アサヒグループホールディングス株式会社 2502
データ取得日: 2026-05-24 | 過去14年分の財務データを掲載
AI 業績サマリー
2. 直近売上高は2兆9,394億円、純利益は1,921億円と増収増益を達成しており、売上高は前年比+6.2%と微増、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比17.1%増と大きく伸長しています。営業CFも安定してプラスであり、キャッシュ創出力は高いと評価できます。自己資本比率は49.4%と標準的な水準ですが、ROEは7.5%と東証プライム基準の8%に届かず、低下傾向にある点が懸念されます。
3. 酒類、飲料、食品、薬品など多岐にわたる事業をグローバルに展開しており、日本、欧州、オセアニア、東南アジアを重点地域としています。プレミアム戦略の推進やノンアルコール・低アルコール飲料への投資強化を図る一方、リスクマネジメント体制を強化し、事業遂行を阻害するリスクの特定と対応に注力しています。
4. 営業利益率が改善傾向にあることはコスト管理の成果を示す一方で、ROEの低さは経営効率の改善余地を示唆しています。今後は、グローバル5ブランドの強化や新規領域への投資による事業ポートフォリオの最適化が、持続的な成長の鍵となるでしょう。
English version
※ EDINET DB API が生成・提供する AI要約です。投資判断は必ず一次情報(有価証券報告書・決算短信)をご確認ください。
業績推移
業績予想
| 項目 | 予想値 | 直近通期実績(2024年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 29,500億円 | 29,394億円 | +0.4% |
| 営業利益 | 2,550億円 | 2,691億円 | -5.2% |
| 純利益 | 1,675億円 | 1,921億円 | -12.8% |
| EPS | 112.74円 | 126.66円 | -11.0% |
| 1株配当 (DPS) | 52.00円 | 93.00円 | -44.1% |
| 予想PER* | 14.6倍 | 13.1倍 (実績) | — |
| 予想配当利回り* | 3.15% | 5.60% (実績) | — |
※ 業績予想は企業発表値です。四半期決算時点の通期見通しのため、期中で修正される可能性があります。 * 印は当サイトが PBR×BPS から推定した株価をもとに独自計算した参考指標です。
財務指標(2024年度)
主要指標
収益性
成長性
| 前年比 | 3Y CAGR | 5Y CAGR | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | +6.2% | +9.5% | +7.1% |
| 営業利益 | +9.8% | — | — |
| 純利益 | +17.1% | +7.8% | — |
| EPS | +17.3% | +7.8% | — |
安全性
派生指標 参考
* 印は当サイトが EDINET から取得した財務データをもとに独自に計算した参考指標です。 EDINETから直接取得した数値ではないため、実際の市場値や各種データソースの公表値と乖離する場合があります。 投資判断は必ず一次情報をご確認ください。
業種比較 業種: 食料品 日経225内同業 10社
| 指標 | 自社 | 日経225 同業平均 (10社) |
EDINET 全体平均 (125社) |
同業平均との偏差 |
|---|---|---|---|---|
| ROE | 7.5% | 12.7% | 6.9% | -5.20pt |
| PER | 13.1倍 | 21.4倍 | — | -8.25 |
| PBR | 0.93倍 | 1.94倍 | — | -1.01 |
| 配当利回り | 5.60% | 3.68% | — | +1.92pt |
| 配当性向 | 73.4% | 77.5% | — | -4.08pt |
| ROA | 3.6% | 4.6% | — | -1.09pt |
| 売上総利益率 | 37.3% | 34.8% | — | +2.51pt |
| 営業利益率 | 9.2% | 9.6% | 5.5% | -0.48pt |
| 純利益率 | 6.5% | 5.8% | — | +0.69pt |
※「日経225 同業平均」は当サイトで日経225採用銘柄から自前集計した値。 「EDINET 全体平均」は EDINET DB API が返す上場企業全体(中小・赤字含む)の平均で、ROE と営業利益率のみ提供されます。 偏差はパーセンテージポイント(pt)または倍率差。
キャッシュフロー(2024年度)
| 年度 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF | 設備投資 | 現金等残高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 4,037億円 | ▲1,187億円 | ▲2,728億円 | 2,851億円 | 1,617億円 | 840億円 |
| 2023 | 3,475億円 | ▲1,177億円 | ▲2,267億円 | 2,298億円 | 1,405億円 | 599億円 |
| 2022 | 2,660億円 | ▲692億円 | ▲2,196億円 | 1,968億円 | 1,315億円 | 374億円 |
| 2021 | 3,378億円 | ▲143億円 | ▲3,203億円 | 3,235億円 | 1,090億円 | 527億円 |
| 2020 | 2,759億円 | ▲12,434億円 | 9,568億円 | ▲9,675億円 | 1,038億円 | 485億円 |
| 2019 | 2,535億円 | ▲1,037億円 | ▲1,588億円 | 1,498億円 | 1,080億円 | 485億円 |
| 2018 | 2,524億円 | 225億円 | ▲2,706億円 | 2,749億円 | — | 573億円 |
| 2017 | 2,317億円 | ▲8,858億円 | 6,619億円 | ▲6,541億円 | — | 581億円 |
| 2016 | 1,545億円 | ▲2,685億円 | 1,196億円 | ▲1,141億円 | — | 485億円 |
| 2015 | 1,165億円 | ▲771億円 | ▲753億円 | 394億円 | — | 433億円 |
| 2014 | 1,468億円 | ▲922億円 | ▲358億円 | 546億円 | — | 622億円 |
| 2013 | 1,573億円 | ▲657億円 | ▲849億円 | 915億円 | — | 411億円 |
| 2012 | 1,093億円 | ▲1,343億円 | 430億円 | ▲250億円 | — | 343億円 |
| 2011 | 1,085億円 | ▲1,712億円 | 671億円 | ▲627億円 | — | 161億円 |
※ フリーCF = 営業CF + 投資CF(投資CFは通常マイナス)。設備投資額は絶対値で表示。
損益計算書(2024年度)
| 項目 | 金額 | 売上比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 29,394億円 | 100.0% |
| 売上原価 | 18,417億円 | 62.7% |
| 売上総利益 | 10,977億円 | 37.3% |
| 販管費 | 8,126億円 | 27.6% |
| 営業利益 | 2,691億円 | 9.2% |
| 経常利益 | 943億円 | 3.2% |
| 純利益 | 1,921億円 | 6.5% |
※ 会計基準: IFRS / 有報提出日: 2025-03-27 15:30。 売上原価・売上総利益・販管費が「—」の項目は EDINET に該当データが無いことを示します(金融・通信・IFRS企業など)。
貸借対照表(2024年度)
| 項目 | 金額 | 総資産比 |
|---|---|---|
| 資産 | ||
| 総資産 | 54,034億円 | 100.0% |
| 現金等 | 840億円 | 1.6% |
| その他資産 | 53,194億円 | 98.4% |
| 負債・純資産 | ||
| 総負債 | 27,346億円 | 50.6% |
| 有利子負債 | 12,792億円 | 23.7% |
| その他負債 | 14,554億円 | 26.9% |
| 純資産 | 26,688億円 | 49.4% |
| 自己資本 | 26,688億円 | 49.4% |
| うち利益剰余金 | 14,187億円 | 26.3% |
※「その他資産」「その他負債」は EDINET 取得値から計算で算出(その他資産 = 総資産 − 現金等、その他負債 = 総負債 − 有利子負債)。 利益剰余金は自己資本に含まれる内訳項目です。 総資産 = 総負債 + 純資産 が成立しない場合はデータの整合性をご確認ください。
事業規模・コスト構造(2024年度)
※「1人当たり売上」「売上比%」はサイト内で計算した派生指標です。 研究開発費は製造業以外では非開示の場合があります(サービス業・金融業など)。
信用評価履歴 EDINET DB スコア(過去14年分)
※ EDINET DB API が独自の指標と業種ベンチマークから算出するスコア・ランク・コメントです。 S = 90点以上 / A = 75-89点 / B = 60-74点 / C/D = それ未満。
直近の決算短信
| 開示日時 | タイトル | 区分 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 前年比 | 純利益 | 前年比 | EPS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-24 11:30 | 2026年12月期第1四半期決算短信の開示が四半期末後 45 日を超えることに関するお知らせ | — | — | — | — | — | — | — | — | |
| 2026-03-10 11:30 | 2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) | Q3 | 21,548億円 | -0.6% | 1,587億円 | -18.0% | 1,028億円 | -26.2% | 68.4 |
業績概況・今後の見通し(2026-03-10 発表分) 約14,986字
qualitative
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………
2
(1)当四半期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………
2
(2)当四半期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………
4
(3)当四半期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………………………
4
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………
5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………
6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………………
6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………
8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………………………
10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………
12
(5)要約四半期連結財務諸表注記 ……………………………………………………………………………………
14
継続企業の前提に関する注記 ……………………………………………………………………………………
14
適用される財務報告の枠組み ……………………………………………………………………………………
14
セグメント情報 ……………………………………………………………………………………………………
14
1.経営成績等の概況
2025年9月29日に発生したサイバー攻撃に伴う決算発表の延期により、株主の皆さまをはじめ、関係各位の皆さまに多大なるご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
(1)当四半期の経営成績の概況
当第3四半期連結累計期間(2025年1月1日~9月30日)における世界経済は、米国では、個人消費が底堅く推移するとともに、企業の投資活動も堅調に推移しました。欧州においては、景気は減速するものの、製造業が下支えし、底割れは回避されました。日本においては、雇用・所得環境の改善に伴い、個人消費の緩やかな回復が見られるものの、米国の通商政策により、先行き不透明な状況が続きました。
こうした状況のなかアサヒグループは、『中長期経営方針』に基づき、事業ポートフォリオの強靭化やサステナビリティと経営の統合などのコア戦略を推進するとともに、資本効率の向上や資本コストの低減など、持続的な成長と企業価値向上を目指した取り組みを強化しました。また、プレミアム戦略やマルチビバレッジ戦略を推進するとともに、各地域に蓄積されたリソースやベストプラクティス、マネジメントの強みを共有することにより、各事業の総和を超える価値創出に取り組みました。
なお、サイバー攻撃によるシステム障害の当第3四半期連結累計期間に及ぼす影響は売上収益については軽微ですが、事業利益については1%程度の減益要因となりました。
その結果、アサヒグループの売上収益は2兆1,548億2千4百万円(前年同期比0.6%減)となりました。また、利益については、事業利益
※1
は2,024億3千2百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は1,587億1千2百万円(前年同期比18.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,028億1百万円(前年同期比26.2%減)、調整後親会社の所有者に帰属する四半期利益
※2
は1,265億5千6百万円(前年同期比9.9%減)となりました。
為替変動による影響を除くと、売上収益は前年同期比0.6%の増収、事業利益は前年同期比4.6%の減益となりました。
※3
※1 事業利益とは、売上収益から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除した、恒常的な事業の業績を測る当社独自の利益指標です。
※2 調整後親会社の所有者に帰属する四半期利益とは、親会社の所有者に帰属する四半期利益から事業ポートフォリオ再構築及び減損損失など一時的な特殊要因を控除したものです。
※3 当第3四半期連結累計期間の外貨金額を、前年同期の為替レートで円換算して比較しています。
アサヒグループの報告セグメントは、従来「日本」、「欧州」、「オセアニア」、「東南アジア」としていましたが、2025年度の中間連結会計期間より、「日本・東アジア」、「欧州」、「アジアパシフィック」に変更しています。以下の前年同期比較は前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
[日本・東アジア]
日本・東アジアにおいては、各事業の主力ブランドの強化に加え、高付加価値商品の展開を中心とした新たな価値提案により、成長基盤の拡大に取り組みました。また、各事業の枠を超えたシナジー創出による収益性向上に加えて、人的資本の高度化、サステナビリティの取り組み推進などにより、持続的な成長に向けた経営基盤の強化を図りました。
日本の酒類事業では、ビール類において、『アサヒスーパードライ』の“辛口のうまさ”をより一層引き立てる「冷え」に注目した広告・販促活動の強化に取り組むなど、「スーパードライ」ブランドの価値向上を図りました。また、4月の『アサヒ ザ・ビタリスト』の発売に加え、イタリアンプレミアムビール
※1
『ペローニ ナストロアズーロ』の缶商品を展開するなど、ビールカテゴリーの更なる強化を図りました。RTD
※2
においては、『未来のレモンサワー』を全国で数量限定発売するなど、新価値創造を推進しました。アルコールテイスト飲料においては、『アサヒゼロ』のクオリティアップに加え、炭酸水の「ウィルキンソン」ブランドから『ウィルキンソン タンサン タグソバー』を発売するなど、お酒を飲む人も飲まない人も共に楽しめる生活文化の創造を目指し、「スマートドリンキング」の推進に取り組みました。
日本の飲料事業では、「ワンダ」ブランドをフルリニューアルし、ブランドロゴの刷新や“はじまりのコーヒー”を新コンセプトに中味とパッケージを一新するとともに、PETボトルコーヒー『ワンダ クリアブラック』『ワンダ ロイヤルラテ』を発売し、コーヒーカテゴリーの強化を図りました。また、熱中症対策設計商品である『三ツ矢塩サイダー』『カルピスウォーター ひんやりライチ』『しみわたるカルピス りんご&洋梨』を発売するなど、商品ラインアップの拡充を図りました。
日本の食品事業では、「ミンティア」ブランドにおいて、ご当地で果実を食べているような特別感を楽しめる『ミンティア あまおう苺』『ミンティア 瀬戸田レモン』を発売し、商品ラインアップの拡充を図りました。また、和光堂ブランドから、離乳食を卒業した1歳半頃からの子どもに向けた幼児食「ぱくぱくプレキッズ」シリーズを全国発売するなど、市場のさらなる活性化と多様化するニーズへの対応に取り組みました。
東アジアでは、中国を中心に『Asahi Super Dry』などのグローバルブランドの拡販に取り組み、プレゼンスの拡大を図りました。
以上の結果、売上収益は、外食事業からの撤退による減収影響はありましたが、価格改定効果などにより各事業が増収となり、1兆285億2千4百万円(前年同期比1.3%増)となりました。
事業利益は、増収効果に加えて各種コストの効率化などに取り組みましたが、システム障害の影響や原材料関連費用の増加などにより、999億5千9百万円(前年同期比3.1%減)となりました。
※1 イタリアを起源とするプレミアムビールブランドのこと。
※2 RTD:Ready To Drinkの略。購入後、そのまま飲用可能な缶チューハイなどを指します。
[欧州]
欧州においては、主要国におけるプレミアムビールやビールテイスト飲料の強化に加えて、世界的なパートナーシップなどを活用した『Asahi Super Dry』と『Peroni Nastro Azzurro』の拡大展開により、グローバルブランドの認知度向上を図りました。また、サステナビリティの取り組みやDXを推進することにより、成長基盤を更に強化しました。
欧州の主要地域では、チェコの『Pilsner Urquell』や『Radegast』などの主力ブランドにおけるマーケティング活動を積極的に展開したほか、イタリアの『Raffo』では店舗の販売活動を強化しました。また、ポーランドの『Lech』においては新たなフレーバービールを展開し、消費者の多様なニーズに対応する施策を推進したほか、『Zubr』では、絶滅危惧種の動物を支援するキャンペーンを展開するなど、各国におけるブランド価値向上に注力しました。さらに、ビールテイスト飲料において、チェコの『Birell』やルーマニアの『Ursus Cooler』などでフレーバー展開を強化したほか、ポーランドの『Tyskie 0.0%』では、スポーツ選手を活用した広告活動を実施するなど、需要の高まりを背景に新たな飲用機会の創出に取り組みました。
グローバルブランドの拡大展開では、『Asahi Super Dry』において、「City Football Group」と「Rugby World Cup」とのパートナーシップを活かしたマーケティング活動に取り組みました。また、新たに、イングランドプレミアリーグのサッカーチーム「Arsenal」と公式ビールパートナー契約を締結するなど、更なる認知度向上に向けた取り組みを強化しました。『Peroni Nastro Azzurro』においては、F1チーム「Scuderia Ferrari」とのパートナーシップを活用し、ビールテイスト飲料『Peroni Nastro Azzurro 0.0%』で新たな広告活動と消費者参加型のキャンペーンを開始するなど、グローバルでのブランド認知度の向上に努めました。
以上の結果、売上収益は、各国のプレミアムビールやグローバルブランドなどは堅調に推移しましたが、天候不順の影響などにより販売数量が減少したことで、5,825億9千万円(前年同期比2.2%減)となりました。
事業利益は、販売数量の減少や人件費の増加などによる影響を受けましたが、売上単価の向上による効果や各種コストの効率化を推進したことなどにより、918億2千8百万円(前年同期比2.4%増)となりました。
なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は前年同期比3.0%の減収、事業利益は前年同期比1.0%の増益となりました。
[アジアパシフィック]
アジアパシフィックにおいては、ビールの主力ブランドを中心とした商品ポートフォリオの強化に加え、高付加価値なRTDの展開などによるプレミアム化を推進しました。また、飲料事業における成長領域への参入など、酒類と飲料事業の強みを活かしたマルチビバレッジ戦略を推進しました。さらに、DXの加速やサプライチェーンの効率化による収益構造改革や、サステナビリティを重視した新価値提案などにより、事業基盤を一層強化しました。
オセアニアの酒類事業では、消費嗜好の多様化や健康志向の高まりを背景に需要が拡大しているコンテンポラリー・ビール
※
において、アルコール分2.0%『Great Northern Light』を発売したことや、「Australian Football League」のシーズンに合わせて『Carlton Dry 3.5』の販促活動を強化しました。また、『Peroni Nastro Azzurro』やクラフトビール『Balter』による全豪オープンテニストーナメントとのパートナーシップを活用したマーケティングを展開しました。RTDにおいては、『Hard Rated Alcoholic Orange』を発売したことにより、商品ポートフォリオを拡充し、プレミアムスピリッツにおいては、「Never Never」ブランドと飲食店のタイアップを通じて新たな飲用機会の創出を図りました。
オセアニアの飲料事業では、「Schweppes」ブランドにおいて豪州の国立美術館とのパートナーシップを活用したマーケティング活動を強化したほか、主力ブランドより『Gatorade Fast Twitch』や『Solo Energy』などのエナジードリンクを発売するなど、新たな成長機会の創出に取り組みました。
東南アジアでは、マレーシアを中心に「CALPIS」ブランドの新フレーバーを発売したほか、春節と連動した販促活動を展開し、ブランド力の強化を図りました。また、「WONDA」ブランドでは地元の人気キャラクターとコラボレーションした商品を発売し、「Goodday」ブランドでは子どもの挑戦する力を育むキャンペーンを積極的に展開したことで、地域の特性や幅広い年齢層に合わせた価値提案を行いました。
以上の結果、売上収益は、各国の主力ブランドは堅調に推移しましたが、為替変動の影響により、5,312億8千6百万円(前年同期比2.4%減)となりました。
事業利益は、各種コストの効率化を図りましたが、物流費や人件費などの増加に加えて、為替変動の影響により、594億9千5百万円(前年同期比6.2%減)となりました。
なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は前年同期比3.1%の増収、事業利益は前年同期比0.9%の減益となりました。
※ 苦味などを抑えた飲みやすいビールのこと。
[その他]
その他については、売上収益は201億2千8百万円(前年同期比1.2%減)、事業利益は39億2千9百万円(前年同期比2.6%増)となりました。
セグメントの業績は次の通りです。各セグメントの売上収益はセグメント間の内部売上収益を含んでおります。
事業セグメント別の実績
(単位:百万円)
売上収益
前年同期比
事業利益
前年同期比
売上収益
事業利益率
営業利益
前年同期比
為替一定
為替一定
日本・東アジア
1,028,524
1.3%
1.3%
99,959
△3.1%
△3.1%
9.7%
73,463
△20.4%
欧州
582,590
△2.2%
△3.0%
91,828
2.4%
1.0%
15.8%
69,395
6.0%
アジアパシフィック
531,286
△2.4%
3.1%
59,495
△6.2%
△0.9%
11.2%
24,294
△43.7%
その他
20,128
△1.2%
3.3%
3,929
2.6%
7.7%
19.5%
3,893
10.8%
調整額計
△7,705
-
-
△23,285
-
-
-
△12,334
-
無形資産
償却費
-
-
-
△29,494
-
-
-
-
-
合計
2,154,824
△0.6%
0.6%
202,432
△5.5%
△4.6%
9.4%
158,712
△18.0%
※1 為替一定とは、当第3四半期連結累計期間の外貨金額を、前年同期の為替レートで円換算したものです。
※2 営業利益における無形資産償却費は各事業に配賦しています。
※3 事業利益の前年同期比は、2024年第4四半期に実施した一部のグループ運営費(当社及びAsahi Global Procurement Pte. Ltd.において発生するグループ運営費)の計上方法の変更を反映しています。
(2)当四半期の財政状態の概況
当第3四半期連結会計期間の連結総資産は、季節要因等により営業債権が減少したものの、為替相場の変動による外貨建資産の増加等により、総資産は前年度末と比較して1,745億1千7百万円増加し、5兆5,779億2千3百万円となりました。
負債は、季節要因等による営業債務の減少はあったものの社債及び借入金の増加等により、前年度末と比較して327億4千8百万円増加し、2兆7,621億2百万円となりました。
資本は、前年度末に比べ1,417億6千9百万円増加し、2兆8,158億2千万円となりました。これは、配当金支出により利益剰余金が減少したものの、当第3四半期連結累計期間の親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による利益剰余金の増加等によるものです。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は50.4%となりました。
(3)当四半期のキャッシュ・フローの概況
当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益が1,517億7千3百万円となりましたが、その他負債の減少による支出や法人所得税等の支払による減少があった一方で、減価償却費等の非キャッシュ項目による増加があり、1,483億6千3百万円(前年同期比:737億7千4百万円の収入減)の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出や連結の範囲の変更を伴う子会社株式等の取得による支出などにより、1,532億9千7百万円(前年同期比:373億3千6百万円の支出増)の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加による収入などがあった一方で、社債の償還や配当金の支払による支出などがあり、92億3千万円(前年同期比:1,129億7千7百万円の支出減)の支出となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間では、前第3四半期連結累計期間と比較して現金及び現金同等物の残高は387億4千6百万円増加し、849億4千8百万円となりました。
(4)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2025年度の通期の業績につきましては、2025年8月7日に公表しました業績予想から変更ありません。
なお、サイバー攻撃による業績への影響については引き続き精査中です。開示すべき業績への重大な影響が判明した場合、速やかに開示します。
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前年度
(2024年12月31日)
当第3四半期連結会計期間
(2025年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物
83,961
84,948
営業債権及びその他の債権
440,335
420,644
棚卸資産
271,430
305,988
未収法人所得税等
4,844
2,615
その他の金融資産
17,079
10,734
その他の流動資産
40,237
45,323
流動資産合計
857,891
870,254
非流動資産
有形固定資産
935,441
960,929
のれん及び無形資産
3,353,896
3,445,551
持分法で会計処理されている投資
11,369
11,858
その他の金融資産
143,540
176,649
繰延税金資産
41,469
42,034
確定給付資産
44,100
43,472
その他の非流動資産
15,694
27,173
非流動資産合計
4,545,514
4,707,668
資産合計
5,403,405
5,577,923
(単位:百万円)
前年度
(2024年12月31日)
当第3四半期連結会計期間
(2025年9月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務
720,870
664,015
社債及び借入金
451,129
623,447
未払法人所得税等
31,280
34,439
引当金
21,381
23,498
その他の金融負債
135,634
104,654
その他の流動負債
150,012
136,647
流動負債合計
1,510,308
1,586,702
非流動負債
社債及び借入金
828,047
783,741
確定給付負債
14,394
12,802
繰延税金負債
238,593
238,509
その他の金融負債
129,642
132,470
その他の非流動負債
8,367
7,875
非流動負債合計
1,219,044
1,175,399
負債合計
2,729,353
2,762,102
資本
資本金
220,044
220,044
資本剰余金
162,216
162,141
利益剰余金
1,418,660
1,445,154
自己株式
△31,214
△30,943
その他の資本の構成要素
899,094
1,014,787
親会社の所有者に帰属する持分合計
2,668,801
2,811,184
非支配持分
5,250
4,636
資本合計
2,674,051
2,815,820
負債及び資本合計
5,403,405
5,577,923
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年9月30日)
売上収益
2,167,952
2,154,824
売上原価
△1,352,608
△1,341,764
売上総利益
815,343
813,060
販売費及び一般管理費
△601,110
△610,627
その他の営業収益
3,661
4,105
その他の営業費用
△24,414
△47,825
営業利益
193,480
158,712
金融収益
12,322
15,940
金融費用
△15,352
△22,675
持分法による投資損益
399
△204
税引前四半期利益
190,850
151,773
法人所得税費用
△50,427
△47,816
四半期利益
140,423
103,956
四半期利益の帰属:
親会社の所有者
139,318
102,801
非支配持分
1,104
1,155
合計
140,423
103,956
基本的1株当たり四半期利益(円)
91.66
68.40
希薄化後1株当たり四半期利益(円)
91.64
68.38
要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年9月30日)
四半期利益
140,423
103,956
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
される金融商品への投資の公正価値の変動
3,406
11,602
純損益に振り替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジ
3,965
1,117
ヘッジコスト
79
866
在外営業活動体の換算差額
38,664
108,903
持分法適用会社に対する持分相当額
67
△131
その他の包括利益合計
46,183
122,357
四半期包括利益合計
186,606
226,314
四半期包括利益合計の帰属:
親会社の所有者
185,505
225,649
非支配持分
1,101
665
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年9月30日)
(単位:百万円)
区分
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融商品への投資の公正価値の変動
キャッシュ・
フロー・
ヘッジ
2024年1月1日現在の残高
220,044
161,867
1,282,432
△
1,190
49,086
224
四半期包括利益
四半期利益
139,318
その他の包括利益
3,406
3,970
四半期包括利益合計
-
-
139,318
-
3,406
3,970
非金融資産等への振替
△
1,648
所有者との取引
剰余金の配当
△
66,374
自己株式の取得
△
19
自己株式の処分
0
0
連結子会社の売却による変動
289
株式報酬取引
105
その他の資本の構成要素から
利益剰余金への振替
1,176
△
1,176
所有者からの拠出及び所有者への
分配合計
-
394
△
65,198
△
19
△
1,176
-
所有者との取引合計
-
394
△
65,198
△
19
△
1,176
-
2024年9月30日現在の残高
220,044
162,262
1,356,553
△
1,210
51,316
2,546
区分
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
親会社の
所有者に
帰属する
持分合計
ヘッジコスト
在外営業
活動体の
換算差額
その他の
資本の構成
要素合計
2024年1月1日現在の残高
△
425
748,508
797,393
2,460,548
5,233
2,465,781
四半期包括利益
四半期利益
-
139,318
1,104
140,423
その他の包括利益
79
38,730
46,186
46,186
△
3
46,183
四半期包括利益合計
79
38,730
46,186
185,505
1,101
186,606
非金融資産等への振替
△
1,648
△
1,648
△
1,648
所有者との取引
剰余金の配当
△
66,374
△
1,112
△
67,487
自己株式の取得
△
19
△
19
自己株式の処分
0
0
連結子会社の売却による変動
289
289
株式報酬取引
105
105
その他の資本の構成要素から
利益剰余金への振替
△
1,176
-
-
所有者からの拠出及び所有者への
分配合計
-
-
△
1,176
△
65,999
△
1,112
△
67,111
所有者との取引合計
-
-
△
1,176
△
65,999
△
1,112
△
67,111
2024年9月30日現在の残高
△
345
787,238
840,755
2,578,405
5,222
2,583,628
当第3四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年9月30日)
(単位:百万円)
区分
親会社の所有者に帰属する持分
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
その他の資本の構成要素
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融商品への投資の公正価値の変動
キャッシュ・
フロー・
ヘッジ
2025年1月1日現在の残高
220,044
162,216
1,418,660
△
31,214
50,929
10,738
四半期包括利益
四半期利益
102,801
その他の包括利益
11,602
1,111
四半期包括利益合計
-
-
102,801
-
11,602
1,111
非金融資産等への振替
△
3,807
所有者との取引
剰余金の配当
△
79,655
自己株式の取得
△
4
自己株式の処分
△
0
276
連結子会社の売却による変動
株式報酬取引
△
75
その他の資本の構成要素から
利益剰余金への振替
3,348
△
3,348
所有者からの拠出及び所有者への
分配合計
-
△
75
△
76,307
271
△
3,348
-
所有者との取引合計
-
△
75
△
76,307
271
△
3,348
-
2025年9月30日現在の残高
220,044
162,141
1,445,154
△
30,943
59,183
8,043
区分
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分
資本合計
その他の資本の構成要素
親会社の
所有者に
帰属する
持分合計
ヘッジコスト
在外営業
活動体の
換算差額
その他の
資本の構成
要素合計
2025年1月1日現在の残高
△
492
837,917
899,094
2,668,801
5,250
2,674,051
四半期包括利益
四半期利益
102,801
1,155
103,956
その他の包括利益
866
109,268
122,848
122,848
△
490
122,357
四半期包括利益合計
866
109,268
122,848
225,649
665
226,314
非金融資産等への振替
△
3,807
△
3,807
△
3,807
所有者との取引
剰余金の配当
△
79,655
△
1,278
△
80,934
自己株式の取得
△
4
△
4
自己株式の処分
276
276
連結子会社の売却による変動
-
-
株式報酬取引
△
75
△
75
その他の資本の構成要素から
利益剰余金への振替
△
3,348
-
-
所有者からの拠出及び所有者への
分配合計
-
-
△
3,348
△
79,460
△
1,278
△
80,738
所有者との取引合計
-
-
△
3,348
△
79,460
△
1,278
△
80,738
2025年9月30日現在の残高
374
947,185
1,014,787
2,811,184
4,636
2,815,820
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益
190,850
151,773
減価償却費及び償却費
119,750
119,006
減損損失
1,612
25,282
受取利息及び受取配当金
△5,713
△6,138
支払利息
13,205
17,537
持分法による投資損益(△は益)
△399
204
関係会社株式売却損益(△は益)
△1,604
-
固定資産除売却損益(△は益)
1,753
924
営業債権の増減額(△は増加)
47,899
24,289
棚卸資産の増減額(△は増加)
△10,690
△27,584
営業債務の増減額(△は減少)
△34,477
△24,746
未払酒税の増減額(△は減少)
△6,594
△14,104
確定給付資産負債の増減額(△は減少)
277
△2,211
その他負債の増減額(△は減少)
△45,140
△35,256
その他
16,515
7,493
小計
287,242
236,471
利息及び配当金の受取額
9,600
6,772
利息の支払額
△12,180
△14,960
法人所得税の支払額
△62,523
△79,920
営業活動によるキャッシュ・フロー
222,138
148,363
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出
△83,500
△91,971
有形固定資産の売却による収入
4,219
4,234
無形資産の取得による支出
△16,526
△19,590
投資有価証券の取得による支出
△2,062
△744
投資有価証券の売却による収入
2,848
7,651
連結の範囲の変更を伴う子会社株式等の取得による支出
△21,397
△45,520
連結の範囲の変更を伴う子会社株式等の売却による収入
485
-
条件付対価の決済による支出
-
△5,849
その他
△26
△1,507
投資活動によるキャッシュ・フロー
△115,960
△153,297
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2025年1月1日
至 2025年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少)
48,169
135,360
リース負債の返済による支出
△21,806
△20,494
長期借入による収入
-
50,000
長期借入の返済による支出
△43,016
△38,962
社債の発行による収入
165,002
50,000
社債の償還による支出
△201,760
△104,700
自己株式の取得による支出
△19
△4
配当金の支払
△66,374
△79,655
その他
△2,402
△773
財務活動によるキャッシュ・フロー
△122,207
△9,230
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響
2,285
15,150
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△13,744
986
現金及び現金同等物の期首残高
59,945
83,961
現金及び現金同等物の四半期末残高
46,201
84,948
(5)要約四半期連結財務諸表注記
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(適用される財務報告の枠組み)
当社の要約四半期連結財務諸表(要約四半期連結財政状態計算書、要約四半期連結損益計算書、要約四半期連結包括利益計算書、要約四半期連結持分変動計算書、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書及び要約四半期連結財務諸表注記)は、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第5条第2項(ただし、同基準第5条第5項に定める記載の省略を適用)に準拠して作成しており、国際会計基準第34号「期中財務報告」で求められる開示項目及び注記の一部を省略しております。
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループは、経営陣のレビューを受け戦略的意思決定において活用されている報告書に基づき事業セグメントを決定しております。
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営陣が経営資源の配分の決定等のために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、グループ全体の戦略策定及び経営管理に特化するGlobal Headquartersと、各地域の特性に合わせた酒類、飲料製品等の製造・販売の戦略を策定・実行する地域統括会社であるRegional Headquarters(RHQ)から構成される経営体制を構築しています。当社は、各RHQを管掌する責任者を配置し、グローバル戦略を踏まえた各地域における事業戦略の策定等を統括しています。
したがって、当社グループは、酒類、飲料製品等の製造・販売を基礎としたRHQの所在地域別のセグメントから構成されており、「日本・東アジア」、「欧州」、「アジアパシフィック」の3つの事業を報告セグメントにしております。
報告セグメント
主な製品及びサービス
日本・東アジア
酒類、飲料、食品、薬品の製造・販売
欧州
酒類の製造・販売
アジアパシフィック
酒類・飲料の製造・販売
経営陣は、セグメント利益又は損失の測定結果に基づいて、事業セグメントの実績を評価しております。
(報告セグメントの変更に関する事項)
当社はこれまでに、日本・欧州・オセアニア・東南アジアでの4RHQを基盤としてきましたが、『中長期経営方針』に基づくグループガバナンス強化と企業価値の最大化を図るため、2025年4月1日付でオセアニアと東南アジアのRHQを統合し、4RHQ体制から3RHQ体制へ変更いたしました。
これにより、当社グループの報告セグメントは、従来「日本」、「欧州」、「オセアニア」、「東南アジア」としておりましたが、中間連結会計期間より「日本・東アジア」、「欧州」、「アジアパシフィック」に変更することといたしました。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
(2)セグメント業績等
前第3四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年9月30日)
(単位:百万円)
日本・
東アジア
欧州
アジアパシ
フィック
その他
(注)
計
調整額
連結
売上収益
対外部売上収益
1,011,113
593,287
543,172
20,378
2,167,952
-
2,167,952
セグメント間売上収益
3,804
2,111
1,371
0
7,287
△7,287
-
売上収益合計
1,014,917
595,399
544,543
20,379
2,175,240
△7,287
2,167,952
セグメント利益又は損失(△)
92,272
65,471
43,115
3,513
204,372
△10,891
193,480
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、韓国酒類事業、飼料事業他を含んでおります。
セグメント利益又は損失(△)の調整額△10,891百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△17,861百万円、セグメント間取引消去等6,970百万円が含まれております。全社費用は、主として純粋持株会社である当社及びAsahi Global Procurement Pte. Ltd.において発生するグループ戦略・管理費用であります。セグメント間取引消去等は、各事業セグメントに属さない子会社と各事業セグメントとの間の取引にかかる連結消去金額を含み、セグメント間の内部取引における価額は、外部顧客との取引価額に準じております。
当第3四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年9月30日)
(単位:百万円)
日本・
東アジア
欧州
アジアパシ
フィック
その他
(注)
計
調整額
連結
売上収益
対外部売上収益
1,024,140
580,711
529,843
20,128
2,154,824
-
2,154,824
セグメント間売上収益
4,384
1,878
1,442
0
7,705
△7,705
-
売上収益合計
1,028,524
582,590
531,286
20,128
2,162,530
△7,705
2,154,824
セグメント利益又は損失(△)
73,463
69,395
24,294
3,893
171,046
△12,334
158,712
(注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、韓国酒類事業、飼料事業他を含んでおります。
セグメント利益又は損失(△)の調整額△12,334百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△22,205百万円、セグメント間取引消去等9,871百万円が含まれております。全社費用は、主として純粋持株会社である当社及びAsahi Global Procurement Pte. Ltd.において発生するグループ戦略・管理費用であります。セグメント間取引消去等は、各事業セグメントに属さない子会社と各事業セグメントとの間の取引にかかる連結消去金額を含み、セグメント間の内部取引における価額は、外部顧客との取引価額に準じております。
出典: 決算短信PDF(外部リンク)
財務データ推移
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 29,394億円 | 2,691億円 | 1,921億円 | 54,034億円 | 26,688億円 | 126.7 | 93.0 |
| 2023 | 27,691億円 | 2,450億円 | 1,641億円 | 52,859億円 | 24,605億円 | 323.8 | 121.0 |
| 2022 | 25,111億円 | 2,170億円 | 1,516億円 | 48,303億円 | 20,607億円 | 299.1 | 113.0 |
| 2021 | 22,361億円 | 2,119億円 | 1,535億円 | 45,477億円 | 17,571億円 | 302.9 | 109.0 |
| 2020 | 20,278億円 | 1,352億円 | 928億円 | 44,394億円 | 15,161億円 | 196.5 | 106.0 |
| 2019 | 20,890億円 | 2,014億円 | 1,422億円 | 31,408億円 | 12,463億円 | 310.4 | 100.0 |
| 2018 | 21,203億円 | 2,118億円 | 1,511億円 | 30,793億円 | 11,464億円 | 329.8 | 99.0 |
| 2017 | 20,849億円 | — | 1,410億円 | 33,468億円 | 11,451億円 | 307.8 | 75.0 |
| 2016 | 17,069億円 | — | 892億円 | 20,943億円 | 8,364億円 | 194.8 | 54.0 |
| 2015 | 16,895億円 | 1,351億円 | 758億円 | 18,047億円 | 7,894億円 | 164.8 | 50.0 |
| 2014 | 17,855億円 | 1,283億円 | 691億円 | 18,261億円 | 7,745億円 | 148.9 | 45.0 |
| 2013 | 17,142億円 | — | 617億円 | 17,916億円 | 8,275億円 | 135.7 | 43.0 |
| 2012 | 15,791億円 | — | 572億円 | 17,322億円 | 7,269億円 | 122.8 | 28.0 |
| 2011 | 14,627億円 | — | 551億円 | 15,299億円 | 6,438億円 | 118.4 | 25.0 |
事業の状況(有価証券報告書より)
最新の有価証券報告書から、事業内容・リスク・経営方針・経営成績の概況を掲載します。各セクションをクリックして展開してください。
事業の内容
事業等のリスク
事業方針・経営環境
経営者による分析
役員の状況
※ 出典: EDINET DB API より取得した有価証券報告書(2025年度)。 全文は 金融庁 EDINET でご確認ください。
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