
売上収益
売上収益
前年同期比
インダストリアルテープ
売上収益
351,829
366,607
104.2
営業利益
45,864
51,662
112.6
オプトロニクス
情報機能材料
407,654
386,234
94.7
回路材料
134,339
141,577
105.4
計
541,993
527,812
97.4
営業利益
173,117
149,871
86.6
ヒューマンライフ
ライフサイエンス
44,529
54,011
121.3
メンブレン
34,671
33,409
96.4
パーソナルケア材料
53,211
56,280
105.8
計
132,411
143,702
108.5
営業利益
△11,718
△5,041
-
その他
売上収益
19
11
59.4
営業利益
△12,229
△6,971
-
調整額
売上収益
△12,376
△9,961
-
営業利益
△9,365
△5,905
-
合計
売上収益
1,013,878
1,028,171
101.4
営業利益
185,667
183,615
98.9
※ 当連結会計年度において、マネジメント体制の変更を行った結果、報告セグメントの分類に一部変更があります。前連結会計年度数値は、当該変更を反映した数値を記載しております。
② 当期の財政状態及びキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は359,805百万円となり、前連結会計年度末より3,538百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は192,183百万円(前連結会計年度は217,908百万円の増加)となりました。
これは主に、税引前当期利益184,976百万円、減価償却費及び償却費70,677百万円、減損損失4,717百万円、利息及び配当金の受入額3,214百万円による増加、確定給付負債の増減額1,196百万円、売上債権及びその他の債権の増減額4,670百万円、棚卸資産の増減額5,957百万円、利息の支払額1,036百万円、法人税等の支払額又は還付額57,302百万円、その他2,111百万円による減少の結果であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は107,436百万円(前連結会計年度は115,105百万円の減少)となりました。
これは主に、有形固定資産及び無形資産の取得による支出96,607百万円、定期預金の増減額12,110百万円、投資有価証券の取得による支出3,123百万円による減少、有形固定資産及び無形資産の売却による収入4,534百万円による増加の結果であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は106,597百万円(前連結会計年度は78,890百万円の減少)となりました。
これは主に、リース負債の返済による支出6,626百万円、自己株式の増減額60,287百万円、配当金の支払額39,667百万円による減少の結果であります。
なお当社グループのキャッシュ・フロー指標の推移は以下のとおりであります。
2023年3月期
2024年3月期
2025年3月期
2026年3月期
親会社所有者帰属持分比率(%)
78.2
78.7
79.0
79.6
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%)
108.1
155.8
143.8
143.2
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)
0.1
0.2
0.1
0.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
337.4
255.0
269.3
185.5
(注)1 各指標はいずれも連結ベースの財務数値を用いて、以下の計算式により算出しております。
親会社所有者帰属持分比率(%) 親会社所有者帰属持分÷総資産
時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%) 株式時価総額÷総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 有利子負債÷キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) キャッシュ・フロー÷利払い
2 株式時価総額は、期末株価終値×自己株式控除後の期末発行済株式数により算出しております。
3 キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
4 有利子負債は、連結財政状態計算書に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を
対象としております。
(2)今後の見通し
2027年3月期(2026年4月1日~2027年3月31日)における世界経済は、中東情勢の緊迫化に伴い、エネルギー価格高騰、物流コスト増加、サプライチェーン混乱などが想定され、その影響を慎重に見極める必要があります。足元では総じてインフレが落ち着きを見せていたものの、エネルギー価格高騰が長期化する場合は、再びインフレが加速し、世界経済の混乱が深刻化することが想定されます。
このような中、当社グループでは、生産活動への影響を最小化し、当社製品を継続して安定的に顧客へ供給できるよう努めてまいります。その上で、中長期的な成長を見据え、独自の基準にて環境・人類への貢献度合いが特に高いと認められるPlanetFlags
TM
/HumanFlags
TM
とニッチトップ製品双方の認定基準を満たす厳選された製品(ダブル認定製品)を増やし、社会課題の解決と経済価値の創造の両立を目指します。今後は、ダブル認定製品の創出と拡大に積極的に資源投入を行うとともに、低収益・低採算事業の構造改革を実施することで、強靭な事業ポートフォリオの構築を図ります。外部環境が急速に変化する中でも、変化をチャンスととらえ、Nittoらしさを貫き、ESG経営を推進していきます。
インダストリアルテープは、欧州においてスマートフォンなどの電子機器における修理する権利(Right to Repair)の義務化が進む中、バッテリー固定用電気剥離テープの需要が拡大する見通しです。当社グループの剥離技術を活用し、さらなる事業拡大を図るべく、豊橋事業所に過去最大規模となる390億円の投資を決定しました。また、生成AIの普及を背景に、半導体やセラミックコンデンサー向け工程用材料の新たな用途展開による拡販を進め、インダストリアルテープ全体としてさらなる利益率の向上を目指します。
オプトロニクスにおける情報機能材料は、半導体メモリ不足がIT機器やスマートフォンの生産台数に与える影響について注視が必要となるものの、成長領域である車載ディスプレイやフォルダブル(折り畳み式)スマートフォン向けのハイエンド製品に引き続き注力していきます。これらの領域では、単一商材だけではなく、関連する複数の商材を組み合わせたトータルソリューションを顧客に提供することでディスプレイの進化に貢献します。また、市場環境の変化を踏まえ、中長期的な成長に向けて非ディスプレイ市場における新規事業創出に取り組んでいきます。
回路材料は、HDD市場においてデータセンター向けのストレージ需要が引き続き増加することに加え、HAMR(Heat-Assisted Magnetic Recording)などの新たな技術の進展によりHDDのさらなる高容量化が進むことが想定され、CISの需要が伸びる見通しです。また、ハイエンドスマートフォン向け高精度基板は、既存顧客に対し、既存用途に加え、新たな用途での新製品販売を予定しています。
ヒューマンライフにおけるライフサイエンスは、核酸医薬の受託製造事業において、商用化ステージへ移行した大型案件の需要が増加する見通しです。また、核酸材料(NittoPhase
TM
)の需要増加を見据え、生産能力を増強した国内及び米国の新工場が本格稼働する予定です。
核酸創薬においては、核酸DDS(Drug Delivery System)設計技術の開発及びライセンス契約の締結に注力していきます。なお、難治性癌治療薬のライセンスアウトに向けた活動については、事業環境などを勘案しながら方向性を判断してまいります。
メンブレンは、各国における排水規制の強化を背景に、排水・廃液のゼロ化に貢献する製品の需要が増加する見通しです。また、顧客のコスト削減に貢献する省エネ・長寿命な製品の開発に注力していきます。
パーソナルケア材料は、引き続きおむつ向け衛生材料の新製品と生分解性技術を用いた環境貢献型製品の拡販を進め、収益性の改善を図ります。
その他における新規事業では、先端半導体、環境ソリューション、医療デバイスの分野でPlanetFlags
TM
/HumanFlags
TM
の候補となるテーマに経営資源を集中的に投入し、早期の事業化を目指します。
翌連結会計年度の業績予想は、以下のとおりといたします。なお、為替レートは、1米ドル=153円を想定しております。
(連結通期業績予想)
売上収益 1,065,000百万円 (対前期比3.6%増)
営業利益 193,000百万円 (同5.1%増)
税引前利益 193,000百万円 (同4.3%増)
当期利益 141,000百万円 (同5.6%増)
親会社の所有者に帰属する当期利益 141,000百万円 (同5.6%増)
(第2四半期連結累計期間業績予想)
売上収益 527,500百万円 (対前年同四半期比2.7%増)
営業利益 97,000百万円 (同2.6%増)
税引前利益 97,000百万円 (同1.9%増)
当期利益 71,000百万円 (同3.0%増)
親会社の所有者に帰属する当期利益 71,000百万円 (同3.0%増)
上記の業績見通し等は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれております。実際の業績は、様々な要因によりこれらの業績見通しとは異なることがありますことをご承知おきください。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社の配当政策は、株主の皆様に対して安定的に利益の還元を行うことを基本方針としており、DOE(株主資本配当 率)4%以上、総還元性向60%以上を目指しています。また、機動的な資本政策の遂行及び総合的な株主還元策の一環として、自己株式の取得を実施していきます。
当期末の利益配当金は、利益配分に関する基本方針に基づき、1株につき30円を予定しております。なお、次期の年間利益配当金につきましては、当期60円に対し、4円増配の64円を予定しています。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループでは、財務情報の国際的な比較可能性の向上、及びグループ内での会計処理の統一等を目的として、2015年3月期第1四半期連結会計期間より国際会計基準(IFRS)を適用しております。
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物
363,344
359,805
売上債権及びその他の債権
210,418
231,880
棚卸資産
142,932
157,870
その他の金融資産
7,732
19,436
その他の流動資産
25,781
28,301
流動資産合計
750,209
797,294
非流動資産
有形固定資産
417,636
466,960
使用権資産
19,058
20,608
のれん
57,167
64,125
無形資産
17,026
16,942
持分法で会計処理されている投資
7,319
6,687
金融資産
11,096
13,516
繰延税金資産
17,873
19,095
その他の非流動資産
24,533
36,526
非流動資産合計
571,711
644,463
資産合計
1,321,920
1,441,757
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
仕入債務及びその他の債務
100,508
103,605
借入金
455
-
未払法人所得税等
28,183
17,932
その他の金融負債
36,102
39,828
その他の流動負債
56,485
64,604
流動負債合計
221,735
225,970
非流動負債
その他の金融負債
20,160
21,711
確定給付負債
28,991
29,809
繰延税金負債
3,856
11,780
その他の非流動負債
2,062
3,381
非流動負債合計
55,070
66,683
負債合計
276,806
292,653
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
26,783
26,783
資本剰余金
49,934
49,934
利益剰余金
890,040
912,008
自己株式
△31,799
△13,849
その他の資本の構成要素
109,124
173,150
親会社の所有者に帰属する持分合計
1,044,083
1,148,027
非支配持分
1,031
1,075
資本合計
1,045,114
1,149,103
負債及び資本合計
1,321,920
1,441,757
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
売上収益
1,013,878
1,028,171
売上原価
618,365
637,408
売上総利益
395,513
390,763
販売費及び一般管理費
151,835
156,322
研究開発費
46,771
48,025
その他の収益
11,827
12,571
その他の費用
23,066
15,371
営業利益
185,667
183,615
金融収益
2,901
3,258
金融費用
3,131
2,045
持分法による投資損益(△は損失)
△108
147
税引前当期利益
185,329
184,976
法人所得税費用
48,021
51,438
当期利益
137,307
133,537
当期利益の帰属
親会社の所有者
137,237
133,498
非支配持分
70
38
合計
137,307
133,537
親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益
基本的1株当たり当期利益(円)
195.74
197.20
希薄化後1株当たり当期利益(円)
195.65
197.11
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
当期利益
137,307
133,537
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の純変動額
△12
103
確定給付債務の再測定額
9,066
5,963
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額
△13,453
63,723
キャッシュ・フロー・ヘッジに係る公正価値の純変動額
0
△0
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分
△39
302
その他の包括利益合計
△4,438
70,092
当期包括利益合計
132,869
203,629
当期包括利益合計額の帰属
親会社の所有者
132,783
203,566
非支配持分
86
63
合計
132,869
203,629
(3)連結持分変動計算書
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配
持分
資本
合計
資本金
資本
剰余金
利益
剰余金
自己株式
その他の
資本の
構成要素
合計
2024年4月1日残高
26,783
49,928
808,062
△23,298
122,544
984,020
1,028
985,048
当期利益
-
-
137,237
-
-
137,237
70
137,307
その他の包括利益
-
-
-
-
△4,454
△4,454
15
△4,438
当期包括利益合計
-
-
137,237
-
△4,454
132,783
86
132,869
株式報酬取引
-
-
-
-
123
123
-
123
配当金
-
-
△38,040
-
-
△38,040
△20
△38,060
自己株式の変動
-
△26,308
-
△8,501
-
△34,809
-
△34,809
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
-
-
9,089
-
△9,089
-
-
-
子会社持分の追加取得による増減
-
6
-
-
-
6
△63
△56
利益剰余金から資本剰余金への振替
-
26,308
△26,308
-
-
-
-
-
所有者との取引額等合計
-
6
△55,259
△8,501
△8,965
△72,720
△83
△72,803
2025年3月31日残高
26,783
49,934
890,040
△31,799
109,124
1,044,083
1,031
1,045,114
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配
持分
資本
合計
資本金
資本
剰余金
利益
剰余金
自己株式
その他の
資本の
構成要素
合計
2025年4月1日残高
26,783
49,934
890,040
△31,799
109,124
1,044,083
1,031
1,045,114
当期利益
-
-
133,498
-
-
133,498
38
133,537
その他の包括利益
-
-
-
-
70,067
70,067
24
70,092
当期包括利益合計
-
-
133,498
-
70,067
203,566
63
203,629
株式報酬取引
-
19
-
-
△88
△69
-
△69
配当金
-
-
△39,667
-
-
△39,667
△19
△39,687
自己株式の変動
-
△77,835
-
17,950
-
△59,884
-
△59,884
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
-
-
5,952
-
△5,952
-
-
-
利益剰余金から資本剰余金への振替
-
77,815
△77,815
-
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
-
-
0
0
所有者との取引額等合計
-
0
△111,530
17,950
△6,041
△99,622
△18
△99,640
2026年3月31日残高
26,783
49,934
912,008
△13,849
173,150
1,148,027
1,075
1,149,103
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期利益
185,329
184,976
減価償却費及び償却費
65,595
70,677
減損損失
12,339
4,717
確定給付負債の増減額
1,048
△1,196
売上債権及びその他の債権の増減額
△3,791
△4,670
棚卸資産の増減額
△8,526
△5,957
仕入債務及びその他の債務の増減額
2,369
332
前受金の増減額
△413
540
利息及び配当金の受入額
2,849
3,214
利息の支払額
△809
△1,036
法人税等の支払額又は還付額
△34,304
△57,302
その他
△3,779
△2,111
営業活動によるキャッシュ・フロー
217,908
192,183
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出
△106,003
△96,607
有形固定資産及び無形資産の売却による収入
208
4,534
定期預金の増減額
△2,371
△12,110
投資有価証券の取得による支出
△762
△3,123
投資有価証券の売却による収入
55
8
関係会社株式の取得による支出
△6,256
△206
その他
23
68
投資活動によるキャッシュ・フロー
△115,105
△107,436
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額
109
-
リース負債の返済による支出
△5,822
△6,626
自己株式の増減額
△35,062
△60,287
配当金の支払額
△38,040
△39,667
その他
△75
△15
財務活動によるキャッシュ・フロー
△78,890
△106,597
現金及び現金同等物に係る為替換算差額の影響額
△2,837
18,311
現金及び現金同等物の増減額
21,074
△3,538
現金及び現金同等物の期首残高
342,269
363,344
現金及び現金同等物の期末残高
363,344
359,805
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表注記)
1.報告企業
日東電工株式会社(以下「当社」という。)は、日本に所在する株式会社であります。本連結財務諸表は、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)並びに当社の関連会社により構成されております。当社グループにおいては、「インダストリアルテープ事業」、「オプトロニクス事業」、「ヒューマンライフ事業」を基軸として、これらに関係する事業を行っており、その製品は多岐にわたっております。詳細は、(セグメント情報)をご参照ください。
2.作成の基礎
(1)準拠する会計基準
本連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に定める「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、連結財務諸表規則第312条の規定により、IFRSに準拠して作成しております。
(2)表示通貨及び単位
連結財務諸表は日本円で表示し、百万円未満を切り捨てております。
(3)重要な会計上の見積り及び判断
連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っております。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計期間と将来の会計期間において認識しております。
(4)連結財務諸表の承認
2026年4月27日に、連結財務諸表は当社取締役社長赤木達哉及び最高財務責任者伊勢山恭弘によって承認されております。
3.重要性がある会計方針
本連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、特段の記載がない限り、この連結財務諸表に記載されている全ての期間について適用された会計方針と同一であります。
(追加情報)
(自己株式の取得)
当社は、2026年3月30日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議いたしました。
(1)自己株式の取得を行う理由
経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び総合的な株主還元策の一環として実施いたします。
(2)自己株式の取得の内容
① 取得する株式の種類 当社普通株式
② 取得する株式の総数 20,000,000株(上限)
(2026年3月30日時点の発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合:
2.97%)
③ 株式取得価額の総額 500億円(上限)
④ 取得期間 2026年4月8日から2026年8月31日まで
⑤ 取得方法 東京証券取引所における市場買付
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高意思決定機関である取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品別の事業部を置き、各事業部は、取り扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
当社グループは、事業部を基礎とした製品別のセグメントから構成されており、「インダストリアルテープ事業」、「オプトロニクス事業」及び「ヒューマンライフ事業」の3つを報告セグメントとしております。これらの報告セグメントは、製品の内容、市場等の類似性を勘案し、それぞれ一つの事業セグメントとして集約したものであります。
セグメント間の内部収益は市場実勢価格に基づいております。
(各セグメントの主要製品)
事業区分
主要製品又は事業
インダストリアルテープ
基盤機能材料(接合材料、保護材料、プロセス材料、自動車材料等)
オプトロニクス
情報機能材料(光学フィルム等)、回路材料(CIS(Circuit Integrated Suspension)、高精度基板等)
ヒューマンライフ
ライフサイエンス(核酸受託製造、核酸合成材料、核酸創薬、医療関連材料等)、メンブレン(高分子分離膜)、パーソナルケア材料(衛生材料等機能性フィルム)
その他
新規事業、その他製品
(2)報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
当社グループの報告セグメントに関するセグメントの情報は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注)1
合計
調整額
(注)2、3
連結財務諸表計上額
インダス
トリアル
テープ
オプトロ
ニクス
ヒューマ
ンライフ
合計
外部顧客からの売上収益
348,960
537,852
125,570
1,012,383
19
1,012,403
1,475
1,013,878
セグメント間の売上収益
2,869
4,141
6,841
13,851
-
13,851
△13,851
-
セグメント売上収益合計
351,829
541,993
132,411
1,026,234
19
1,026,254
△12,376
1,013,878
営業利益(△は損失)
45,864
173,117
△11,718
207,262
△12,229
195,033
△9,365
185,667
金融収益
2,901
金融費用
△3,131
持分法による投資損益(△は損失)
△108
税引前当期利益
185,329
セグメント資産合計
301,496
749,095
229,308
1,279,901
9,719
1,289,620
32,299
1,321,920
その他:
減価償却費及び償却費
18,451
27,263
11,562
57,277
864
58,141
7,454
65,595
減損損失
885
2,016
4,042
6,945
5,211
12,156
183
12,339
有形固定資産と無形資産の増加
18,795
47,875
15,108
81,779
1,741
83,520
9,456
92,976
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「新規事業」で構成されております。
2 営業利益の調整額△9,365百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
3 セグメント資産の調整額32,299百万円は、事業セグメントに帰属しない現金及び現金同等物、有形固定資産等であります。
4 当連結会計年度において、マネジメント体制の変更を行った結果、報告セグメントの分類に一部変更があります。前連結会計年度数値は、当該変更を反映した数値を記載しております。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
(注)1
合計
調整額
(注)2、3
連結財務諸表計上額
インダス
トリアル
テープ
オプトロ
ニクス
ヒューマ
ンライフ
合計
外部顧客からの売上収益
364,827
524,598
137,246
1,026,672
11
1,026,684
1,487
1,028,171
セグメント間の売上収益
1,780
3,213
6,455
11,448
-
11,448
△11,448
-
セグメント売上収益合計
366,607
527,812
143,702
1,038,121
11
1,038,132
△9,961
1,028,171
営業利益(△は損失)
51,662
149,871
△5,041
196,492
△6,971
189,521
△5,905
183,615
金融収益
3,258
金融費用
△2,045
持分法による投資損益(△は損失)
147
税引前当期利益
184,976
セグメント資産合計
343,802
831,110
241,639
1,416,552
10,645
1,427,198
14,559
1,441,757
その他:
減価償却費及び償却費
18,801
30,527
11,885
61,213
1,099
62,313
8,363
70,677
減損損失
1,476
1,389
1,520
4,385
59
4,445
272
4,717
有形固定資産と無形資産の増加
19,339
43,628
16,853
79,821
1,567
81,389
5,452
86,841
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「新規事業」で構成されております。
2 営業利益の調整額△5,905百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
3 セグメント資産の調整額14,559百万円は、事業セグメントに帰属しない現金及び現金同等物、有形固定資産等であります。
(配当に関する事項)
Ⅰ 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(1) 配当金支払額
(決議)
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額(円)
基準日
効力発生日
配当の原資
2024年6月21日
定時株主総会
普通株式
18,388
130
2024年3月31日
2024年6月24日
利益剰余金
2024年10月28日
取締役会
普通株式
19,651
140
2024年9月30日
2024年11月29日
利益剰余金
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決議)
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額(円)
基準日
効力発生日
配当の原資
2025年6月20日
定時株主総会
普通株式
19,458
28
2025年3月31日
2025年6月23日
利益剰余金
Ⅱ 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(1) 配当金支払額
(決議)
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額(円)
基準日
効力発生日
配当の原資
2025年6月20日
定時株主総会
普通株式
19,458
28
2025年3月31日
2025年6月23日
利益剰余金
2025年10月27日
取締役会
普通株式
20,209
30
2025年9月30日
2025年11月28日
利益剰余金
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
(決議)
株式の種類
配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額(円)
基準日
効力発生日
配当の原資
2026年6月19日
定時株主総会
普通株式
20,209
30
2026年3月31日
2026年6月22日
利益剰余金
(注) 当社は、2024年9月30日を基準日、2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。基準日が2024年9月30日以前の1株当たり配当額につきましては、当該株式分割前の実際の配当金の額を記載しております。
(資本及びその他の資本項目)
(自己株式の取得)
当社は、2025年1月27日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の取得を行いました。この取得により、当連結会計年度において自己株式が21,427千株、60,287百万円増加し、同決議に基づく自己株式の取得を終了いたしました。
(自己株式の処分)
当社は、2025年6月20日開催の取締役会決議に基づき、2025年7月10日付で、譲渡制限付株式報酬及び業績連動型株式報酬として自己株式の処分を行いました。この処分により、当連結会計年度において自己株式が152千株、402百万円減少しております。
(自己株式の消却)
当社は、2025年9月25日開催の取締役会決議に基づき、2025年10月15日付で、自己株式の消却を行いました。この消却により、当連結会計年度において自己株式が28,101千株、77,835百万円減少しております。
(売上収益)
当社グループは、(セグメント情報)に記載のとおり、「インダストリアルテープ事業」、「オプトロニクス事業」、「ヒューマンライフ事業」の3つを報告セグメントとしております。また、売上収益は製品群別及び子会社の所在地別に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益(外部顧客からの売上収益)との関係は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
セグメントの名称
主要製品又は事業
日本
米州
欧州
アジア
オセアニア
計
インダストリアルテープ
基盤機能材料
107,210
34,025
35,418
172,306
348,960
オプトロニクス
情報機能材料
20,743
-
-
384,690
405,434
回路材料
56,604
-
-
75,813
132,417
計
77,348
-
-
460,503
537,852
ヒューマンライフ
ライフサイエンス
4,050
35,455
6
0
39,513
メンブレン
2,778
16,863
4,745
8,646
33,034
パーソナルケア材料
-
3,736
48,762
523
53,023
計
6,828
56,056
53,515
9,171
125,570
その他
新規事業、その他製品
0
3
-
16
19
調整額
1,465
9
-
-
1,475
合計
192,852
90,094
88,934
641,997
1,013,878
当連結会計年度において、マネジメント体制の変更を行った結果、報告セグメントの分類に一部変更があります。前連結会計年度数値は、当該変更を反映した数値を記載しております。
なお、地域別の売上収益は、各拠点の所在地によっており、日本以外の区分に属する主な国又は地域は以下のとおりであります。
米州…………………………米国、メキシコ、ブラジル
欧州…………………………ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、トルコ
アジア・オセアニア………中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、香港、タイ、ベトナム
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
(単位:百万円)
セグメントの名称
主要製品又は事業
日本
米州
欧州
アジア
オセアニア
計
インダストリアルテープ
基盤機能材料
106,433
32,848
39,327
186,217
364,827
オプトロニクス
情報機能材料
14,459
-
-
370,396
384,855
回路材料
43,959
-
-
95,783
139,742
計
58,418
-
-
466,179
524,598
ヒューマンライフ
ライフサイエンス
3,774
45,533
2
0
49,310
メンブレン
2,725
15,014
5,012
8,984
31,736
パーソナルケア材料
-
3,520
52,152
526
56,199
計
6,499
64,069
57,166
9,511
137,246
その他
新規事業、その他製品
-
11
-
-
11
調整額
1,487
-
-
-
1,487
合計
172,839
96,929
96,494
661,908
1,028,171
地域別の売上収益は、各拠点の所在地によっており、日本以外の区分に属する主な国又は地域は以下のとおりであります。
米州…………………………米国、メキシコ、ブラジル
欧州…………………………ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、トルコ
アジア・オセアニア………中国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、香港、タイ、ベトナム
(減損損失)
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
当連結会計年度において、12,339百万円の減損損失を計上しており、当該減損損失は、「その他の費用」に含めて計上しております。
減損損失の主な内訳は、下記のとおりであります。
オプトロニクス事業セグメント傘下の回路材料において、プラスチック光ファイバー・ケーブルの事業化中止を決定したため、生産設備等に関して1,846百万円の減損損失を計上しております。これに伴い、帳簿価額を回収可能価額であるゼロまで減額しております。回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値(売却予定価額等)により測定しており、公正価値測定のヒエラルキーのレベルはレベル3であります。
また、その他セグメントに属するNitto Bend Technologies社のフレキシブルセンサ事業に係るのれんに関して5,199百万円の減損損失を計上しております。これは、事業計画を見直した結果、当初想定した収益が見込めなくなったことから、帳簿価額が回収できないと見込まれたことによるものであります。回収可能価額は、割引キャッシュ・フロー法に基づく処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しており、公正価値測定のヒエラルキーのレベルはレベル3であります。主要な仮定は、事業計画における需要予測及び割引率であり、前連結会計年度及び当連結会計年度における割引率(税引前)は、それぞれ29.0%及び28.3%であります。
また、ヒューマンライフ事業セグメントに属するNitto Advanced Film Gronau GmbH社に係るのれんに関して3,298百万円の減損損失を計上しております。これは、事業計画を見直した結果、当初想定した収益が見込めなくなったことから、帳簿価額が回収できないと見込まれたことによるものであります。回収可能価額は、割引キャッシュ・フロー法に基づく処分コスト控除後の公正価値に基づき算定しており、公正価値測定のヒエラルキーのレベルはレベル3であります。主要な仮定は、事業計画における需要予測、永久成長率及び割引率であり、前連結会計年度及び当連結会計年度における永久成長率は、ともに1.4%であり、前連結会計年度及び当連結会計年度における割引率(税引前)は、それぞれ7.2%及び7.5%であります。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
重要な事項がないため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
基本的1株当たり当期利益及び算定上の基礎、希薄化後1株当たり当期利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
(1)基本的1株当たり当期利益
195円74銭
197円20銭
(算定上の基礎)
親会社の所有者に帰属する
当期利益金額(百万円)
137,237
133,498
普通株式の期中平均株式数(千株)
701,124
676,979
(2)希薄化後1株当たり当期利益
195円65銭
197円11銭
(算定上の基礎)
ストック・オプションによる
普通株式増加数(千株)
250
250
業績連動型株式報酬制度による
普通株式増加数(千株)
49
34
(注)当社は、2024年9月30日を基準日、2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。上記の基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
4.その他
役員の異動
(本年6月19日 定時株主総会終了後)
1.
全取締役・監査役の役職
代表取締役
取締役会長
髙﨑 秀雄
代表取締役
取締役社長
赤木 達哉
取締役 専務執行役員
伊勢山 恭弘
取締役 専務執行役員
大脇 泰人
取締役 上席執行役員
新任・昇任
片山 博之
取締役
ウォン ライヨン
取締役
澤田 道隆
取締役
山田 泰弘
取締役
江藤 真理子
取締役のうちウォン ライヨン氏、澤田 道隆氏、山田 泰弘氏、江藤 真理子氏は会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
監査役(常勤)
德安 晋
監査役(常勤)
高柳 敏彦
監査役(非常勤)
小橋川 保子
監査役(非常勤)
園 潔
監査役(非常勤)
服部 剛
監査役のうち小橋川 保子氏、園 潔氏、服部 剛氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
2.
執行役員の役職
常務執行役員
藤岡 誠二
常務執行役員
土本 一喜
常務執行役員
堀川 幸裕
常務執行役員
昇任
林 康裕
上席執行役員
右近 敦嗣
上席執行役員
李 培源
上席執行役員
城 勝義
上席執行役員
明間 健二郎
上席執行役員
金川 仁紀
上席執行役員
杉野 洋一郎
執行役員
吹田 真悟
執行役員
寺田 善彦
執行役員
村上 奈穗
執行役員
蒔野 直樹
執行役員
萩原 陸宏
執行役員
松本 純一
執行役員
塩見 太
執行役員
中村 圭
執行役員
戸塚 健之
執行役員
高橋 直樹
執行役員
大薮 恭也
執行役員
河内 愼
執行役員
新任
鳴海 豊
出典: 決算短信PDF(外部リンク)
財務データ推移
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 10,139億円 | 1,857億円 | 1,372億円 | 13,219億円 | 10,441億円 | 195.7 | 168.0 |
| 2024 | 9,151億円 | 1,391億円 | 1,027億円 | 12,511億円 | 9,840億円 | 719.6 | 260.0 |
| 2023 | 9,290億円 | 1,472億円 | 1,092億円 | 11,536億円 | 9,022億円 | 738.8 | 240.0 |
| 2022 | 8,534億円 | 1,323億円 | 971億円 | 10,945億円 | 8,212億円 | 656.3 | 220.0 |
| 2021 | 7,613億円 | 938億円 | 702億円 | 9,659億円 | 7,159億円 | 472.7 | 200.0 |
| 2020 | 7,410億円 | 697億円 | 472億円 | 9,219億円 | 6,894億円 | 301.3 | 200.0 |
| 2019 | 8,065億円 | 928億円 | 666億円 | 9,134億円 | 7,004億円 | 423.5 | 180.0 |
| 2018 | 8,574億円 | 1,257億円 | 874億円 | 9,378億円 | 6,933億円 | 539.0 | 160.0 |
| 2017 | 7,677億円 | — | 635億円 | 8,799億円 | 6,538億円 | 390.9 | 150.0 |
| 2016 | 7,931億円 | — | 817億円 | 8,259億円 | 6,144億円 | 495.2 | 140.0 |
| 2015 | 8,252億円 | — | 779億円 | 8,554億円 | 6,120億円 | 471.8 | 120.0 |
| 2014 | 7,495億円 | — | 519億円 | 7,836億円 | 5,214億円 | 314.6 | 100.0 |
| 2013 | 6,713億円 | — | 437億円 | 7,427億円 | 4,653億円 | 265.5 | 100.0 |
| 2012 | 6,076億円 | — | 311億円 | 6,519億円 | 4,359億円 | 188.9 | 100.0 |
事業の状況(有価証券報告書より)
最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。
事業の内容
事業等のリスク
事業方針・経営環境
経営者による分析
役員の状況
※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。
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