花王株式会社 4452
データ取得日: 2026-08-20 | 過去15年分の財務データを掲載
AI 業績サマリー
営業利益率は9.7%で、売上高に対する収益効率を示す。前期比では売上高+3.7%と増収となった。営業利益は前期比+11.9%の変化だ。営業キャッシュフローは1997億円のプラスを確保しており、本業からの資金創出力がある。
自己資本比率は56.7%と高水準で、財務基盤は安定している。総資産1.9兆円のうち1.1兆円を自己資本でまかなっている。ROEは11.3%で、株主資本に対する収益効率を示す。総資産利益率(ROA)は6.4%。
花王株式会社は化学分野で売上1.7兆円、営業利益1641億円、純利益1201億円の事業規模を持つ。収益基盤の強化と財務健全性の維持が、今後の持続的な成長を支える鍵となる。
English version
The operating margin stood at 9.7%. Revenue increased 3.7% year-on-year. Operating cash flow was positive at ¥199.7B.
The equity ratio of 56.7% reflects a sound financial position. ROE of 11.3% is at a reasonable level. ROA was 6.4%.
花王株式会社 maintains net sales of ¥1.7T and total assets of ¥1.9T as of FY2025, positioning itself as a player in Japan's Chemicals sector.
※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。
業績推移
業績予想
| 項目 | 予想値 | 直近通期実績(2025年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 18,000億円 | 16,886億円 | +6.6% |
| 営業利益 | 1,900億円 | 1,641億円 | +15.8% |
| 純利益 | 1,350億円 | 1,201億円 | +12.4% |
| EPS | 149.21円 | 260.30円 | -42.7% |
| 1株配当 (DPS) | 39.00円 | 154.00円 | -74.7% |
| 予想PER* | 42.1倍 | 24.1倍 (実績) | — |
| 予想配当利回り* | 0.62% | 2.45% (実績) | — |
※ 業績予想は企業発表値です。四半期決算時点の通期見通しのため、期中で修正される可能性があります。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。
財務指標(2025年度)
主要指標
収益性
成長性
| 前年比 | 3Y CAGR | 5Y CAGR | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | +3.7% | +2.9% | +4.1% |
| 営業利益 | +11.9% | — | — |
| 純利益 | +11.4% | +11.8% | — |
| EPS | +12.2% | +12.4% | — |
安全性
派生指標 参考
* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。
業種比較 業種: 化学 日経225内同業 16社
| 指標 | 自社 | 日経225 同業平均 (16社) |
EDINET 全体平均 (200社) |
同業平均との偏差 |
|---|---|---|---|---|
| ROE | 11.3% | 5.6% | 7.7% | +5.69pt |
| PER | 24.1倍 | 21.4倍 | — | +2.71 |
| PBR | 2.67倍 | 1.27倍 | — | +1.40 |
| 配当利回り | 2.45% | 3.48% | — | -1.03pt |
| 配当性向 | 59.2% | 55.2% | — | +3.99pt |
| ROA | 6.4% | 3.5% | — | +2.87pt |
| 売上総利益率 | 39.6% | 31.3% | — | +8.27pt |
| 営業利益率 | 9.7% | 9.1% | 8.3% | +0.66pt |
| 純利益率 | 7.1% | 5.2% | — | +1.95pt |
※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。
キャッシュフロー(2025年度)
| 年度 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF | 設備投資 | 現金等残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 1,997億円 | ▲698億円 | ▲1,751億円 | 1,299億円 | 1,010億円 | 3,233億円 |
| 2024 | 2,016億円 | ▲459億円 | ▲1,046億円 | 1,557億円 | 930億円 | 3,577億円 |
| 2023 | 2,025億円 | ▲1,093億円 | ▲800億円 | 932億円 | 930億円 | 2,917億円 |
| 2022 | 1,309億円 | ▲749億円 | ▲1,393億円 | 560億円 | 943億円 | 2,682億円 |
| 2021 | 1,755億円 | ▲672億円 | ▲1,416億円 | 1,083億円 | 875億円 | 3,361億円 |
| 2020 | 2,147億円 | ▲619億円 | ▲871億円 | 1,528億円 | 859億円 | 3,532億円 |
| 2019 | 2,445億円 | ▲943億円 | ▲1,262億円 | 1,503億円 | 1,133億円 | 2,897億円 |
| 2018 | 1,956億円 | ▲1,579億円 | ▲1,086億円 | 377億円 | — | 2,660億円 |
| 2017 | 1,858億円 | ▲961億円 | ▲532億円 | 897億円 | — | 3,431億円 |
| 2016 | 1,843億円 | ▲886億円 | ▲950億円 | 957億円 | — | 3,030億円 |
| 2015 | 1,817億円 | ▲741億円 | ▲208億円 | 1,075億円 | — | 3,099億円 |
| 2014 | 1,451億円 | ▲638億円 | ▲850億円 | 813億円 | — | 2,287億円 |
| 2013 | 1,787億円 | ▲578億円 | ▲675億円 | 1,210億円 | — | 2,276億円 |
| 2012 | 974億円 | ▲446億円 | ▲320億円 | 527億円 | — | 1,604億円 |
| 2011 | 1,250億円 | ▲490億円 | ▲862億円 | 761億円 | — | 1,297億円 |
※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。
損益計算書(2025年度)
| 項目 | 金額 | 売上比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 16,886億円 | 100.0% |
| 売上原価 | 10,205億円 | 60.4% |
| 売上総利益 | 6,682億円 | 39.6% |
| 販管費 | 5,051億円 | 29.9% |
| 営業利益 | 1,641億円 | 9.7% |
| 純利益 | 1,201億円 | 7.1% |
※ 会計基準: IFRS / 有報提出日: 2026-03-25 09:14。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。 経常利益は会計基準により非開示の場合があります。
貸借対照表(2025年度)
| 項目 | 金額 | 総資産比 |
|---|---|---|
| 資産 | ||
| 総資産 | 18,751億円 | 100.0% |
| 現金等 | 3,233億円 | 17.2% |
| その他資産 | 15,518億円 | 82.8% |
| 負債・純資産 | ||
| 総負債 | 8,110億円 | 43.3% |
| 有利子負債 | 2,431億円 | 13.0% |
| その他負債 | 5,678億円 | 30.3% |
| 純資産 | 10,641億円 | 56.7% |
| 自己資本 | 10,641億円 | 56.7% |
| うち利益剰余金 | 7,166億円 | 38.2% |
※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。
事業規模・コスト構造(2025年度)
※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。
信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去15年分)
※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。
直近の決算短信
| 開示日時 | タイトル | 区分 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 前年比 | 純利益 | 前年比 | EPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-08-05 | 2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS会計基準〕(連結) | Q2 | 8,719億円 | +7.8% | 958億円 | +38.5% | 657億円 | +32.3% | 72.6 | — |
| 2026-05-12 15:30 | Q1 | 4,132億円 | +6.0% | 449億円 | +45.3% | 310億円 | +35.7% | 68.5 | ||
| 2026-02-05 15:30 | 決算短信 2025年12月期 | Q4 | 16,886億円 | +3.7% | 1,641億円 | +11.9% | 1,201億円 | +11.4% | 260.3 | |
| 2025-11-06 | 2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | Q3 | 12,320億円 | — | 1,149億円 | — | 847億円 | — | 182.6 | |
| 2025-08-06 | 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結) | Q2 | 8,090億円 | — | 695億円 | — | 496億円 | — | 106.9 |
業績概況・今後の見通し(2026-08-05 発表分) 約17,796字
qualitative.htm
○
添付資料の目次
1.当中間決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する概要 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.要約中間連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………… 6
(1)要約中間連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………………… 6
(2)要約中間連結損益計算書 ………………………………………………………………………………………… 8
(3)要約中間連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………………… 9
(4)要約中間連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………………………10
(5)要約中間連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………12
(6)要約中間連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………13
(7)継続企業の前提に関する注記 ……………………………………………………………………………………16
1.当中間決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する概要
注:以下、( )付きの数字はマイナス表示であり、「実質」とは為替変動の影響を除く増減率を表示しています。また、数量等には製品構成差を含んでいます。
2026年12月期第1四半期よりIFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」を早期適用しているため、2025年12月期中間会計期間の「営業利益」及び「税引前中間利益」は、当該会計方針の変更に伴う遡及修正後の数値を記載しております。
当社は、2026年7月1日付で、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期
首に株式分割が行われたと仮定して、「基本的1株当たり中間利益」を算定しております。
売上高
(億円)
営業利益
(億円)
営業利益率
(%)
税引前
中間利益
(億円)
中間利益
(億円)
親会社の
所有者に
帰属する
中間利益
(億円)
基本的
1株当たり
中間利益
(円)
2026年12月
期
中間会計期間
8,719
958
11.0
973
662
657
72.58
2025年12月
期
中間会計期間
8,090
692
8.6
718
495
496
53.42
増減率
7.8%
38.5%
-
35.6%
33.9%
32.3%
35.9%
実質
3.4%
世界経済は、AI関連投資や半導体需要が下支えとなり、総じて緩やかな成長を続ける一方、中東情勢の緊迫に伴うエネルギー価格の上昇や国際的なサプライチェーンの混乱が生じ、原材料市況も不安定な動きが続いています。日本経済は、賃上げの継続や企業の設備投資が景気を支えるものの、物価上昇の影響により個人消費はなお力強さを欠き、回復は緩やかなものに留まっています。
当社グループの主要市場である日本のトイレタリー及び化粧品市場は、2026年1月から6月において、トイレタリー市場は小売店の販売実績及び消費者購入調査データともに前年同期を上回りました。化粧品市場は、小売店の販売実績は前年同期を上回りましたが、国内需要を示す消費者購入調査データは前年同期を下回りました。
このような経営環境の中、当社グループは、
重要な社会課題に向き合い、「排他的独自性」を軸に「稼ぐ力の再現性」をさらに強め、花王グループ中期経営計画「K27」達成と、その先の非連続な成長に向けた基盤構築を進めています。
売上高
は、前年同期に対し
て
7.8%増
の
8,719億円
(為替
4.4%増
、実質
3.4%増
(内訳:数量等
1.3%増
、価格
2.1%増
))となりました
。
営業利益
は958億円(対前年同期266億円増)となりました。グローバルコンシューマーケア事業が引き続き国内外で伸長し、ケミカル事業の収益性も改善した
ことにより、増益となりました。なお、
第1四半期にロジスティクス最適化の一環として土地売却を実施し115億円の売却益を計上しました。
税引前中間利益
は973億円(対前年同期256億円増)となり、
中間利益
は662億円(対前年同期168億円増)となりました。
当第2四半期(中間期)の海外連結子会社等の財務諸表項目(収益及び費用)の主な為替の換算レートは、次のとおりです。
第1四半期
1-3月
第2四半期
4-6月
米ドル
156.81
円[
152.65円]
159.40
円[
144.49円]
ユーロ
183.57
円[
160.48円]
185.34
円[
163.73円]
中国元
22.64
円[
20.98円]
23.42
円[
19.98円]
注:[ ]内は前年同期の換算レート
〔セグメント別の概況〕
セグメントの業績
売上高
営業利益
中間会計期間
増減率
中間会計期間
増減
(億円)
2025年
12月期
(億円)
2026年
12月期
(億円)
(%)
実質
(%)
2025年12月
期
2026年12月
期
(億円)
利益率
(%)
(億円)
利益率
(%)
ファブリック&ホームケア製品
1,782
1,890
6.1
5.1
312
17.5
347
18.4
35
サニタリー製品
796
817
2.6
(1.3)
43
5.4
44
5.4
1
ハイジーンリビングケア事業
2,578
2,707
5.0
3.1
356
13.8
392
14.5
36
ヘルスビューティケア事業
2,115
2,286
8.1
3.6
182
8.6
199
8.7
17
化粧品事業
1,185
1,310
10.5
6.7
3
0.3
58
4.4
54
ビジネスコネクティッド事業
180
192
6.4
6.2
4
2.3
8
4.4
4
グローバルコンシューマーケア事業
6,058
6,495
7.2
4.1
546
9.0
657
10.1
111
ケミカル事業
2,260
2,472
9.4
1.8
143
6.3
181
7.3
37
小 計
8,319
8,967
7.8
3.5
689
-
838
-
149
セグメント間消去又は調整
(228)
(248)
-
-
3
-
121
-
118
合 計
8,090
8,719
7.8
3.4
692
8.6
958
11.0
266
販売実績
(億円、増減率%)
中間会計期間
日本
アジア
米州
欧州
合計
ファブリック&ホームケア製品
2025年
1,568
199
15
-
1,782
2026年
1,674
201
15
-
1,890
増減率
6.8
0.8
3.8
-
6.1
実質
6.8
(7.1)
(12.1)
-
5.1
サニタリー製品
2025年
360
436
-
-
796
2026年
342
475
-
-
817
増減率
(5.1)
8.9
-
-
2.6
実質
(5.1)
1.9
-
-
(1.3)
ハイジーンリビングケア事業
2025年
1,928
635
15
-
2,578
2026年
2,016
676
15
-
2,707
増減率
4.6
6.4
3.8
-
5.0
実質
4.6
(0.9)
(12.1)
-
3.1
ヘルスビューティケア事業
2025年
1,074
179
557
306
2,115
2026年
1,132
203
623
329
2,286
増減率
5.4
13.4
11.9
7.6
8.1
実質
5.4
5.9
4.2
(4.9)
3.6
化粧品事業
2025年
814
214
34
123
1,185
2026年
868
272
35
134
1,310
増減率
6.7
27.2
2.5
8.9
10.5
実質
6.7
14.2
(3.6)
(2.9)
6.7
ビジネスコネクティッド事業
2025年
179
1
-
-
180
2026年
188
4
-
-
192
増減率
5.1
220.7
-
-
6.4
実質
5.1
186.6
-
-
6.2
グローバルコンシューマーケア事業
2025年
3,995
1,029
606
429
6,058
2026年
4,204
1,154
674
463
6,495
増減率
5.2
12.2
11.2
8.0
7.2
実質
5.2
3.6
3.4
(4.4)
4.1
ケミカル事業
2025年
720
596
438
506
2,260
2026年
768
673
473
558
2,472
増減率
6.8
12.9
7.9
10.3
9.4
実質
6.8
2.9
(2.1)
(3.1)
1.8
セグメント間売上高の消去
2025年
(197)
(16)
(1)
(15)
(228)
2026年
(211)
(20)
(1)
(16)
(248)
売上高
2025年
4,518
1,610
1,042
921
8,090
2026年
4,761
1,807
1,145
1,006
8,719
増減率
5.4
12.2
9.9
9.3
7.8
実質
5.4
3.2
1.2
(3.6)
3.4
注:
グローバルコンシューマーケア事業
は、外部顧客への売上高を記載しており、ケミカル事業では、
グローバルコンシューマーケア事業
に対する売上高を含めています。地域別の売上高は、販売元の所在地に基づき分類しています。
売上高に占める海外の割合は、前年同期の44.2%から45.4%となりました。
売上高 対前年同期比分析
増減率
(%)
為替
(%)
実質
(%)
数量等
(%)
価格
(%)
ファブリック&
ホームケア製品
6.1
1.0
5.1
1.6
3.5
サニタリー製品
2.6
3.9
(1.3)
(0.6)
(0.7)
ハイジーンリビングケア事業
5.0
1.9
3.1
0.9
2.2
ヘルスビューティケア事業
8.1
4.5
3.6
3.0
0.6
化粧品事業
10.5
3.8
6.7
5.9
0.8
ビジネスコネクティッド事業
6.4
0.2
6.2
4.2
2.0
グローバルコンシューマーケア事業
7.2
3.1
4.1
2.7
1.4
ケミカル事業
9.4
7.5
1.8
(1.8)
3.6
合 計
7.8
4.4
3.4
1.3
2.1
注:ケミカル事業の売上高は、セグメント間取引を含んでいます。
グローバルコンシューマーケア事業
売上高は、前年同期に対して7.2%増の6,495億円(為替3.1%増、実質4.1%増(内訳:数量等2.7%増、価格1.4%増))となりました。
世界では、中東情勢の影響による原材料価格や物流コストの上昇等に加え、生活者の節約志向が高まっています。 日本においても、物価上昇の継続を背景に需要の選別が進む等、市場は不透明な環境が続いています。このような中、高付加価値製品の提案やその価値に見合った価格改定、デジタル・AIを活用したマーケティングの高度化を推進し、グローバル売り上げ拡大に取り組みました。また、機動的な調達・生産体制により安定供給の確保に努めました。
以上の結果、日本の売上高は、前年同期に対して5.2%増の4,204億円となりました。
アジアの売上高は、12.2%増の1,154億円(実質3.6%増)となりました。
米州の売上高は、11.2%増の674億円(実質3.4%増)となり、欧州の売上高は、8.0%増の463億円(実質4.4%減)となりました。
営業利益は、販売数量の増加と稼ぐ力の向上が寄与し、657億円(対前年同期111億円増)となりました。
当社は、【ハイジーンリビングケア事業】、【ヘルスビューティケア事業】、【化粧品事業】、【
ビジネスコネクティッド事業
】を総称して、
グローバルコンシューマーケア事業
としています。
【ハイジーンリビングケア事業】
売上高は、前年同期に対し5.0%増の2,707億円(為替1.9%増、実質3.1%増(内訳:数量等0.9%増、価格2.2%増))となりました。
ファブリック&ホームケア製品の売り上げは、前年同期に対して6.1%増の1,890億円(為替1.0%増、実質5.1%増(内訳:数量等1.6%増、価格3.5%増))となりました。
ファブリックケア製品の売り上げは、前年同期を上回りました。
日本では、衣料用洗剤が市場伸長に加え高付加価値化に伴う価格改定の効果もあり、数量の増加とシェア拡大に寄与しました。
ホームケア製品の売り上げは、前年同期を上回りました。日本では、新しい市場を創出する新製品の寄与等により、好調に推移しました。
ファブリック&ホームケア製品の営業利益は、347億円(対前年同期35億円増)となりました。
サニタリー製品の売上高は、前年同期に対して2.6%増の817億円(為替3.9%増、実質1.3%減(内訳:数量等0.6%減、価格0.7%減))となりました。生理用品「ロリエ」の売り上げは、前年同期を上回りました。
グローバル一体運営
やロイヤルティマーケティングが奏功し、中国等で好調に推移しました。ベビー用紙おむつ「メリーズ」では、インドネシアで回復の兆しが見られるものの、日本では競合の攻勢等の影響を受け、売り上げは前年同期を下回りました。
サニタリー製品の営業利益は、44億円(対前年同期1億円増)となりました。
ハイジーンリビングケア事業の営業利益は、392億円(対前年同期36億円増)となりました。
【ヘルスビューティケア事業】
売上高は、前年同期に対して8.1%増の2,286億円(為替4.5%増、実質3.6%増(内訳:数量等3.0%増、価格0.6%増))となりました。
スキンケア製品の売り上げは、前年同期を上回りました。日本及びアジアでは、グローバル展開を目指す「ビオレ」のUVケア製品等が牽引し、前年同期を上回りました。米州の売り上げは、「ビオレ」UVケア製品の伸長に加え、「Bondi Sands」の売り上げの回復も寄与し、前年同期を上回りました。
ヘアケア製品の売り上げは、前年同期を上回りました。
日本では、プレミアム価格帯のヘアケアブランド「THE ANSWER」や、「ケープ」の新製品が増収に貢献しました。欧米のプロフェッショナルヘアケア製品(旧ヘアサロン向け製品)の売り上げは、米州では、「ORIBE」がEコマースでの販売拡大により伸長しましたが、「GOLDWELL」が欧州の景気悪化等の影響を受け、前年同期をわずかに下回りました。
パーソナルヘルス製品の売り上げは、オーラルケア製品「ピュオーラ」等が好調に推移し、前年同期を上回りました。
営業利益は、199億円(対前年同期17億円増)となりました。
【化粧品事業】
売上高は、前年同期に対して10.5%増の1,310億円(為替3.8%増、実質6.7%増(内訳:数量等5.9%増、価格0.8%増))となりました。
日本の売り上げは、注力6ブランドを中心に好調に推移し、前年同期を大幅に上回りました。「Curél」は、新製品及び季節に対応したプロモーションが奏功し、市場伸長を大きく上回る成長を達成しました。「KATE」は、新製品のプロモーションによる認知拡大と、流通との取り組みによる売り場拡張が増収に大きく寄与しました。アジアの売り上げは、収益基盤強化の取り組みが進展した中国、「KATE」及び「KANEBO」の育成に注力するタイが牽引し、前年同期を大幅に上回りました。欧州の売り上げは、「Curél」の展開強化を行っている一方、市場低迷の影響を受け、前年同期を下回りました。
営業利益は、
58億円(対前年同期54億円増)となりました。
【
ビジネスコネクティッド事業
】
売上高は、前年同期に対して6.4%増の192億円(為替0.2%増、実質6.2%増(内訳:数量等4.2%増、価格2.0%増))となりました。
業務用衛生製品の売り上げは、前年同期を上回りました。需要の高まりにより、フードサービス、介護分野における厨房用洗浄剤や清掃用品、宿泊・レジャー分野における客室消耗品が順調に推移しました。
営業利益は、8億円(対前年同期4億円増)となりました。
ケミカル事業
売上高は、前年同期に対して9.4%増の2,472億円(為替7.5%増、実質1.8%増(内訳:数量等1.8%減、価格3.6%増))となりました。
油脂製品は、油脂原料価格の上昇に伴う販売価格改定の貢献がありましたが、海外の顧客の在庫調整が影響し、売り上げは減少しました。
香粧品製品は、油脂原料価格の上昇を受けて実施した販売価格改定の貢献が大きく、売り上げは増加しました。
機能材料製品は、主要用途分野の需要に下支えされ、販売価格改定の効果の寄与もあり、売り上げは増加しました。
情報材料製品は、半導体関連やハードディスク等の対象分野の需要が堅調に推移し、その着実な取り込みを通じて、売り上げは伸長しました。
営業利益は、一部の対象分野での需要減と原料価格上昇の影響を受けましたが、油脂製品を中心とした利幅の改善、電子材料分野の高付加価値製品の拡販等による増益に加え、未実現利益の会計処理の影響もあり181億円(対前年同期37億円増)となりました。
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想数値の修正
2026年12月期第1四半期よりIFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」を早期適用しているため、「(ご参考)前期実績(2025年12月期)」の「営業利益」及び「税引前利益」は、当該会計方針の変更に伴う遡及修正後の数値を記載しております。
当社は、2026年7月1日付で、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に株式分割が行われたと仮定して、「基本的1株当たり当期利益」を算定しております。
売上高
(億円)
営業利益
(億円)
税引前利益
(億円)
親会社の所有者に
帰属する当期利益
(億円)
基本的1株当たり
当期利益
(円)
前回発表予想(A)※
17,500
1,820
1,850
1,300
143.70
今回修正予想(B)
18,000
1,900
1,930
1,350
149.21
増 減 額(B-A)
500
80
80
50
5.51
増 減 率(%)
2.9
4.4
4.3
3.8
3.8
(ご参考)前期実績
(2025年12月期)
16,886
1,635
1,699
1,201
130.15
※2026年5月12日発表の2026年12月期連結業績予想です。
当社グループは、「稼ぐ力の再現性」をさらに強め、成長への転換を加速させています。花王グループ中期経営計画「K27」達成の確度を高め、その先の非連続な成長への基盤作りを推進し、当中間連結会計期間は計画を上回る進捗を示しました。
このような中、中東情勢の緊迫に伴う世界経済の減速、原材料価格や国際的なサプライチェーンコストの上昇等の不透明な事業環境が想定されますが、当社グループのグローバル調達・生産体制、コスト削減や価格転嫁等の対応策で影響を最小化することにより、2026年5月12日に公表した連結業績予想を上記のとおり変更致します。
連結業績予想に用いた主な為替の換算レートは、157円/米ドル、182円/ユーロ、22.8円/中国元です。
2.要約中間連結財務諸表及び主な注記
(1)要約中間連結財政状態計算書
前連結会計年度
(2025年12月31日)
当中間連結会計期間
(2026年6月30日)
増減
百万円
百万円
百万円
資産
流動資産
現金及び現金同等物
323,282
326,659
3,377
営業債権及びその他の債権
245,286
244,259
(1,027)
棚卸資産
292,366
317,472
25,106
その他の金融資産
10,925
10,181
(744)
未収法人所得税
5,469
5,936
467
その他の流動資産
26,906
32,337
5,431
小計
904,234
936,844
32,610
売却目的で保有する非流動資産
1,658
1,781
123
流動資産合計
905,892
938,625
32,733
非流動資産
有形固定資産
443,080
435,603
(7,477)
使用権資産
113,218
106,253
(6,965)
のれん
231,071
235,558
4,487
無形資産
79,471
77,881
(1,590)
持分法で会計処理されている投資
15,616
16,564
948
その他の金融資産
29,639
29,632
(7)
繰延税金資産
43,303
43,988
685
その他の非流動資産
13,764
14,249
485
非流動資産合計
969,162
959,728
(9,434)
資産合計
1,875,054
1,898,353
23,299
前連結会計年度
(2025年12月31日)
当中間連結会計期間
(2026年6月30日)
増減
百万円
百万円
百万円
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務
270,149
272,708
2,559
社債及び借入金
26,059
51,738
25,679
リース負債
20,878
20,396
(482)
その他の金融負債
7,623
386
(7,237)
未払法人所得税等
31,824
29,679
(2,145)
引当金
1,362
752
(610)
契約負債等
43,342
42,833
(509)
その他の流動負債
116,958
101,552
(15,406)
流動負債合計
518,195
520,044
1,849
非流動負債
社債及び借入金
105,599
80,574
(25,025)
リース負債
90,606
84,499
(6,107)
その他の金融負債
6,543
6,736
193
退職給付に係る負債
36,686
34,472
(2,214)
引当金
6,934
6,960
26
繰延税金負債
10,829
10,903
74
その他の非流動負債
4,962
4,625
(337)
非流動負債合計
262,159
228,769
(33,390)
負債合計
780,354
748,813
(31,541)
資本
資本金
85,424
85,424
-
資本剰余金
106,398
106,308
(90)
自己株式
(5,125)
(4,704)
421
その他の資本の構成要素
160,759
184,890
24,131
利益剰余金
716,621
747,531
30,910
親会社の所有者に帰属する持分合計
1,064,077
1,119,449
55,372
非支配持分
30,623
30,091
(532)
資本合計
1,094,700
1,149,540
54,840
負債及び資本合計
1,875,054
1,898,353
23,299
(2)要約中間連結損益計算書
前中間連結会計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年6月30日)
当中間連結会計期間
(自 2026年1月1日
至 2026年6月30日)
増減
注記
百万円
百万円
百万円
売上高
2
809,022
871,934
62,912
売上原価
(497,196)
(524,724)
(27,528)
売上総利益
311,826
347,210
35,384
販売費及び一般管理費
3
(243,292)
(263,972)
(20,680)
その他の営業収益
8,810
21,314
12,504
その他の営業費用
(8,160)
(8,721)
(561)
営業利益
2
69,184
95,831
26,647
持分法による投資利益
1,784
1,634
(150)
その他の投資損益
(1,373)
2,714
4,087
財務及び法人所得税前中間利益
69,595
100,179
30,584
金融収益
3,965
9
(3,956)
金融費用
(1,792)
(2,869)
(1,077)
税引前中間利益
71,768
97,319
25,551
法人所得税
(22,303)
(31,087)
(8,784)
中間利益
49,465
66,232
16,767
中間利益の帰属
親会社の所有者
49,631
65,662
16,031
非支配持分
(166)
570
736
中間利益
49,465
66,232
16,767
1株当たり中間利益
基本的1株当たり中間利益(円)
53.42
72.58
希薄化後1株当たり中間利益(円)
-
-
(3)要約中間連結包括利益計算書
前中間連結会計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年6月30日)
当中間連結会計期間
(自 2026年1月1日
至 2026年6月30日)
増減
百万円
百万円
百万円
中間利益
49,465
66,232
16,767
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で
測定される金融資産の純変動
186
(171)
(357)
確定給付負債(資産)の純額の再測定
(28)
-
28
持分法適用会社におけるその他の
包括利益に対する持分
45
1,747
1,702
純損益に振り替えられることのない項目合計
203
1,576
1,373
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額
(29,889)
22,591
52,480
持分法適用会社におけるその他の
包括利益に対する持分
(463)
207
670
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計
(30,352)
22,798
53,150
税引後その他の包括利益
(30,149)
24,374
54,523
中間包括利益
19,316
90,606
71,290
中間包括利益の帰属
親会社の所有者
21,192
89,891
68,699
非支配持分
(1,876)
715
2,591
中間包括利益
19,316
90,606
71,290
(4)要約中間連結持分変動計算書
前中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
在外営業活動体の換算差額
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の純変動
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
2025年1月1日残高
85,424
106,256
(5,924)
124,321
6
7,912
中間利益
-
-
-
-
-
-
その他の包括利益
-
-
-
(28,646)
3
232
中間包括利益
-
-
-
(28,646)
3
232
自己株式の処分
-
(320)
363
-
-
-
自己株式の取得
-
-
(6)
-
-
-
株式に基づく報酬取引
-
342
-
-
-
-
配当金
-
-
-
-
-
-
子会社に対する所有者持分の変動
-
(122)
-
-
-
-
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
-
-
-
-
-
(116)
所有者との取引等合計
-
(100)
357
-
-
(116)
2025年6月30日残高
85,424
106,156
(5,567)
95,675
9
8,028
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
利益剰余金
合計
確定給付負債(資産)の純額の再測定
合計
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
2025年1月1日残高
-
132,239
748,781
1,066,776
32,059
1,098,835
中間利益
-
-
49,631
49,631
(166)
49,465
その他の包括利益
(28)
(28,439)
-
(28,439)
(1,710)
(30,149)
中間包括利益
(28)
(28,439)
49,631
21,192
(1,876)
19,316
自己株式の処分
-
-
(42)
1
-
1
自己株式の取得
-
-
-
(6)
-
(6)
株式に基づく報酬取引
-
-
-
342
-
342
配当金
-
-
(35,304)
(35,304)
(1,655)
(36,959)
子会社に対する所有者持分の変動
-
-
-
(122)
(971)
(1,093)
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
28
(88)
88
-
-
-
所有者との取引等合計
28
(88)
(35,258)
(35,089)
(2,626)
(37,715)
2025年6月30日残高
-
103,712
763,154
1,052,879
27,557
1,080,436
当中間連結会計期間(自 2026年1月1日 至 2026年6月30日)
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
在外営業活動体の換算差額
キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の変動額の有効部分
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産の純変動
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
2026年1月1日残高
85,424
106,398
(5,125)
150,503
6
10,250
中間利益
-
-
-
-
-
-
その他の包括利益
-
-
-
22,653
-
1,576
中間包括利益
-
-
-
22,653
-
1,576
自己株式の処分
-
(414)
427
-
-
-
自己株式の取得
-
-
(6)
-
-
-
株式に基づく報酬取引
-
324
-
-
-
-
配当金
-
-
-
-
-
-
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
-
-
-
-
-
(98)
所有者との取引等合計
-
(90)
421
-
-
(98)
2026年6月30日残高
85,424
106,308
(4,704)
173,156
6
11,728
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
利益剰余金
合計
確定給付負債(資産)の純額の再測定
合計
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
2026年1月1日残高
-
160,759
716,621
1,064,077
30,623
1,094,700
中間利益
-
-
65,662
65,662
570
66,232
その他の包括利益
-
24,229
-
24,229
145
24,374
中間包括利益
-
24,229
65,662
89,891
715
90,606
自己株式の処分
-
-
(11)
2
-
2
自己株式の取得
-
-
-
(6)
-
(6)
株式に基づく報酬取引
-
-
-
324
-
324
配当金
-
-
(34,839)
(34,839)
(1,247)
(36,086)
その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替
-
(98)
98
-
-
-
所有者との取引等合計
-
(98)
(34,752)
(34,519)
(1,247)
(35,766)
2026年6月30日残高
-
184,890
747,531
1,119,449
30,091
1,149,540
(5)要約中間連結キャッシュ・フロー計算書
前中間連結会計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年6月30日)
当中間連結会計期間
(自 2026年1月1日
至 2026年6月30日)
百万円
百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業利益
69,184
95,831
減価償却費及び償却費
42,724
44,771
有形固定資産及び無形資産除売却損益(益)
1,400
(9,994)
営業債権及びその他の債権の増減額(増加)
8,911
6,319
棚卸資産の増減額(増加)
(19,257)
(20,760)
営業債務及びその他の債務の増減額(減少)
(5,543)
7,829
退職給付に係る負債の増減額(減少)
(1,868)
(2,283)
引当金の増減額(減少)
(1,903)
(651)
その他
(28,555)
(31,520)
営業活動による税引前キャッシュ・フロー
65,093
89,542
法人所得税等の支払額
(22,241)
(34,292)
営業活動によるキャッシュ・フロー
42,852
55,250
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出
(3,665)
(10,932)
定期預金の払戻による収入
9,519
11,566
有形固定資産の取得による支出
(28,763)
(28,648)
有形固定資産の売却による収入
62
14,285
無形資産の取得による支出
(4,730)
(3,453)
利息の受取額
1,795
1,505
配当金の受取額
3,103
3,586
その他
332
61
投資活動によるキャッシュ・フロー
(22,347)
(12,030)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(減少)
40
658
長期借入による収入
10,000
-
長期借入金の返済による支出
(10,011)
(12)
リース負債の返済による支出
(10,973)
(11,683)
利息の支払額
(1,241)
(1,652)
支払配当金
(35,345)
(34,873)
非支配持分への支払配当金
(947)
(1,244)
その他
(953)
166
財務活動によるキャッシュ・フロー
(49,430)
(48,640)
現金及び現金同等物の増減額(減少)
(28,925)
(5,420)
現金及び現金同等物の期首残高
357,713
323,282
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響
(7,208)
8,797
現金及び現金同等物の中間期末残高
321,580
326,659
(注)前中間連結会計期間及び当中間連結会計期間の営業活動によるキャッシュ・フローの「その他」には、情報に重要性がある項目は含まれておりません。
(6)要約中間連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)
(IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」の早期適用)
当社グループは、当中間連結会計期間よりIFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」(2024年4月公表)(以下、「IFRS第18号」)を早期適用しております。また、IFRS第18号の経過措置に従い、当該基準を遡及的に適用し、比較情報についてもIFRS第18号に基づき修正再表示しております。
IFRS第18号の適用初年度においては、直前の比較対象期間の連結損益計算書の各科目について、本基準を適用して表示した修正再表示後の金額と
、
IAS第1号「財務諸表の表示」(以下、「IAS第1号」)を適用して過去に表示した金額との調整表を開示することが求められております。
前中間連結会計期間の要約中間連結損益計算書の各科目に係る調整表は以下のとおりであります。
前中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
IAS第1号
表示組替
IFRS第18号
表示科目
金額
金額
注記
表示科目
百万円
百万円
百万円
売上高
809,022
-
809,022
売上高
売上原価
(497,196)
-
(497,196)
売上原価
売上総利益
311,826
-
311,826
売上総利益
販売費及び一般管理費
(243,292)
-
(243,292)
販売費及び一般管理費
その他の営業収益
8,810
-
8,810
その他の営業収益
その他の営業費用
(7,875)
(285)
(8,160)
(1)
その他の営業費用
営業利益
69,469
(285)
69,184
営業利益
1,784
1,784
(2)
持分法による投資利益
(1,373)
(1,373)
(1)
、
(3)
その他の投資損益
126
69,595
財務及び法人所得税前
中間利益
金融収益
2,305
1,660
3,965
(1)、
(3)
金融収益
金融費用
(1,792)
-
(1,792)
金融費用
持分法による投資利益
1,784
(1,784)
-
(2)
税引前中間利益
71,766
2
71,768
税引前中間利益
法人所得税
(22,301)
(2)
(22,303)
(1)
法人所得税
中間利益
49,465
-
49,465
中間利益
前中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)の損益に対する調整に関する注記
(1) 為替差額に対する表示組替
IAS第1号では為替差額を金融収益に含めて表示しておりましたが、IFRS第18号では営業区分、投資区分、財務区分又は法人所得税区分に分類して表示しております。なお、グループ内の融資から生じる為替差額は、グループ内の融資から生じる収益及び費用が連結上消去される前に分類されていた区分と同一の区分に分類しております。
(2) 持分法による投資利益に対する表示組替
持分法による投資利益は、IFRS第18号では投資区分として表示しております。
(3) その他の投資損益に対する表示組替
IAS第1号では受取利息や受取配当金等を金融収益に含めて表示しておりましたが、IFRS第18号ではその他の投資損益として表示しております。
1.経営者が定義した業績指標
当社グループは、「NOPAT(税引後営業利益)」を経営者が定義した業績指標としております。
当該指標は、企業全体の財務業績の一側面についての経営者の見方を提供するものであり、IFRS会計基準で定められたものではなく、他の企業が提供している類似の指標と比較可能でない可能性があります。
当社グループは、資本コスト及び資本効率を考慮した経営指標であるEVA®(経済的付加価値)及びROIC(投下資本利益率)を主指標とし、その改善を通じて企業価値の向上を図っております。なお、EVAは、スターン・スチュワート社の登録商標であります。
ROICは「NOPAT」を投下資本で除した比率指標であり、「NOPAT」は当期利益に税金考慮後の支払利息を調整して算定しております。
当社グループの経営者は、「NOPAT」がROICの計算過程で使用する業績指標であり、資本コスト及び資本効率の観点から当社グループの業績を理解するうえで、有用な情報を提供するものであると考えております。
IFRS会計基準における「中間利益」と「NOPAT」との調整表は、以下のとおりであります。
前中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
(単位:百万円)
法人所得税
(注2)
非支配持分
に帰属する
中間利益
中間利益
49,465
支払利息(注1)
285
(87)
1
法人所得税(注2)
(87)
-
-
NOPAT
49,663
(注1) 支払利息の調整額は、主に社債及び借入金により生じたものであり、リース負債に係る金利費用を除いております。
支払利息は、要約中間連結損益計算書の「金融費用」に含めております。
(注2) 法人所得税の算定額は、主として当該取引が発生する課税法域において適用される法定税率に基づいて計算しております。
当中間連結会計期間(自 2026年1月1日 至 2026年6月30日)
(単位:百万円)
法人所得税
(注2)
非支配持分
に帰属する
中間利益
中間利益
66,232
支払利息(注1)
567
(174)
7
法人所得税(注2)
(174)
-
-
NOPAT
66,625
(注1) 支払利息の調整額は、主に社債及び借入金により生じたものであり、リース負債に係る金利費用を除いております。
支払利息は、要約中間連結損益計算書の「金融費用」に含めております。
(注2) 法人所得税の算定額は、主として当該取引が発生する課税法域において適用される法定税率に基づいて計算しております。
2.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。なお、取締役会は、売上高及び営業利益を主要な指標として、各セグメントの業績評価を行っております。
当社グループは、グローバルコンシューマーケア事業部門を構成する4つの事業分野(ハイジーンリビングケア事業、ヘルスビューティケア事業、化粧品事業、ビジネスコネクティッド事業)及びケミカル事業部門の5つの事業を基本にして組織が構成されており、各事業単位で、日本及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、「ハイジーンリビングケア事業」、「ヘルスビューティケア事業」、「化粧品事業」、「ビジネスコネクティッド事業」及び「ケミカル事業」の5つを報告セグメントとしております。
当社グループは、当中間連結会計期間よりIFRS第18号を早期適用しております。また、IFRS第18号の経過措置に従い、当該基準を遡及的に適用し、比較情報についてもIFRS第18号に基づき修正再表示しております。
各報告セグメントの主要な製品は、以下のとおりであります。
報 告 セ グ メ ン ト
主 要 製 品
グローバル
コンシューマーケア事業
ハイジーンリビングケア事業
ファブリックケア製品
衣料用洗剤、洗濯仕上げ剤
ホームケア製品
台所用洗剤、住居用洗剤、掃除用紙製品
サニタリー製品
生理用品、紙おむつ
ヘルスビューティケア事業
スキンケア製品
化粧石けん、洗顔料、全身洗浄料、UVケア製品
ヘアケア製品
シャンプー、コンディショナー、ヘアスタイリング剤、
ヘアカラー、メンズプロダクツ
パーソナルヘルス製品
入浴剤、歯みがき、歯ブラシ、温熱用品
化粧品事業
化粧品
カウンセリング化粧品、セルフ化粧品
ビジネスコネクティッド事業
業務用衛生製品、ライフケア製品
業務用衛生製品、ライフケア製品
ケミカル事業
油脂製品
オレオケミカル、油脂誘導体
香粧品製品
界面活性剤・配合製品、香料
機能材料製品
コンクリート用減水剤、鋳物砂用バインダー、
プラスチック用添加剤、各種産業用薬剤
情報材料製品
トナー、トナーバインダー、
インクジェット用色材、インク、
ハードディスク研磨液・洗浄剤、
半導体製造用薬剤・材料
(2) 報告セグメントの売上高及び業績
前中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
報告セグメント
調整額
(注1)
要約中間
連結財務諸表
計上額
グローバルコンシューマーケア事業
ケミカル
事業
合計
ハイジーン
リビングケア事業
ヘルス
ビューティ
ケア事業
化粧品
事業
ビジネスコネクティッド事業
小計
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
売上高
外部売上高
257,809
211,477
118,532
18,002
605,820
203,202
809,022
-
809,022
セグメント間の内部
売上高及び振替高
(注2)
-
-
-
-
-
22,847
22,847
(22,847)
-
売上高合計
257,809
211,477
118,532
18,002
605,820
226,049
831,869
(22,847)
809,022
営業利益
35,565
18,249
338
418
54,570
14,317
68,887
297
69,184
持分法による投資利益
1,784
その他の投資損益
(1,373)
財務及び法人所得税前
中間利益
69,595
金融収益
3,965
金融費用
(1,792)
税引前中間利益
71,768
(注1) 営業利益の調整額297百万円には、セグメント間取引に係る棚卸資産の調整額等の消去のほか、各報告セグメントに配分していない収益及び全社費用が含まれております。
(注2) セグメント間の内部売上高及び振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいて算出しております。
当中間連結会計期間(自 2026年1月1日 至 2026年6月30日)
報告セグメント
調整額
(注1)
要約中間
連結財務諸表
計上額
グローバルコンシューマーケア事業
ケミカル
事業
合計
ハイジーン
リビングケア事業
ヘルス
ビューティ
ケア事業
化粧品
事業
ビジネスコネクティッド事業
小計
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
売上高
外部売上高
270,715
228,642
130,982
19,156
649,495
222,439
871,934
-
871,934
セグメント間の内部
売上高及び振替高
(注2)
-
-
-
-
-
24,809
24,809
(24,809)
-
売上高合計
270,715
228,642
130,982
19,156
649,495
247,248
896,743
(24,809)
871,934
営業利益
39,171
19,938
5,758
841
65,708
18,066
83,774
12,057
95,831
持分法による投資利益
1,634
その他の投資損益
2,714
財務及び法人所得税前
中間利益
100,179
金融収益
9
金融費用
(2,869)
税引前中間利益
97,319
(注1) 営業利益の調整額12,057百万円には、セグメント間取引に係る棚卸資産の調整額等の消去のほか、各報告セグメントに配分していない収益及び全社費用が含まれております。
(注2) セグメント間の内部売上高及び振替高は、主に市場価格や製造原価に基づいて算出しております。
3.販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費の内訳は、以下のとおりであります。
前中間連結会計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年6月30日)
当中間連結会計期間
(自 2026年1月1日
至 2026年6月30日)
百万円
百万円
販売費
広告宣伝費
40,756
46,005
販売促進費
26,183
29,518
従業員給付費用
55,008
58,896
減価償却費
2,976
3,017
償却費
1,508
1,669
その他の販売費
16,864
19,504
販売費 計
143,295
158,609
一般管理費
従業員給付費用(注)
32,950
35,444
減価償却費(注)
4,673
5,133
償却費(注)
4,251
4,684
研究開発費(注)
31,439
31,281
その他の一般管理費
26,684
28,821
一般管理費 計
99,997
105,363
合計
243,292
263,972
(注)研究開発活動に係る従業員給付費用、減価償却費及び償却費は、研究開発費に含めております。
(7)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
財務データ推移
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 16,886億円 | 1,641億円 | 1,201億円 | 18,751億円 | 10,641億円 | 260.3 | 154.0 |
| 2024 | 16,284億円 | 1,466億円 | 1,078億円 | 18,672億円 | 10,668億円 | 231.9 | 152.0 |
| 2023 | 15,326億円 | 600億円 | 439億円 | 17,695億円 | 9,837億円 | 94.4 | 150.0 |
| 2022 | 15,511億円 | 1,101億円 | 860億円 | 17,264億円 | 9,721億円 | 183.3 | 148.0 |
| 2021 | 14,188億円 | 1,435億円 | 1,096億円 | 17,040億円 | 9,651億円 | 230.6 | 144.0 |
| 2020 | 13,820億円 | 1,756億円 | 1,261億円 | 16,656億円 | 9,237億円 | 262.3 | 140.0 |
| 2019 | 15,022億円 | 2,117億円 | 1,482億円 | 16,539億円 | 8,577億円 | 306.7 | 130.0 |
| 2018 | 15,080億円 | 2,077億円 | 1,537億円 | 14,610億円 | 8,224億円 | 314.3 | 120.0 |
| 2017 | 14,894億円 | — | 1,470億円 | 14,274億円 | 8,064億円 | 298.3 | 110.0 |
| 2016 | 14,576億円 | — | 1,266億円 | 13,383億円 | 6,798億円 | 253.4 | 94.0 |
| 2015 | 14,746億円 | 1,644億円 | 1,052億円 | 13,111億円 | 6,810億円 | 209.8 | 80.0 |
| 2014 | 14,017億円 | 1,333億円 | 796億円 | 11,982億円 | 6,724億円 | 156.5 | 70.0 |
| 2013 | 13,152億円 | — | 648億円 | 11,333億円 | 6,426億円 | 126.0 | 64.0 |
| 2012 | 10,126億円 | — | 528億円 | 10,303億円 | 5,961億円 | 101.1 | 62.0 |
| 2011 | 12,161億円 | — | 524億円 | 9,913億円 | 5,497億円 | 100.5 | 60.0 |
事業の状況(有価証券報告書より)
最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。
沿革
配当政策
監査の状況
設備の概要
従業員の状況
研究開発活動
株式の保有状況
関係会社の状況
サステナビリティ
主要な設備の状況
設備の新設、除却等の計画
コーポレート・ガバナンスの概要
人的資本(人材育成・社内環境整備方針)
事業の内容
事業等のリスク
事業方針・経営環境
経営者による分析
役員の状況
沿革
配当政策
監査の状況
設備の概要
従業員の状況
研究開発活動
株式の保有状況
関係会社の状況
サステナビリティ
主要な設備の状況
コーポレート・ガバナンスの概要
人的資本(人材育成・社内環境整備方針)
事業の内容
事業等のリスク
事業方針・経営環境
経営者による分析
役員の状況
※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2026年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。
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